ガレージライフ

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2016年ツーリング7回目(9月24日~25日)歌登 その2

2016-09-27 16:41:24 | ツーリング
翌日起きてみると数台のバイク
貸し切りじゃなかった
ぐっすり寝てたようで バイクがいつ来たのか
まったく気づかなかった。


昨日見えていた街並みが雲に隠れている


昨日の同じ風景


センターハウス内で寝たので
撤収も簡単で6時半には出発
前回のツーリング後 スポークが錆びているので
早く帰って磨きたい 笑
天気は良いがすごく寒い
気温10度


昨日の気温を予想して薄着で出発したので
けっこう寒いけど
止まるのもいやなので我慢して走る
美深町のいつも使うトイレで
インナーを着て寒さに備える
町中はすごい霧だ


前回のツーリング(8/11~14)で写した
幌加内町のそば畑に寄ってみた
当然だけど刈り取られて 茶色っぽい



帰り道ちょっと気になった場面
ジムニーSJ10と初代セリカリフトバック
ジムニーはこんだけ錆びるとレストアはちょっと無理でしょう
セリカは・・・フロアがそれなりに生きてればなんとかなるかも


若いころ このジムニーSJ10をオープンで乗ってて
夕張の林道でクマに出会ったことがある
このタイプはオープンにするとドアもないので
助手席のY君が悲鳴をあげた
「ああ~あ~ クマだ~ 早く早く」
わしが横目でみると黒い塊が並走している
「あ~ 早く 早く あ~ もっと早く」
Y君はもっとスピードを上げろというが
なんせ でこぼこの林道
40km出たかどうかくらいの速度
クマは藪の中に入ったが
バキバキ音を立てながら
藪の中を車と同じ速度で並走した
多分数分間だったんだろうけど
すごく長く感じた あの時はビビったわ

新十津川町で稲穂がきれいだったので写したけど
下手なんで微妙な写真 笑


今回の走行距離
22557-21899=658km


リアタイヤ、ブレーキシューが寿命 発注済み
うまくいけば10月1日~2日で直して
8日~10日に今季最後のツーリングへ 
(祈る 晴天)

2016年ツーリング7回目(9月24日~25日)歌登 その1

2016-09-26 18:33:34 | ツーリング
今回は前回予定しながらも行けなかった西興部キャンプ場と
帰り道に寄ろうとして雨で通過せざるを得なかった
幌加内道の駅で十割そばを食うのが目的でツーリングスタートした。
スタート時 21899km

天気予報は晴れ だが前回のような事もあるので
雨具や先日買ったスペシャルゴム手は当然準備

気温は絶対寒いぞと冬装備(股引装着 笑)
ところが気温はぐんぐん上昇 
そのうちに適温になるだろうとガマンしつつ走行

当別町三番川にある青山ダムで小休止
現在はこの下流にでっかいダムができたので今はお役御免か

わしが小学生のころ 爺さんに聞いた話では
赤いラインが道だったそうだ。



昔、爺さんが馬に乗ってこの道を通って用事を済ませて
帰り路 すっかり夜になってしまった。
霧雨が降るさみしい夜で
道の真ん中に白~い頭蓋骨が2個・・・
爺さんはぎょっとして立ち止まった
「お前たちはなんの恨みがあっておれの行く手を遮るのだ
言いたいことがあるなら言ってみろ」
怖かったがそう言った。
心の中ではこのあと人だまにでも取り囲まれて・・
と想像した
ところがいっこうになんの動きもなく
爺さんは恐る恐るその頭蓋骨に近づいてみると
なんの事はない 来る時に馬が踏み倒した 大きな白い花だったそうだ
(花の名前は忘れた)
でも爺さんはあの時は本当に幽霊に出会ったと思ったそうだ。
景色を眺めながら・・・ふとそんな事を思い出した。

さて少し走ると道民の森キャンプ場があるので
ここでトイレタイム&ウエアのインナーを取り外す


このグローブがゴアテックスなのに雨の日は
使えないやつ
インナーをもっと腰の強い生地にしないと無理だわな・・


もう少し走って以前サギのコロニーのあった
新十津川 吉野地区
(吉野公園キャンプ6月18日ー19日)
探してみるがサギの姿はまったくなかった




さて今回のツーリングの目的の一つである
幌加内道の駅で十割そば
ここまで来なくても札幌でうまいそばの店はあるけど
なんか本場の幌加内ってのがね~
つい寄ってみたくなるし 期待を裏切らない味
最近太り気味なんで普通もり 800円




このそばを食ったあと
なんだか急に歌登に行きたくなった
10月に入ると急激に寒くなるんで
行くなら今・・
よし 西興部は来月にして(笑)
今日は歌登に決定!

