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最近、歯科でクローズアップされているのが「歯周病」です

2018-12-27 10:20:42 | 日記
歯周病とは、歯と歯肉の間にプラーク(歯垢)が溜まり、そのプラーク(歯垢)に含まれる歯周病菌が原因で歯肉に炎症を起こす病気です。さらに進行すると骨にまで到達してしまい、歯を支えている骨を溶かし、そして支えている骨が無くなるので歯が抜け落ちてしまう病気です。歯周病は無自覚で少しずつ進行していき、気付いたときには大変なことになっているケースをよく見かけます。

最近では、歯を失う原因のナンバーワンが歯周病だと言われています。平成17年の厚生労働省「歯科疾患実態調査」では、15~24歳が36.5%、 35~44歳が84.27%、55~64歳が85.79%の人たちが歯周病を患っていると言われています。特に40~50歳代では歯周病による歯の喪失が多く60歳代では平均10本の歯を喪失しています。歯周病は「気づいたときにはもう手遅れ」といったケースをよく見かけます。むし歯と同様にやはり早期発見・早期治療がカギとなります。
歯科器具
歯周病とは歯と歯茎の境目に付いたプラーク(歯垢)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。
歯を支えている周囲の組織(歯周組織)に炎症が起きる「歯肉炎」、歯肉炎が進行して歯槽骨などを支えている組織全体が崩れてしまう「歯周炎」を総称して「歯周病」といいます。
日本人の30歳以上の80%がかかっていると言われている身近な病気で、放置しておくと、歯を支える顎の骨が溶けはじめ、最終的には支えることができずに歯が抜けてしまいます。
また歯周病は、肺炎・心臓病・脳血管障害・糖尿病など全身疾患の発症を促したり、既往症を進行させてしまったりする可能性があります。
妊娠中の母子への悪影響も考えられます。
歯茎から出血する
歯茎がぐらぐらする
歯茎が赤い
口臭が強くなった
歯が長くなったような気がする
食べ物が歯の間に挟まる
ハンドピース
歯周病の予防
「日本国民の約80%が歯周病にかっている」という言葉を聞きますが、実際に歯周病にかかっている割合は50%ぐらいです。ではなぜ8割という数字がでてくるのでしょうか?これは、ほっておくと歯周病にかかってしまう歯周病予備軍を含めた数字になります。この数字を逆手に取り、歯周病予備軍の方たちをしっかり予防することができれば、歯周病羅患率をグッと下げることができるのではないでしょうか。

歯周病は進行もゆっくりですが、治癒するのも同じぐらいゆっくりです。ですから虫歯の治療のように「削って、詰めて、おしまい」というわけにはいきません。歯周病は、一連の治療が終わったあとも、メインテナンスを続けていく必要があります。そして、継続的にメインテナンスをすることで歯周病の進行を止め、かつ予防することもできます。

歯周病は虫歯と異なり、歯と歯肉の間で病原菌が繁殖

2018-12-25 11:18:04 | 日記
予防歯科とは、虫歯や歯周病になってから治療を行なうものではなく、そうなる前の予防を大切にする治療のことです。
定期的なメンテナンスにお越しいただくことで、お口の状態が悪化したときだけ受診する場合より、通院回数や医療費を抑えることができます。また、治療後の歯をよい状態で保ち再発を防ぐためにも、予防歯科は不可欠な治療となります。食生活をトラブルなく楽しむためにも、予防歯科で歯や歯肉の健康を維持しましょう。

虫歯について
プラークが、長く歯に付着しているほど虫歯になりやすくなります。プラークは食べカスとは異なり、無数の細菌の集合体です。その中のミュータンス菌が口の中に入った砂糖などを養分にして歯を溶かす酸を産出するため、虫歯の原因になるといわれています。ブラッシングが上手な方でも虫歯になりやすくなることがあるので、定期的に歯科医師によるクリーニングを受け、プラークを除去しましょう。虫歯ができる条件は、生活習慣・食生活・年齢・歯質など個人によって違いがありますので、リスクに合わせた予防プログラムを行ないます。
歯科器具
歯周病について
歯周病は虫歯と異なり、歯と歯肉の間で病原菌が繁殖。歯と歯肉の間(歯周ポケット)を広げて歯を不安定にし、進行した場合は抜歯せざるをえなくなります。
歯周病は再発の多い病気といわれています。ブラッシングが不十分であったりメンテナンスを怠ったりすると、細菌が活動しはじめて歯周ポケットが深くなり、容易に再発を起こします。
また、残念ながら治療の限界のため、部分的に治りきらないところが残ってしまうこともあるでしょう。そのような部位でも、メンテナンスを継続することで歯周ポケットがさらに深くならないよう、進行を最小限にコントロールできるのです。
ハンドピース
メンテナンスの内容
ブラッシングの再確認
虫歯の検査(必要であればレントゲン)
歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)の深さ、歯肉の腫れ・出血検査
詰めものが破損していないかなど、異常のチェック
かみ合わせのチェック
生活習慣指導
など。
メンテナンスの間隔は、患者さまの現在の歯周病のタイプや、進行の程度、口腔衛生管理(ブラッシングなど)のレベル、食生活、ストレス、喫煙習慣などによって違います。とくになんらかの問題が大きいと考えられる患者さまは、メンテナンスの間隔を短くした方が再発のリスクは少ないと考えられます。
定期的なメンテナンスを続けることで口腔の状態が安定し、メンテナンスを受けなかった場合に比べて歯科医院へ通う回数、費用が少なく済むようになります。
メンテナンスにお越しいただけますことを、スタッフ一同お待ちしております。

