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枝野のあせり?

2011年10月28日 23時53分56秒 | 雑記
佐賀の友達からこのブログを読めといわれたんですよ~。

九州電力第三者委員会、郷原委員長、そして枝野経産大臣への疑問


で、佐賀県知事のやらせメール? ゴミがやたら「やらせ」って使ってたから変だと思っていたけど、結局やらせじゃなかったんでしょ。だけど、問題ってなんだっけ? なにがなんだかわけワカメ。

てことで、不完全だけどWikiや上記のブログなどから経緯をたどって見ました。抜け落ちている部分はあると思います。



【原発再稼働要請→突然出てきたやらせメール騒動→第三者委員会→なんか変な第三者委員会→知事は主導していない→事実に枝野怒り出す】の経緯

○結局枝野経産相は原発再稼働なんかのために古川知事に頭を下げたくないだけなの?


6月18日
海江田経産相は結果の説明と再稼働要請のため、来週末にも立地自治体を訪問する方針を明らかにした。

6月21日
佐賀県知事古川康が、九州電力副社長で原発トップの段上守、同社常務・原子力発電本部長諸岡雅俊、同社佐賀支店長大坪潔晴と会談。

→佐賀県知事に段上副社長が退任の挨拶。

○そのときのついでの話がなんだか知事主導ってことになってしまったらしいね。

○こういうフォーラムだのなんだのって、いつも反対派の人たちは熱心に出てくるけど、賛成派・中立派の人たちはそもそもでてこないっていうのが、本当に公平な状態なのかと考えた場合、こういうのは普通だろうと思う。

6月22日 
「協力会社本店 各位 【ご依頼】国主催の佐賀県民向け説明会へのネット参加について 2011年6月22日14時16分」で始まるメール

○↑これがいわゆる「やらせメール」といわれているもの。日経で前文が読める。へっ、これがやらせなのって感じ。

九州電力「やらせメール」依頼の全文
日本経済新聞Web版 2011/7/7
(2011年6月22日と2011年6月24日のメール)

6月23日 
日本共産党の志位和夫委員長は23日、首相官邸で枝野幸男官房長官と会談し、定期点検などで停止中の原発について政府が「安全宣言」を行って地元自治体に再稼働を要請したことを強く批判し、菅直人首相あてに要請の撤回を求める。

○原発撤去に共産党がんばってるね。だが、しかし…。

6月25日 
九州電力子会社の社員が福岡県内の日本共産党事務所を訪れ、やらせメールの指示があったことを内部告発、社員向け通知文書を提供した。

6月26日
26日朝、佐賀県議会議員武藤明美(日本共産党)が佐賀県幹部職員にやらせメール指示文書の存在を伝えたところ、話を聞いた幹部職員は「本当なら褒められた話ではない」と感じたが、実際の文書がなく、番組放送も迫っていたため、対応を取らなかった。
 
午前10時より、『放送フォーラムin佐賀県「しっかり聞きたい、玄海原発」~玄海原子力発電所 緊急安全対策 県民説明番組~』(主催:経済産業省、企画・制作・著作:経済産業省)開催。ケーブルテレビとインターネットで生中継。

6月28日 
九州電力第87回定時株主総会。やらせメールが議論になった様子は見られない。

6月29日 
玄海原発2、3号機の再稼動問題で、古川知事が海江田万里経産相と会談後、再稼働に前向きな姿勢を示した。
政府は動かず、自治体は政府の指示を待つ、という拘束された状況が続いている。

○なんとなく宮崎の口蹄疫のときの政府のひどい対応を思い出すね。

6月下旬 
朝日新聞は「説明会の件で、九州電力が社員に『賛成・安全という議論をネットでわき起こせ』と指示していた」との情報を入手、九州電力に事実関係を尋ねたが、九州電力広報は「メールで指示することは考えられない」と否定していた。

○海江田が再稼働に前向きになると、朝日新聞が事実に基づかない妄想記事(こういうのを捏造っていうんだが)で横槍を入れていないか?