今回はいつもとはちょっと違うルートを通ってみた
確か・・士別市手前だと思うけど
コスモス街道と名付けられていた
コスモスってあんまり魅力を感じないけど
これだけあると けっこう綺麗!


美深町から道道49号線を走り 歌登へ向かう
この道は ワシの好きなエゾニュウさんのメッカ
さすがにこの時期はみんな茶色く枯れている
前回のツーリングでエゾニュウの種は2か所から取ってきたので
できれば セリ科の別種類
エゾノヨロイグサとかオオバセンキュウなどがあれば
と思い前回のツーリングで見つけた場所を
気にかけながら走っていたら
おおお~ここだと 急ブレーキ
早速 種を採取・・


喜んでいると通りかかったツーリングのバイクが
故障ですか?? と止まってくれた
「あ・・いや・・あの 休憩です」
とちょっとしどろもどろ
あんまり休憩するような場所でもないし
「お気遣いありがとうございます」とお礼を言った
止まってくれたライダーさん
本当にありがとうございました。

1時半過ぎに 歌登ふれあいの森キャンプ場に到着


どのくらい人が来ているのだろうと
ちょっとドキドキしながら運転する
あら 貸し切り うれしいような悲しいような 笑
さっそくセンターハウスへ行って使用にあたっての記帳をする


よこの池をみると まだオタマジャクシが・・
それと違うのも・・
ああワシの好きな エゾサンショウウオ
車だったら 連れて帰るんだが・・バイクだと死んでしまうわな

このサンショウウオがやっとカエルになったばかりの小さいやつを
食べようとして咥えかかるんだけど
自分も小さくカエルに蹴られると離してしまう
何回も繰り返してとてもユーモラス
しかしエゾサンショウウオもこのサイズだと
まだ子供だよな・・

ちょっと調べたら
○カエル 
種類や環境によって年中産卵

○エゾサンショウウオ 
平地では春だが高地では7月
水温が低い高地などでは、産まれた年に変態せず(成体にならない)
翌年に変態する個体もいる。このような幼生を越冬幼生という
↑きっとこれだな


さて荷物をセンターハウスにおいてキャンプ場下の温泉へ


その後 歌登市街地へ行って給油とコンビニで買い出しして戻る

さてセンターハウス内に戻り
キャンプツーリングで「ああ 極楽~ 生きててよかった」と思う ビールタイム
つまみは持参した オニオンスライス&生ハム


ビールを飲み干したあとは夜の肴の段取り
居酒屋行く予定の割にはね~なぜか食材豊富
潜在意識のなかに 歌登があったかも ははは
牛のモモ肉 ロースト風
おろしニンニクを塗り塩コショウ オニオンスライスの残り
アルミホイルで2重巻き


焚火でじっくり
海老は見切り品で4本100円 
札幌のイオンなんで はずれナシ


エビを食い終わるころ
ローストビーフもどき完成
もちょっと赤くても良かった
(またもや焼き過ぎか)
これは 年寄らしく ポン酢で食する


絶対寒いと思ってユニクロダウンもあるが
全然寒くない


真っ暗な中 焚火の明かりで
今日もハイボールがうまい


そのうち 酔いが回ったのか
池のほうから だれか呼ぶ声が
「おじさん・・ガサガサ おじさん」
さっき餌に海老の殻をやったサンショウウオが
お礼を言いに来たらしい


何か言ってるので耳を近づけると


「おじさん さっきは餌をありがとうね
共食いばっかだったんで助かったよ
でもさ~ おじさん普段は野生動物にエサやったり
関わってはいけないと言ってるくせに
案外 主体性に欠けるんだね」
とサンショウウオごときに説教を・・・
酔って現実も空想もわからなくなってきたので寝るとする笑 
つづく

2016年ツーリング6回目(9月17日~19日)襟裳~興部 その2

2016-09-21 17:28:17 | ツーリング
さて 快適ゴム手袋で雨の中をひた走る。
足寄くらいで雨が上がったので一休みしようと止まると
また雨が降ってくる。
今度は陸別町まで走るとやっと晴れ間が見えたが
なんと休憩しようとすると ポツポツと雨・・
どうやら雨雲の流れにそって走っているらしい。
朝食抜きでずっと雨の中を走っているので
腹が減ったのとさすがに疲労感が高まる

遠軽町までくるとやっと雨雲の野郎から逃れることができた
本来なら赤ラインで遠軽 → 滝上 → 西興部(キャンプ場)
と進むところだが先日の台風で ×印が通行止め
緑のラインでオホーツク海に向かう


このあたりで体力の限界 たしか襟裳を出て400km近く走っている
昨年通過したときに興部町 道の駅のとなりに
列車を改装したライダーズハウスがあった
行ってみると空室・・というか空きスペースあり
(赤の↓あたり 昨年の写真)
さらには無料なのでここにお世話になった。



私の行った時には埼玉からのライダーさん一人で
そのうち宮崎県からスクーターでこられた女性・・がいらした
年齢は 81歳
まあ 一般的な表現をお許しいただくと おばあさん
いや~そのお元気さに驚き!!