歯を失う原因は主に「虫歯」「歯周病」「噛み合わせによる歯の破折」の3つが挙げられます

2018-12-25 10:34:45 | 日記
予防歯科はこれらのリスクを知って頂き、健康な歯と歯並びを守っていくことです。
1.虫歯
「歯医者といえば虫歯」虫歯はやはり歯を失う原因としても多く、全体の3分の1を占めています。
歯磨きの不足や甘い物の摂取、だらだら食べが虫歯のリスクにつながります。虫歯の予防にはキシリトールガムやフッ素、シーラント(※1)などがあります。
また、歯の状態によって予防方法も異なります。
歯科器具
2.歯周病
歯を失う原因として最も多いのは歯周病です。歯周病とは歯の周り、つまりは歯を支えている骨と歯茎が痩せていく病気です。
歯磨きの不足や喫煙、糖尿病は歯周病のリスクにつながります。
歯周病の予防には歯磨き、定期検診が非常に重要です。
歯間ブラシや糸ようじの使用も効果的ですのでぜひ歯科医院へ相談して下さい。
3.破折
歯を失う原因、第3位は「破折」です。
「破折」とは、噛み合わせの力で歯が割れることです。
ただ、健康な歯は簡単に「破折」することはありません。多くが虫歯が原因で神経を取り、被せをしている歯です。
破折の予防には虫歯を作らず、神経を残すこと。
また、すでに神経を抜いている歯についてはなるべく歯を割れ難くする「ファイバーポスト」(※2)という方法があります。
予防歯科では「虫歯にならないこと」「歯周病にならないこと」「歯並びを良くして歯磨きを良くすること」が重要です。
家でできる予防、歯科医院で行う予防それぞれありますのでぜひご相談ください。
(※1)シーラントとは奥歯や前歯の溝をプラスチック樹脂の一種で一層埋めることによって、虫歯を予防する方法。
(※2)ファイバーコア(FiberCore、ファイバーポスト)は、支台築造(神経を取った歯にかぶせ物をする際に歯を補強する方法)で用いる材料の一つ。
太さ約10μmのガラス繊維を束ねその間にレジンを含浸・重合させたもの。
タービン 歯科
予防歯科治療の内容を具体的にご説明すると、
国民に定期的に歯科医院を受診させて、
歯のプロである歯科衛生士が専門の機械を使って
高度なスキルで「磨き残した汚れ」を徹底的に落とした
のです。
この予防歯科治療を数か月に1度の割合で行ったところ、虫歯や歯周病はみるみる減少。
今では虫歯は日本の半分以下、歯周病は日本の1/4以下まで激減しました。(右上のグラフ) 
このように、数か月に1度の割合で予防歯科治療を受けると、虫歯や歯周病を予防できるということが、スウェーデンの事例から証明されました。
日本でも同じように、予防歯科の治療を受けていただければ、虫歯や歯周病を防げる可能性はグッと高まるのです。

