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ぼんやり日記  

トンマな生活   

仕事の一覧

2030-10-08 | 仕事
仕事の一覧、わかりやすく
TISのホームページにまとめてあります

古谷充子 |【東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)】Tokyo Illustrators Society

第一線で活躍する東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員の古谷充子のページです。プロフィールや仕事、ニュースをご覧いただけます。

 


ブログ引っ越しました

2025-05-31 | Weblog

gooブログサービス終了につき、

はてなブログに引っ越しました。

 

 

ぼんやり日記

イラストレーター古谷充子の日記です

ぼんやり日記

 

今後はこちらでまたとりとめのないことを

書く予定です。

すみません。よろしくお願いいたします。


2025年4月の日記

2025-05-07 | Weblog

 

2005年より使い出したのでちょうど20年。20年使ってきたこのgooブログがなくなるという。

とてもさみしい。そしてこれからどうすればいいのだろうか。

誰も読み返しなどしないけれど

さすがに20年、一時期更新を忘れてしまっていた頃もあるけれど、

15年くらいはほぼ毎日、ここ3年くらいは一ヶ月に一度は必ず更新してきた。

人生の20年、イラストレーターになってからずっと、ずっとぼんやりダラダラと

書き続けてきて、愛着もある。

はてなブログか、アメーバブログ、この二択で引っ越しできるらしいので

はてなブログに引っ越して見ようと思う。

この記事を書き終わったら

引越し作業をしてみよう。

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4月は

仕事上の問題が表面化し、色々苦心した月だった。

絵の話では無く主に金銭的、契約的問題。

 

20年ほどイラストレーターをやってきて、

今では考えられないが、最初の頃は仕事を受ける時に

金銭の話をすることがまずなかった。

終わってから金額を聞くか、振り込まれて金額を知るようなことすらあった。

 

それが徐々に業界全体が変わっていき、

今では最初に金額を確認しないことはありえない。

金額と振込み時期、契約書、依頼書、請求書など

細かく書面を書くことも普通になった。

しかしまだ旧式な場合があって・・という

そのあたりでの問題が一件。

 

もう一件は

半年ほど温めてきた

大型の案件がひとつなくなってしまった。

ずっとプレゼンやパイロット版などを作り、いよいよ本番、というところだったので

いやはやこういうこともあるのか

と正直落ち込んだ。夫がその晩

マグロの刺し身としゃぶしゃぶという、べらぼうなごちそう夕飯を作ってくれた。

ありがたかった。

 

捨てる神あれば拾う神あり。

今年後半の予定がすっぽりなくなってしまったので

お仕事絶賛募集中です。

 

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3月がとてつもなく忙しく全然外にも出れなかったので

月初にお花見をした。

夜桜を見たり、友達とお花見したり、ひとりで桜の下でお弁当を食べたり。

前々から桜の時期に行きたかった

秦野駅から徒歩で行ける弘法山へも

お花見山行にでかけた。

裏山、という感じの山だけれど、桜の絶好の見頃の頃で、

暖かく、天気もよく、お花見の酔客も大賑わいで春の山行として最高だった。

 

毎月の友達とでかける山は妙義山へ。

こちらも桜がおわりかけで綺麗だった。

山頂ルートは岩場の危険度の高い山なので登頂することはできないけれど、

中程の道を歩く中間道ルートもスリルあり、奇岩あり、絶景の景色ありと

最高だった。妙義山は麓に

道の駅も温泉もお食事処もひとつに固まってあって

下山後ものんびり楽しめるのもよかった。

道の駅で山菜をたっぷり買って帰ったのだけれど、

どれもこれも新鮮でとっても美味しかった。

 

GWの初日には友達と友達の子、友達の近所に住む大学生の女の子と四人で

宮ヶ瀬ダムの湖畔にある高取山に登ったのも最高だった。

この日は快晴で心地よい天気。

1時間ほどで山頂に着き、

展望台からは宮ヶ瀬ダムと丹沢の山々が一望できる。

このあたりはヒルがすごいというけれど

まだヒルには出会わなかった。

麓のカフェでのんびりし、温泉にゆっくりつかり最高のGWの幕開けだった。

 

