先週の土曜日、ドッヂボール大会の時にコウキの担任の先生から声をかけられました。
『お母さん、27日の親子読書会なんですけど…』
ん?
私は平日の2時半集合の行事なんて到底無理だと思い、そのお便りも破棄してしまっていました
『うちのクラスはTさんしか参加者がいなくて、誰かいないかなぁ~ってみんなに聞いたんですよ、そしたらコウキさんが、僕が行きますって手を挙げてくれて…
』
『はぁ???』そうだったのか…
『お母さん、お仕事ですよね?』
『はい、そうですけど…』
『出来たら、参加していただきたいんですけど…』
『急なので、代わりの人がいるかどうか…』
『もし、だめでもコウキさんは一人で連れて行きますので…』
『はい、分かりました』
コウキに詳しい経緯を聞くと、『誰も行ける人がいなくて、先生困ってたから僕が手挙げた』あら、そ
家で本を読んでる姿など見たこともなく…どういう心境の変化で読書会なんかに出ようと思ったの??『先生が可哀想やったから…』
実は母は読書はあんまり好きではなく、図書館で本を借りるなんてことはほとんど記憶になかったのに…人助けのためにあなたは手を挙げたっていうの??
でも、日に日に本の内容とか、登場人物の話題が上がるようになり…あれ、こいつはやる気だな
いつもは何事にも消極的なコウキが『出る』と言ったんだから、やはり母としても協力しなくては…私は早速、職場のチーフに事情を話し、代替探しを手伝ってもらいました。偶然代替に入っていたMさんが『木曜日空いてます』とのことだったので、代替さん確保
学校から借りてきた『金曜日がおわらない』を1時間で読みました。ファンタジーですね?毎日プレッシャーとストレスをためて学校生活を送っているレニー、ある日そのストレスが宇宙のげっぷとなって爆発するのです。そして、毎日が同じ金曜日になるのです。寝ても寝ても、起きたら金曜日 そうしてるうちに、自分を見直す、他人を思いやる心が芽生えていくのです。
近くの三小の4年生15人とその親が集まって、2時間、先生たちの質問に子どもたちのいろんな意見が飛び交いました。
コウキの普段は見られない顔を見ることもできたし、子どもたちってすごくやわらかい頭でいろんな想像をしているんだなぁって感心しました。
今日は参加してよかったです。コウキ、風邪気味でもあることだし、今夜はゆっくりおやすみなさい