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プラグの交換

2017-04-20 16:38:15 | エストレヤメンテ
最近の自動車なんかは10万㎞無交換なんてのもあるようだけど

バイクの場合は回転数が車より相当多いので
5千㎞とか1万㎞とか様々だけど
あるページに以下の式が出ていた

交換時期(万km)=5000÷常用回転数(rpm) ノーマルプラグ

自分に当てはめてみると5000÷7000=0.71万km

実際に使ってみた感じでもそのくらい(7千㎞~8千㎞)
ワンシーズンでこんなには走らないものの
シーズン途中で交換ってのも面倒だし
ツーリング中で「微妙に調子悪い」ってのが一番困る

そんなわけで寿命はきていないけどシーズン初めに交換することにした
標準タイプのプラグなんで1本4~5百円

あと5年乗ったとしても2千円~2千5百円・・
年取るとね~こういう部分では気が楽
若い時だと毎年交換して あと20年乗ると・・
みたいな感じだけど
年なんで あと数年だな~と考えるととっても気楽
ははは


プラグの交換って単気筒なんかはとても簡単
簡単だけど注意するポイントがいくつかある

1プラグを外すとそこはすぐエンジンの心臓部シリンダー
こんなところに砂利なんか入ったら 最悪はエンジンブロー
ブローしなかったとしても良いことはないので
エアーで異物を飛ばす
ツーリング中などでやむなくプラグを外す時は
目まいするほど力いっぱい息をふきかけて 異物を排除 笑
ティッシュか何かでほこりをとる


2こんな工具で 
もちろん車載工具でもいいけど 
深い位置にプラグがある場合はちゃんとした工具の方が楽


3さて新しいプラグの取り付け
プラグレンチのボックス部分付けて手で閉まらなくなるまでねじ込んだ状態から
その後プラグレンチで
新品プラグ  → 2分の1回転
再使用プラグ → 12分の1回転

手で締める時は本来抵抗はないはず
締まりが悪いときは異物の嚙みこみ
斜めに入ってるなど 異常があるので再度やり直す
(過去に変な入れ方をしていない限り 普通はないけど)

新品と再使用で締め付け角度がちがうのは
プラグについている ワッシャー状のガスケットが
新品の時はつぶれて密着するし
2回目からはすでにつぶれた状態なので
締め付け角度が変わる

プラグの締め付けが緩いと圧縮漏れやひどい場合プラグが取れる
締め付け過ぎるとヘッドのネジ山破損や次回外れなくなるなどの弊害
メーカーさんのHP


普通は必要ないけどメーカー規定値 のトルクで締め付けてみた
15~20N・m



ワシらの年代は・・
トルクはkg-m
周波数はサイクル
気圧は ミリバール
男は 外で働き 家では威張りくさる
女は 家事と育児 男には逆らわない
のだったが・・・

現在は
トルクは ニュートンメーター
周波数は ヘルツ
気圧は ヘクトパスカル
男は 外で働くけど 家事や育児も行う 妻には逆らわない
女は 家事と育児もするけど 女の仕事とは限らない
   一般的には苗字が変わることが多いが夫の管理下ではなく
   一個の独立した人間なのであるからきちんと自己主張し
   さらにはその主張が原因で婚姻生活に破たんをきたしたとしても
   なんら責められるべきものではない
                           笑
 
冗談はさておき
気圧や周波数は呼び名が変わっただけで数値は同じ

トルクはおおよそ10倍になったので
足回りなどは10倍でOK
でも神経質なので 箱に換算表貼り付けてある 笑
(エンジン内部などは 神経質にやったほうが良い)


蛇足だけど プラグ点火の仕組み(原理)


まずキーをオンにすると点火コイルの一時側に電流が流れる

上死点前 プラグ点火時期になるとポイントがOFF
になり点火コイルの一時側の電流がとまる
 
その時コイルの自己誘導といわれる現象で2時側に電圧が発生し
さらにその電圧は相互誘導により高電圧になる
その高電圧でプラグに火花がでる

今はポイントなんか使わないし(パルスジェネレーターなど)
一時側の電圧もCDIなどで12vではなくもっと高電圧
新しいうちは大丈夫だけど
古くなると熱の影響でいきなり壊れることがあるので
スペアを持ってると良い
前のバイク(クラブマン)で経験済み 

もう一つ蛇足

コイル(トランス)の自己誘導
コイルに一定の電流を流した状態から急に電流を止めたり
逆に急に流したりすると2時側のコイルに電圧が発生

コイル(トランス)の相互誘導
1時側と2時側の巻き線の比率で電圧が変化
1時側が1 2時側が2の場合
100Vを加えると200Vが出てくる
(交流などの場合)

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