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久しぶりにお笑いも見に行ったし、

折坂悠太のライブもとってもよかった。

U-NEXTで「異人たちとの夏」と「ヒポクラテスたち」を見た。はどちらも

終わり方にびっくりしたけれど80年代の時代感がとてもよかった。

さあ、気を取り直してもう一度褌を締め直して頑張ろう。

英語も細々、それでも楽しく

ちゃんと続いています。

 

 

 

 


2025年3月の日記

2025-04-02 | Weblog

3月は忙しかった。

図鑑のような仕事の大詰めで

ひたすら1日中描いていた。

特に中旬くらいにレギュラーの仕事2本プラス

絵を70枚くらい仕上げる頃の記憶があまりない。

 

以前ならもう少し頑張れた気がするのだが、

最後の最後はバテバテになってしまって、

今は後何枚あるのかすら、よくわからなくなってくる始末。

自分の中のノルマは1日7枚くらい描きたいのだけれど、

5枚が集中力の限度。

なかなか厳しかった。

 

3月31日にようやくすべて描きあげたと思う。

あとはパラパラと修正がくるくらいのことを

願う。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

とはいえイラストレーションの仕事があることが

本当にありがたい。

4月からはいつもの仕事が夏くらいまで続き、

今年はもう秋から冬にかけての大きな仕事の予定もある。

 

毎年毎年、この仕事がどこまで続けられるのだろうと

薄氷を踏むような

断崖絶壁の縁を歩いているような

イラストレーターという職業を

綱渡りのように続けてきた。

 

いよいよAIのイラストの進化が凄まじい。

ブルドーザーのように

かなりイラストレーターの仕事が駆逐されるだろう。

 

どこまで住み分けができるのか。

作家性が必要とされるイラストレーターの仕事は

多分当分は無くなりはしない。

 

どこの線引、足切りにひっかかるか。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

今月は合間を縫って武甲山に登った。

秩父を代表する山

あの異様な山容を一度みたら忘れる人はいないとおもう。

 

三日ほど前に降った残雪がまだまだ残る登山だったので

とても楽しかった。

 

冬季は里山の雪が毎年の楽しみ。

 

本格的な雪山に行く予定はサラサラないけれど、

万が一のために

モンベルなどで行っている雪山登山演習のような

ものを受講したい。

 

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忙しいと言いつつ、

夕飯を食べながらちょこちょこ配信の映画を見た。

夫がディズニープラスを二ヶ月無料ということで

お試しで入ったので

スターウォーズの見ていなかった

7,8,9を見た。

7と8は意外にも面白かった。

7はシリーズ第一作の感じをそのまま移行していて

それはそれで楽しめた。

8もルーク・スカイウォーカーがどんなに爆弾に当たっても

死なないで出てくるところなんてワクワクする。

9は急にご都合主義になってしまって

見ているのも辛かった。夫は途中で寝てしまった。

 

アダム・ドライバー、どこにでも出ていてすごい。

マリッジ・ストーリーもフェラーリもとても良かったし

他にも色々見てみたい。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ブラウザをBraveというのに変えてから

ほぼ広告が非表示になった。

とても快適。PC版は特に

TVer もYouTubeも一切CMが出ないので

とてもストレスフリーになった。

仕事をしながらちょこちょこ流して見た。

 

 

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TISというイラストレーターの団体に所属している。

今月は年に一度の定例総会があった。

この時にだけ

会員のイラストレーター同士の交流がある。

久しぶりに会った方やお久しぶりの方

色々な方と会えて嬉しかった。

 

定期的に会うようなイラストレーターの人がいないので

こういう時にとても参考になる。

 

セツ・モードセミナー時代からの友達と

年に数回会うけれど、

あまりイラストレーションの話はせず、

ただただ馬鹿話をしてゲラゲラと笑うだけで

それはそれでとても楽しくありがたい。

 

 

昔「ペルソナ展」という伝説の展示が1965年にあり、

田中一光さんとか宇野亞喜良さんとか和田誠さんとか横尾忠則さんとか

それはもう綺羅星のごとき人々が参加していた。

その展示を回顧するトークショーが10年以上前にあったので見に行った。

 