7月2日 
『しんぶん赤旗』がやらせの事実をスクープ。

7月4日 
鹿児島県議会原子力安全対策等特別委員会で、松崎真琴(日本共産党)が事実関係を質問。参考人の九州電力原子力発電本部副本部長は「そのような事実はない」旨回答。

7月6日 
衆議院の国会質問で「やらせメール」問題が取り上げられる。衆議院予算委員会で笠井亮(日本共産党)がこの問題を質問。内閣総理大臣菅直人は「大変けしからんことだ」、経済産業大臣海江田万里は「やっているとしたらけしからん話だ。しかるべき措置を取る」と答弁した。
この国会質疑がきっかけで、九州電力社長真部利応が事実を認め謝罪。報道各社がいっせいに取り上げた。

○まってましたとばかりにマスコミ連合による叩き記事全開。謝罪→トップの辞任。不二家のときを思い出しますね。

7月7日 
九州電力社長真部利応が、経営責任を明確にするため近く辞任する考えを表明。

7月8日 
九州電力会長松尾新吾は、6月末に同社を退職した原子力発電担当トップである副社長から部下の部長への指示が発端であったとし、自身と社長真部利応の進退については判断を先送りした。

7月14日 
九州電力は、一連の経緯や再発防止策をまとめた社内調査報告書を経済産業省に提出、公表。実際に投稿した社員、子会社・取引先関係者は141人であったとした。また、3人の幹部の認識の一致から部下への指示がなされた、組織的対応であったことを認めた。

○さらに生贄を求めてマスコミはターゲットを古川知事に絞っていく。

7月19日 
郷原弁護士が第三者委員会委員長の就任依頼を受ける。

○ここから「やらせメール」が佐賀県知事の主導だったか調査が始まる。

7月21日
社内調査を行う経営管理本部が原子力発電本部に対し、プルサーマル関連資料を渡すように要請したところ、原子力発電本部副本部長が「個人的な(情報が入った)資料は抜いておけ」と同本部の部下に除外を指示。一部の資料が実際に除外された。

○だれかが九電のプルサーマル関連資料を欲しがったとも受け取れるような…。

7月24日 
眞部社長と郷原弁護士が会談。6月21日の知事への副社長、支店長ら退任挨拶時のやり取りのメモの存在を、社長から言われる。

7月26日
同夜 個人的立場で、古川知事と福岡市内で会談。メモの存在を告げ、「県政に混乱が生じる前に、早期に辞任するなど対応したほうが政治的ダメージは少ない」旨の辞任を「助言」。眞部社長にもメールで報告。   
またこの際、知事に、5月17日の国から県への説明会ネット中継時の県からの投稿要請の事実関係について照会。知事は「確認し、翌日返事する」旨応じた。

○九電の第三者委員会の委員長として調査報告をあげるのはいいとしても知事にやめるべきと勧告して、それをマスコミにリークするって…?

7月27日
九州電力取締役会は、問題の検証と再発防止策の検討を行う第三者委員会設置を決定、同日初会合が開かれた。以下の4人で構成される。
委員長:郷原信郎  委員:阿部道明、岡本浩一、古谷由紀子。
 
第一回第三者委員会会合。調査チームの赤松弁護士とともに、佐賀支店長をヒアリング。
夜に、佐賀市内で古川知事と面談し、6月21日の副社長らとの会談時の発言について照会。   
知事はこの際、「5月に投稿要請した事実はない。辞任する意思はない」と告げ、郷原氏も「違っていたようだ」「もう辞めろとは言わない」と述べた(知事の10月19日会見時の説明)