定期健診では、歯の汚れや歯石がたまっていないかをチェックします。

2018-12-24 11:28:40 | 日記
予防歯科は虫歯や歯周病など、歯のトラブルが起きるのを未然に防ぎ歯の健康を保つためのものです。
歯が健康な時からお口の中をチェックし、虫歯・歯周病の検査、定期清掃、歯磨きや食生活の指導、唾液やかみ合わせの検査を行います。以前は、虫歯や歯周病が悪化してから歯科医院に行くという人が多く、歯科的治療のみを目的とし歯を削ったり、修復で健康を取り戻そうとする傾向が強かったようですが、現在では、定期的なメンテナンスなどにより修復した部位の疾患の再発や、その他、お口の中の諸問題をしていくことが大切だという認識が広がりつつあります。また、近年口腔内が清潔でむし歯や歯周病を患っていない方は大きな病気にかかりにくいというデータもあり、全身的な健康維持のためにも口腔内のケアが大切だという認識が広がりつつあります。
ハンドピース
歯科衛生士からのメッセージ
定期健診は、4ヶ月から半年に一度の通院をお勧めします。美容院には、定期的に通うけど、歯医者には、歯が痛くなってからしか通わない・・・こんな方が多いのではないでしょうか。髪型のスタイルや色を気にするように、お口の中のメンテナンスも定期的にしてあげましょう。鏡を見るときに気になるのは髪型だったり、お肌だったりしますね。その時にお口の様子も気にしてみると、歯並びが悪かったり、歯の色が気が付かない間に茶色く着色してきていたり、よくよく眺めてみると歯石がたまっていたり・・・と変化しています。
髪が伸びてくると痛んできたりするように、毎日使う歯もやっぱり汚れてきますよね。
口臭などは、相手に不快感を与える上に、中々注意しにくいもの。自分で気をつけないとと思うんだけど、自分では気付きにくかったりします。定期健診では、こんな様々な悩みを定期的にチェックしメンテナンスしていくものです
口腔内カメラ
定期健診ではどんな事をしますか?
定期健診では、歯の汚れや歯石がたまっていないかをチェックします。
「どんな風に気を使って磨けば磨き残しがなくなるか」
歯科衛生士が丁寧に指導いたします。
次に、歯茎のチェックもしていきます。
歯茎のトラブルは20歳を過ぎた頃から多くなっていきます。
トラブルをそのまま見過ごしほっていくと、
歯肉炎や歯周炎になっていってしまいます。
早めにトラブルを発見し治していきましょう。
定期健診を受ける事で、間違った歯磨き方法を正し、
健康的で美しい歯を目指しましょう。
又、歯石除去・PMTC・フッ素塗布を継続して行い、口腔内を健康な状態で維持してゆきます。

歯を失う原因は主に「虫歯」「歯周病」「噛み合わせによる歯の破折」の3つが挙げられます

2018-12-24 10:40:09 | 日記
予防歯科とは、むし歯や歯周病になることを予防する歯科のことです。
しかし、単にむし歯や歯周病を防ぐという意味だけではありません。歯や口の機能が悪くならないようにすることは、食べたいものを不自由なく食べられるなど、幸せな人生を送るためにも大切なことです。予防歯科は、そういった幸せをサポートする歯科とも言えるのではないでしょうか?
歯科レントゲン
歯や歯ぐきが痛くなってから歯医者に行くと、歯や口の健康はご自身が思っていた以上に悪化していて、健康を取り戻す(治ること)がなかなか難しい場合があります。
そうならないためには、ご自身のセルフケアと歯科医院での定期的な検診や口腔清掃(プロフェッショナルケア)の両輪を動かし続けることが大切です。

歯を失う原因は主に「虫歯」「歯周病」「噛み合わせによる歯の破折」の3つが挙げられます。
予防歯科はこれらのリスクを知って頂き、健康な歯と歯並びを守っていくことです。
1.虫歯
「歯医者といえば虫歯」虫歯はやはり歯を失う原因としても多く、全体の3分の1を占めています。
歯磨きの不足や甘い物の摂取、だらだら食べが虫歯のリスクにつながります。虫歯の予防にはキシリトールガムやフッ素、シーラント(※1)などがあります。
また、歯の状態によって予防方法も異なります。

2.歯周病
歯を失う原因として最も多いのは歯周病です。歯周病とは歯の周り、つまりは歯を支えている骨と歯茎が痩せていく病気です。
歯磨きの不足や喫煙、糖尿病は歯周病のリスクにつながります。
歯周病の予防には歯磨き、定期検診が非常に重要です。
歯間ブラシや糸ようじの使用も効果的ですのでぜひ歯科医院へ相談して下さい。
エアーモーター
3.破折
歯を失う原因、第3位は「破折」です。
「破折」とは、噛み合わせの力で歯が割れることです。
ただ、健康な歯は簡単に「破折」することはありません。多くが虫歯が原因で神経を取り、被せをしている歯です。
破折の予防には虫歯を作らず、神経を残すこと。
また、すでに神経を抜いている歯についてはなるべく歯を割れ難くする「ファイバーポスト」(※2)という方法があります。
予防歯科では「虫歯にならないこと」「歯周病にならないこと」「歯並びを良くして歯磨きを良くすること」が重要です。
家でできる予防、歯科医院で行う予防それぞれありますのでぜひご相談ください。
(※1)シーラントとは奥歯や前歯の溝をプラスチック樹脂の一種で一層埋めることによって、虫歯を予防する方法。
(※2)ファイバーコア(FiberCore、ファイバーポスト)は、支台築造(神経を取った歯にかぶせ物をする際に歯を補強する方法)で用いる材料の一つ。
太さ約10μmのガラス繊維を束ねその間にレジンを含浸・重合させたもの。