話好きの方で身の上話からスクーターで北海道ツーリングをすることになったきっかけ
現在のお仕事や家族関係・・亡くなったご主人の性格
ご子息が商売を始める時の出資金(笑)すっかりお聞きする羽目に~ははは
それとベジタリアンではないけど 肉を食わないこともお聞きしました
「テント張ったりもするんですか?」と聞くと
「らいは だけですヨ」との事

ワシは心の中で 「らいは」ってなんだ??
一瞬わからなかったけど 
ライダーズハウスの略で ライハ か~
と理解すると 自分よりずっと年上の人の
この言葉使いに 腹の中で大笑い

しかし 興部町の街中は
過疎化の影響か シャッター街
スタンドは日曜休み お風呂も日曜休み
スーパーは6時閉店 
札幌じゃ考えられないけど仕方がないでしょうね

昨年食事したオコッペンハウスへ行ってると
なんと 4時で閉店
道の駅の食事部門も終了


ラーメン屋がないか聞いてみると10km先
しかたがないのでコンビニで弁当&酒を購入
戻ってまだ早いけど一人で飲み始める

そのうちだんだんライダーが集まって
最終的には7~8名となる。
で・・また本日も
埼玉、帯広からきたライダーさんと酒盛り
12時くらいまで飲んだような・・笑

翌日は気温は低いものの晴天
昨日の酒が若干残っている以外は絶好調!!

今日のルートは 興部町 → 西興部村(本来泊まる予定)→名寄市
朱鞠内湖 → 幌加内町
と通過し 幌加内町の道の駅で10割そばを食べる予定だったが
なんと あれほど晴天だったのが朱鞠内湖過ぎたあたりから雨
さらには道の駅付近はどしゃ降り!!


やむなく通過し あとは淡々と国道275号線を走る
途中 新十津川町から裏道に入り
デジカメ紛失で帰路についた。
今回の走行距離
1日目 250km
2日目 400km
3日目 300km 合計950㎞なり!

デジカメ紛失も残念だけど
幌加内のそばを食べていないことがもっと残念
今週末天気が良ければ 幌加内町経由 西興部村キャンプ場行
再チャレンジの予定 でもきっと夜は相当寒いべな~!!

2016年ツーリング6回目(9月17日~19日)襟裳~興部 その1

2016-09-20 18:54:31 | ツーリング
今回は西興部村森林公園キャンプ場に行ってみようと思っていた
ここは何回か通過しているがキャンプ場は利用した事はない。
http://www.vill.nishiokoppe.hokkaido.jp/section/sangyou/feeuub0000001a7a.html

町中の公園の一部にテントスペースがありその隣はなんと・・居酒屋という
飲んべキャンパーにはもってこいのシチュエーション
風呂もコンビニも徒歩圏

イメージではテントを張って、風呂に入り
コンビニでちょっと買い物
それから居酒屋

とりあえず 生びびる
肴は 刺身3点盛り つぼたい焼 焼き鳥は塩 
軟骨入りつくねはタレで卵黄つき
あとは ザンギと生ハムサラダ
このあと ハイボール2~3杯飲んで 笑
こんなメニューが全部あるかは不明だけど
刺身盛り合わせやつぼたいはあるようだ

そして元気があればちょっとたき火して
あとは就寝・・

こんな感じ
3連休なので当然襟裳キャンプ場にも行く予定

天候が怪しく直前まで迷っていたが
土曜日は襟裳方面が晴れ
日曜は西興部方面が晴れとの予報だったので
まずは土曜日 襟裳に向け出発

キャンプ場少し手前に
えりも町 郷土資料館というのがあって
いつもは通過するのだけど 
今日は時間も余裕があるので寄ってみた
言っちゃ悪いけど田舎の資料館ってたいてい
やっつけ仕事って言うか あんまり期待しないで入ったけど

なかなかの充実ぶり
入口で入って良いものか迷っていたら
中にいた職員さんが どうぞおはいりくださいと
わざわざ外にきて招いてくれた
あとは簡単に中の展示物の事を説明していただき
対応の良さにちょっとびっくり
お名前はわかりませんが女性職員の方ありがとうございました
http://www.town.erimo.lg.jp/horoizumi/

