岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

斬バラ帽子で夏本番を迎える

2008-07-07 23:53:06 | 農作業
梅雨入りしたものの雨は少なく夏日が続く。 7月は田んぼの稲の病害虫対策で徹底した草の除去が行なわれる。

僕は今が西瓜の追い込みではあるが、稲もそれと同じに大事なものだから草刈の日を決め込んで励んだ。

草刈は害虫が根付かないように棲みかをなくすものだが、あまりきれいに刈り取ると返ってそれを稲に求めるのではと思ったりもする。


さて、七夕を前にして西瓜の計測をする。

     
     
ログ友の《楽母さん》が僕のことを地に足をどっしりとつけてる感じと言っておられたが、そう僕の足のサイズは身長には似合わない27センチの大足なのだ(笑。 何故分かったのだろうか不思議だが??。

で、僕は足のことを言う時には昔から「大地に根差すために大きくなっているのであって、決してバカの大足ではない」のだと釈明してきた(笑。

その足と比べても大体の感じがお解かりかと思うが、大きいものは果長が40センチ果径が30センチであった。


先日から気温が30度近いかそれ以上の真夏日が続いた。 一日中というわけではなかったが、数時間に亘っての陽射しに危機感を募らせ西瓜に日除けをおこなった。

上のように早くに大きく育ったものは中も薄っすら赤みを帯びて強い陽射しにあうと日焼けする。

ひどいものはケロイド状になり傷むので、日除けを施し強い陽射しから守るのだ。


     
休日の息子に藁でこしらえた日除けを西瓜の頭に配置してもらい僕がテープで固定していく

     
     
こんな感じにである。この後も玉の肥大は続くのでテープは緩めに止める。大きなものには日除けも2本使い、時には成長と共に足していく。

強い陽射しを背に受け暑さで汗が滴り落ちるが、ただ乗せただけの日除けでは風で落ちる危険もあり覆いも充分ではないので時間と競争するように一心不乱に進めた。

作業はそれでも丸一日を要した。 終わった晩に近くで行なわれた花火大会をカミさんの運転で見に行った。

     
大曲の花火には勝てないが、人口3万人に満たない町にあって、その中のひとつの集落だけで行なわれるものとしては立派なものだと毎年感心して見てる。

敷きゴザに横になり半分は見てなかったが(笑、夏本番を前にして出過ぎた事は言えないけれど半分はやり遂げた充実感に浸り、大きな音の余韻を楽しんだ。