7月30日 
知事が午後の緊急記者会見を開き、6月21日退任挨拶時の面談の事実について公表したことを受け、夜に郷原氏が会見。

○こうやって見てくると、脱原発派(大雑把にサヨクと呼んでいいんだろうけど)は実にマスコミとの連携プレーがうまく機能していた。

○まあね、マスコミの中には昔から過激派連中と仲よしの人もいるわけだし。言いたい放題=言論の自由だもんね~。

8月1日 
郷原氏が自らのメールマガジンで、それまでの社長との会談以降の流れを詳細に記述して発信(7月26日夜の「個人的立場」での知事との面談については、ここでは触れず)。
※メールマガジン(vol.7)の副題が、「佐賀県知事、「原発容認意見期待発言」公表の経緯」

8月4日 
郷原氏が知事に電話し、支店長作成のメモを全文読上げた。「第三者委員会が公表する前に知らせようと思って」のこと。

8月6日 
6月21日の支店長メモが朝日新聞で報道。委員会も公表。

8月18日 
古川知事から第三者委員会(赤松弁護士)に対して、6月21日の会談メモに関する詳細な回答文を提出。

# 8月26日、菅、退陣を表明。

# 9月2日、後任の野田内閣発足に伴い、菅、正式に内閣総理大臣を辞職。

9月8日
第三者委員会は、中間報告書を九州電力に提出。佐賀県知事古川康が6月21日に九電幹部と会談した際の発言が発端となって、やらせ問題を誘導したことを、会談参加者の発言メモなどを元に認定した。これに対し、古川康知事は「真意とは異なる形で発言メモが作られた」「私が責任を取ることにはならない」などと反論した。

9月18日 
赤松調査グループが第三者委員会に対して、6月26日の説明会中継時の投稿呼びかけに関する調査報告書を提出。

[PDF]調査報告書 

9月30日 
第三者委員会報告書提出。

9月30日
第三者委員会は、最終報告書を九州電力に提出。古川康知事が6月21日の発言メモと「同趣旨の発言を行った」と認定、「『民意』が賛成に向けられるように九電が動いた」と断定した。

○ここで一応第三者委員会は終了ということ。

10月14日 
九電が最終報告書を資源エネルギー庁に提出。
10月14日午前 - 九州電力は臨時取締役会を開いた後、この問題に関する最終報告書を経済産業省資源エネルギー庁に提出した。

○九電が第三者委員会の報告書を無視する方向(「知事は主導していない」主旨)で提出。

10月15日
「九電が、第三者委の調査で要した報酬や経費は億単位とみられる」という記述あり。
 
九州電力社長、続投決定 信頼回復、いばらの道
MSN産経ニュース 2011.10.15

10月16日 
民主党から郷原氏に府知事選出馬要請。

○第三者といいつつ民主党(政府)の御用弁護士だとバレる。
○大阪とはほとんど縁がない人のようなのに府知事選出馬要請とは? おそらくあまりにも民主党の人気のなさに断念したか?

10月24日
府知事選、郷原氏出馬断念。

○枝野は郷原と連絡を取りながら、郷原=第三者委員会支持の発言をする。こうやって見てみると、枝野は福一での自らのミスを挽回するために力技で九電にいうことをきかせようとしているように見える。枝野がどういうところから政治献金を受けたり流したりしているのかを見れば、九電や佐賀県知事にたいしての恫喝発言はうなづける。

○6月23日の志位和夫委員長が菅直人首相あてに再稼働要請の撤回を求めたあたりから、なにやら事が動いているような気がする。ところで菅は結局再稼動阻止の方向でぐだぐたにして辞めてった感があるんだが…、謝罪と賠償をしてもらいたいね。

○どうして枝野=郷原は「やらせメールは佐賀県知事主導にちがいない」の図式にこだわるのか? …う~ん、自分たちがいつもそうだからじゃないっていうのが私的結論。サヨクの方々がいつもそうだからということは、おまえらのほうこそやらせじゃねーかと思うのです。

○だけどさぁ、九州地方の電気どうすんのさ、脱原発の人たち。火力発電使い続けると定期検査できないんじゃないの? このまま使い続けると安全運転できなくなっちゃうよ。壊れるまで使い続ける気なのかね。

[参考]九電やらせメール事件
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