その時細谷巖さんが「親しき仲にもレベルあり、で

とてもきつかった」とお話されていて、

細谷さんも言わずもがなな物凄いお方であるけれど、

レベルは違うけれどとてもわかる。とても印象に残っている。

 

 

TISに入っていることで

仕事が来るし、

契約書関係などでわからないことも聞けるし

メリットが多い。

 

今年はTISの委員会というものがあり、

参加してみることにした。

 

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気がついたら桜が満開だ。

4月にお花見山行に行く予定だが

天気が心配だ。

一年越しに

お菓子のパッケージの仕事が形になった。

とても嬉しい。「茶人餅」。

静岡県の掛川駅にある「きみくら」で購入できます。

 

どうもブログの仕様が変わったようでどうやっても

1行置きでしか文章が書けない。noteの影響だろうか。

 


2025年2月の日記

2025-03-02 | Weblog
 
2月の一番の出来事は
フジファブリックが活動休止したこと。
これはしょうがない。
東京でライブがあれば欠かさず行き
時には地方にも行って、ファンクラブというものに入ったのも
フジファブリックが初めてで唯一だった。
2月6日の休止ライブは
とても素晴らしく、三階席からでも
入って見られたことがありがたかった。
1ファンの私ができることなんて何も無いのに、
なぜ、金澤さんはフジファブリックを脱退したいと
思ったんだろうな、ということをよくぼんやり考えた。
 
7月の活動休止発表以来、
明らかに金澤さんの様子に元気がなく
今までは金澤さんが率先して話したり
冗談を言ったりしていたのが
一切なくなってしまって
この1年はそうか、こりゃもう活動を続けるのは
難しいよな、というのを見せてもらえる期間だった。
 
それでもさみしい。
ずっとこれからも
1年に一度は地方のライブハウスに行き、
新しいライブの予定を手帳に書き、
終わった後友達とビールでも飲む人生だとばかり思っていた。
 
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そんなフジファブリックのライブに一緒に行く友達とは
2年くらい前から山も毎月登るようになり、
フジ関係なく会うようになった。
今月は雪の入笠山に登った。
 
登ったというよりハイキング。
 
富士見パノラマリゾートというスキー場の奥に
入笠山はある。
 
朝の6時に三鷹駅で待ち合わせ。
三連休の初日だったので少し高速が渋滞した。
スキー場の駐車場に着いたのは9時過ぎ。
その時点で駐車場はすごい量の車だった。
 
ゴンドラ往復券を買い、
スキー客でごった返すゲレンデを横切り、
ゴンドラに乗る。
ゴンドラはぐんぐんと高度を上げる。
 
ゴンドラ頂上駅に着くと軽アイゼンを装着。
そこから1時間ほどで入笠山の頂上に着く。
人もそこそこいる。
昨夏に来たばかりなので
道もよくわかり、
夏の装いと冬の雪化粧の違いを楽しむ。
 
行程も少ないので
惜しむように進む。
怖い箇所はどこにもない。
スキー場のゲレンデに付いた箱庭のような雰囲気。
 
しかしところどころ寒い。
普段は真冬でも長袖Tシャツ1枚でも汗をかくのに流石にそうはいかない。
毛糸の帽子、サングラス、ネックウオーマー、
レインウエア、薄手のダウン、ウールのロンT、化繊のロンTを
1枚でも脱ぐことはなかった。
下は、加圧式のタイツ、厚手のズボン、レインウエアのズボン、ゲイターを
履きっぱなしだった。
 
末端冷え性の友達は
手袋を二重にしているのに手と足先のしもやけに悩まされていた。
 
山頂直下にあるヒュッテ入笠はご飯が美味しいことで有名らしい。
夏に来たときは全然気が付かなかっった。
長蛇の列を並び、
カツカレーライス、お汁粉を食べる。
美味しい!しかし量が多い!
女性はご飯少なめでも多いくらいだとおもう。
お汁粉がお正月にここでついた餅ということで
きちんと焼いていてちょっと半殺し気味でとても美味しかった。
 
