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2018年ツーリング6回目(9月1日から2日)えりも岬

2018-09-14 08:46:39 | ツーリング
地震の記事でちょっとずれましたが
今季6回目のツーリング記事

今年は雨が多くなんとなく落ち着かない夏だった
あれよあれよという間にもう9月
キャンプツーリングができるのもあとわずか
10月中旬で普通のキャンプ場はクローズする
あの恐怖の冬がやってくると思うと
正直 ぞっとする 笑

前回タペット調整でドジって
アイドリングではなんでもないものの
実走行はしていなかったので
少々不安
排気側は指定値 0.22なんだけど
0.23のゲージでちょっときつめに調整
このあたりも気になったが
すこぶる快調 ほっとする

自宅から1時間も走るともうこの風景
なんか秋の気配を感じる

この一時停止の先にあるお宅
道路をはさんで母屋と納屋があるので
その間をフォークリフトに乗ったおぢさんが
まったくまわりを見ないで横断する
過去2回ぶつかりそうになった
普段クラクションは鳴らさないが
さすがに2回目は鳴らした
そしたらちょっと逆切れされて 笑
ほとんど車が通らないんで
たぶんおぢさんとしては
「おめ~なんでこんな道走ってるのヨ」
的な気持ちなんだろうけど
私道じゃないしそんなに飛ばしてもいないし・・
なのでここは最徐行で走行する


途中の牧場で
親馬はシカトだけど
仔馬は興味津々でこちらを見てる
ドッグフードやさくら肉にならんように
頑張るんだぞ!!と声をかける
出来ればディープインパクトさんのように!!


相変わらずたった一泊なのに
荷物満載 薪がほとんど 笑


牛のひなたぼっこ
のどかな風景
しかし今回の地震では
停電の関係で工場が稼働していないので
絞った牛乳を出荷できず相当数廃棄していた
酪農家にとっても牛にとっても
断腸の思いだわな~
(牛がそう感じるかどうかは不明だけどね)


途中時間があったので
えりも町手前の様似町にある
アポイ岳ジオパークに立ち寄る


入口付近に堂々と
シカ糞・・・


えりも付近の地形図
海岸走らず
あえて山の中をジグザグに走ってくる


内部の様子
高山植物とか鉱物とか
興味深いものが色々展示されているが
なまじ見て興味を覚えても
やっかいなので(笑)



クマ出没
北海道にはあちこちにクマ注意の看板があるんで
あまり気にしてなかったけど
実際に遭遇してからは
ちょっとビビり気味


となりにあるキャンプ場
ゴミもステーションもあり良さげ
キャンファイアーの場所もある
(個人使用可能かは不明)
こんど来てみよう



えりも百人浜キャンプ場到着
だれもいない・・・


前回になかった焚火台の焼け跡





良い人ぶるわけじゃないけど
マナーを守って使わないと
焚き火禁止になるんで
皆さまよろしく
自販機の横にブロックあるんで
それを置いて焚火台を使えば
芝も焼けないので


さてまずはイカ刺しで一杯
最近出たサッポロチューハイ
なかなかワシ好み


ほどなくして皆さん到着
なんだかんだで10組くらい来てました



今度はバーベキューコーナーで
焼き魚で一杯
つぼ鯛なんだけど
木曜にスーパーで見かけて
買おうとしたら税込み950円・・
高いのでやめて翌日行くと
思った通りの半額
ラッキー 笑



おいしい~


あとは焚火を肴に
ウイスキーオンザロックス



翌日も快晴
珍しく海岸線で写真


その後はまた
誰もいない道をひた走り帰宅


今回の走行
503km

地震

2018-09-11 13:21:00 | エゾニュウ
今回の北海道胆振東部地震で
亡くなられた方へのご冥福をお祈りすると同時に
被災し避難所生活をされている方
自宅を損壊された方にお見舞い申し上げます。

北海道に半世紀以上住んでいるが
今までに経験したことのない大きな地震だった。
さらにその後の停電でのブラックアウト
液状化の影響で断水
地震の前日は台風の影響で強風が吹き
短時間ながら停電した
ホッとしたのもつかの間だった。

