ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

「北本自然観察公園」の蝶(2006-1)

2006年03月25日 | 蝶を撮る
春の暖かい日差しに誘われて、今年初めて屋外での蝶の撮影に出かけることにした。
まず、第2産業道路を北上し、北本市域へと至って、「北本自然観察公園」へと向かった。ここは、元は農林省農事試験場のあったところで、1983年(昭和58)につくば市へ移転後、県立「北本自然観察公園」として整備され、1992年(平成4)にオープンしたとのこと。
 大宮台地に荒川の開折谷が入り込んだ谷地形を有する地域で、雑木林や湿地など多様な自然環境が良好な状態で残され、21.7haの広大な面積があるそうで、以前から行ってみたかった所なのだ。
 車を駐車場に入れ、カメラを携えて、門を通って、まず「自然学習センター」へ入ってみた。いろいろな自然環境の展示がしてあると共に、自然観察のための資料が用意され、指導員がいろいろと案内もしてくれる。
 今飛んでいる蝶について訪ねたら、モンシロチョウ、モンキチョウ、スジグロシロチョウ等とのことで、具体的な場所も教えてくれた。
 また、昨年の調査による昆虫の観察リストあるというので、見せてもらったが、43種類の蝶が掲載されていた。これ以外にミドリシジミも観察されたとのことだった。それを移してから、公園内を回ってみることにした。
 高尾の池の方から時計回りに巡りだしたが、野鳥のさえずりが聞こえ、あちこちで飛翔している姿が見える。バードウォッチングの人もずいぶん来ているようだ。しかし、春まだ早いので、蝶の姿を見ることなく、一夜堤の方へと入ってきた。
 石戸蒲桜の方へと歩いていき、途中から引き返してくると、オオイヌノフグリがたくさん咲いているところがあり、そこにモンシロチョウが飛んできた。しかし、撮影しようとしたら、空高く舞い上がっていってしまった。
 でも、ここには蝶がいそうな気がしてよく見ると小さな空色のシジミチョウが飛んでいるではないか!花にとまったところで、接写してみるとどうやらルリシジミのようだった。
 次に、キタテハも飛んできて吸蜜を始めたので、何枚も写真を撮らせてもらった。この蝶は、成虫のままで越冬するので、春のうららかな陽気に誘われて、飛び出してきたものと思われる。
 さらに、スジグロシロチョウも舞っていたので、その方向へ向かって、追いかけながらシャッターを切っていった。

 スジグロシロチョウ

 その後、桜土手へ上がってみると、一部開花している木もあり、スジグロシロチョウやキタテハも飛び交っていたので、カメラに収めた。
 続いて、高尾ふるさとの森の方へ歩いていくと、花も開き、鳥も結構来ているようだ。しかし、蝶はスジグロシロチョウとキタテハ以外は見かけることができなかった。その他、林縁や草地などを探してみたが、新たな種は発見できずに、自然学習センターへと戻ってきた。
 もう昼近かったので、ここで終えることにして、嵐山町の「蝶の里公園」の方へ向かうことにした。
 ここでは、4種類の蝶としか出会えなくて、物足りなかったけど、まだ春の初めだから、仕方がないかな...。

*今日「北本自然観察公園」で出会った蝶 <4種>
・ルリシジミ 1頭(撮影)
・キタテハ 数頭(撮影)
・スジグロシロチョウ 数頭(撮影)
・モンシロチョウ 数頭(目撃)

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