色々興味深いものもあって
当然写真を撮ったのだけど・・・
悲しいことにデジカメどっかに落として・・紛失
最終日の帰り道 家から80㎞くらいのところで撮影したので
そのあと落としたらしい(今回のツーリングの写真が全部ナシ)
なので 今回は写真なし・・

古いデジカメなんだけど 大切に使ってたのできれいだったし
最近電池も買ったし・・
購入時の元箱 取説 タグ 保証書などなど
一式そろってたんだけどな~ ちょっと悲しい

まあ 仕方がないわな こういうこともあるでしょう
(でもツーリング中にカメラ紛失 今回で2回目なんだわ・・)

さて 話は変わって 襟裳岬キャンプ場は 
いつもの静けさを取り戻し
テントサイトは5~6名だった思う
バイクは3台 自転車が2台 徒歩の方1名 だったと思う

テントを張り終えて一休みしていると
少し離れたテントのかたが
「シカ肉食べませんか」と大小2個のブロックを持ってきた
シカ肉は好きなので 速攻
「いただきます でも小さいほうでいいです」
と小さいほうをもらった
「ところでこのシカ肉どうしたんですか」
「となりの銭湯にいったら、地元の方にもらったんです
まだ獲りたてらしいです」
という事だった。

シカ肉は(部位にもよるけど)牛などと違って脂身が少なく
赤身だけなので あんまり焼くと固くなっておいしくない
ワシの好みでいうと 刺身か タタキ あるいはローストが良い
ちょうどこの後買い物に行く予定なんで
アルミホイル(包焼き用)も買ってきた
あとはスーパーで ホッケの開きとイカ刺しを買ってきた
(当然、缶びびるとハイボール用の氷も)

確か4時くらいから飲み始めたと思う
まずは缶ビールとイカ刺し
ところがこのイカ刺し30%オフの見切り品のせいか 
なんか旨くない
次にホッケ これも見切り品 おいしくない
いずれもはずれ・・・
ワシの場合 地方スーパーはけっこうはずれが多い
でシカ肉ローストは
これは旨かった あたり!!
ちょっと火を通しすぎた感はあったが まあまあの出来
(これなら 大きい肉でもよかったかも 笑)

そのうち 東京から自転車で来ている方
札幌からバイクで来ている方と3名で
一緒に飲んで盛り上がった
色々面白い話が聞けたな~
たしか12時くらいまで飲んでた・・

翌日は6時ころ起床
今日の目的地西興部村へは約400km
あんまりゆっくりもしていられないので
急いで撤収にかかる
ところがテントをたたみ始めたとたん大雨
(大雨という表現がふさわしい 振りかた)

天気予報はくもりだし 時計の気圧計は上がり傾向だし
スマホの雨雲レーダーもなんともないし・・
まあ 小さな雨雲に当たったんだな程度に思いながら
濡れながらも何とか撤収し
小降りになったところでスタート

道が濡れているので念のため ブーツカバーのみで出発

天気予報は曇り晴れなんで油断していたが
赤線部分はずっと雨 所々 どしゃ降り
さらに気温が10度~12度 いや~寒い
あわててカッパを着たが グローブずぶ濡れ
なんとか我慢して走るが 指先が寒くて痛い
替えのグローブ(ゴアテックス)はあるのだが・・
これが曲者でインナーの布がグニャグニャで
手が濡れるとはめることができない
最近のツーリングで一番厳しかったかも・・

今回のコース
赤のラインが襟裳から陸別 ずっと雨
青のラインがその後興部まで
緑が帰り道


なんとか襟裳から100㎞程の町
浦幌町のホームセンターで タオルとゴム手購入
ゴム手なんぞなんでも良いと安いのを物色したが
「水を通さず湿気は逃がす! 透湿防水機能でムレにくい」
本当なら画期的・・・
どうするか迷ったけど たしか600円くらい
なんたって 名前がテムレス(手蒸れず)ですからね~


これが素晴らしく良かった
浦幌町から興部町まで約300㎞ 本当に蒸れずに走った
もっとも気温が12~13度がほとんどだったけど
それにしてもすごい
あんまり感激したので家に戻ってネットで検索したら
称賛するブログなどけっこうあった
いや マジでこれはおススメ
デザインは・・・・ちょっとすごいけど 笑

いっその事デザインもう少しなんとかして

ノースフェイスから
レインストッパー4501

パタゴニアからは
レインブロック2301

モンベル
ウオーターブレイク9000

コミネ
ウオーターライダー3352

ゴールドウイン
オールウエザーテック3150

ネーミングではったりカマして
ちょっと高めの価格設定で売ったら 売れそうな笑
でもこのゴム手 絶対良いと思う

つづく