強風でエゾニュウさん1本倒れた


地震の揺れが収まったあと
「ああ バイクは絶対倒れたな・・
買ったばかりの車も
荷物がおちてボンネットは・・」
と思いすぐさま車庫へ
幸い車もバイクも無事で一安心
配偶者曰く
「家のものを心配するならともかく
一番最初に車庫へ行くなんて・・」
と不満顔だったが・・笑

停電と断水以外自宅は特に被害もなく安心
夜が明けて会社へ行ってびっくり
何もかも倒れて足の踏み場もない状態
1台高額な機械があってこれがパアなら
もう廃業・・倒産・・
一家離散 生まれた土地は荒れ放題・・

「いや~まいったな~」と思ったが
くじけるわけにもいかないので
1階の工場の片づけは他の人に任せて
2階の事務所へ
ここも見るも無残な状況
ロッカー 書庫 ラック 食器棚
全部倒れていた

2階は高額なものは特にないのだが
ワシの趣味の時計と
かるくレストアした
70年代の自転車が置いてある
この状態


ロッカーの倒れ方が絶妙で
まるで自転車を守るような空間
幸いにも無傷!!


時計も床に散らばっていたが
特に問題ないようだ
「いや~良かった 良かった」
と言っていると
また配偶者が
「趣味のものを一番に考えるなんて」
とあきれ顔だったが
困った時こそ
何かラッキーな事を見つけて
テンションを下げないようにしないと
落ち込み始めると
どんどんそっちに引き込まれて
心が弱ると立ち直るのが大変なんで
これでも苦労はしてるんだけど
ははは

会社のある場所はもともとは泥炭地で
地盤があまりよろしくない
それで揺れがひどかったんでしょう
所々壁紙に亀裂が入っている
玄関のところは軽く土台が隆起


ラインで会社の中がぐちゃぐちゃだ~と書いたら
ツーリング仲間の黒エスさんが
手伝いに来てくれた
倒れた書庫をもとに戻してもらう

そのうち機械をチェックしていた者から
電源来てないのではっきりしないが
機械の大きな損傷はないとの事
ホッと胸をなでおろす

取引先に今日は業務ができない事を
伝えようにも電話不通
ある程度片付けて暗くなる前に帰宅

札幌中の信号機がダウンしているので
走るのが怖い
たまに警察が交通整理をしている場所もあるが
ごくわずか
しかし皆さん譲り合って
それなりに走ることができた
1回だけレクサスの高級四輪駆動車が
脇道からクラクションを鳴らしながら
突っ込んできた
なかなかお下品な運転をされる方とお見受けした

幸い会社は断水していなかったので
ポリタンクで水を持ち帰った
もひとつ幸いにキャンプ用のランタンや
懐中電灯 ヘッドランプ 予備電池は
たくさんあるので照明は問題なし
最近のLEDランタンは強力なんで
茶の間もそれなりの明るさ

テレビも前の車からはずした
フルセグナビに電動工具のバッテリーを
5Vに落として接続


最悪は車から100Vにするように準備

うちの配偶者がドライヤーを使いたいというので
接続したが
バッテリーからの電流が30Aも流れて
いくらなんでもちょっと危険なので断念

問題は水と食料か・・
自宅は液状化して大変な地区の
すぐ隣 道内の友人たちからも
「おい 液状化大丈夫か」とメールが入る
(これまた幸いにうちの近所は問題ない)
通話は制限がかかっているらしく
時々しか使えない

翌日開いてるコンビニに食料調達にいくと
酒類はあるものの
食材は一切なし
唯一あったのが 「しらたき」
「しらたき」だけあってもと思ったけど
ないよりはましという事で
買ってきた


今後「しらたき」見ると
この地震思い出すんだろうな・・

本日9月11日はほぼ正常に近い状態になりました
(まだ避難所にいる方にはお見舞い申し上げます)
人間の文明なんて自然の前では無力だし
自然を大切に謙虚に生きなきゃなぁ~
と実感した次第です

各地から 安否確認や
励ましメールいただきましたこと
この場を借りて御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。