昼食を済ませたらもうすぐにゴンドラ頂上駅に着いてしまう。
スキーで降りたいなあという気持ちをもちつつ
ゴンドラで下山。
スキー場から五分ほどの温泉も最高だった。
私たちのようなド素人はこのくらいの雪山が
安全で楽しかった。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
築五十年ほどの古いマンションに住んでいて
度々水の流れが悪くなる。
今回もまたお風呂場がほとんど流れなくなり、
管理事務所に連絡したら
水道屋さんが来てもらえるのは
夜9時過ぎとのこと、
それでもありがたくて来て頂いたら、
なんと夜中の11時半までかかってしまう。
 
とても丁寧に見てくれて誠実な仕事をしてくださった
水道屋さんの若い職人さんに感謝。
 
本当にほんの少しの髪の毛でも詰まってしまう。
水道管が鉄でできているとかで
中にサビが発生していて、それがかさぶたのように
取れたり堆積したりして、そこに髪の毛や油が絡まるとどうにもならないらしい。
 
百均でできうるかぎりの髪の毛対策のグッズを買い
油汚れを流さないようにスクレイパーを使うようにした。
これでどうにかなればいいが。
 
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あまりに野菜が高いので
自分で育ててみようと思い立った。
インスタやYouTubeを見ると家庭菜園の動画がいくらでも出てくる。
とりあえず手軽な水耕栽培を始めることにした。
百均で種から肥料から水耕栽培用の容器やら全部揃う。
まずはブロッコリースプラウトを育てたら
一週間ほどでぐんぐん育ち、
収穫し食べられるようになった。
 
一緒に植えたレタスミックスはやっと双葉が出始めて、
大葉はやっと芽が出始めた。
 
色々種は買ってあるので
暖かくなったらベランダでも栽培してみたいと思う。
 
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谷崎潤一郎の「細雪」がとてつもなく面白かった。
この絵は細雪を1950年に実写映画化したときの女優さんたち。
もう小説からそのまま出てきたのではないかというイメージ通りの
人たちでびっくりした。
日常を丁寧に、いらないのではないかという描写まで
ゆっくり描かれていて読んでていてとても楽しかった。
谷崎潤一郎がモデルと思わしき貞之助はちょっと
いい人に描かれすぎな気もするけれどそれも御愛嬌。
次女の破談になってしまうお見合いも丁寧に描き、
お見合い相手の家やホタルの描写なども
とても印象に残る。
映画もみてみたい。
 
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猫の調子があまりよくない。
どうしたらいいものか。
免疫不全っぽく、免疫抑制剤を投与しなければ
という段階まできた。
 
本人はぐったりとしている感じではなく
わりとよく鳴き、元気な時はあり、
病人ぜんとはしていない。
 
セカンドオピニオンにも行った方がいいよな、
と考えている。
 
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ZAZEN BOYSのFenderのイベントにも行った。
とてもよかった。
なにかに熱狂的にファンになるというより、
こうして興味あるライブにちょこっと行って楽しむ。
そういうのが健全だし悪くないなと思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2025年1月の日記

2025-02-01 | Weblog
 
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
 
今月はとにかく体調が悪かった。
1月1日に温かい日差しの下
いつものようにスロージョグでゆるゆると走って気持ちが良かったのを
最後に、
2日の午後から風邪の症状が出、
8日くらいにようやく立て直したと思ったら
今度は夫がインフルエンザの症状。
それが私にも伝染る。私はかなり軽い症状だったものの
薬を飲みつつ仕事をこなす日々。
 
12日の週から締め切りが重なり、
寝こむ暇は全然無く、薬を飲みつつ
昼寝をしたり早く寝たりしながら
だましだまし乗り切った。
 
仕事の忙しさと体調の悪さで
山には行けなかった。
残念。英会話のレッスンも休みがち。もったいない。
 
2月から体制を立て直そう。
 
昨日くらいからまたゆるゆると朝走るようになった。
走ると本当に気持ちがいい。
走るというより、歩いている人より遅いくらいの速度。
青空を見て木々を見て体を動かすだけで
色々な鬱憤が消え去るのを感じる。
 
いつもは歩いて15分ほどの公園に行くのだけれど
このところはだましだましなのでもう少し近くの公園へ。
 
その公園にはぶら下がり健康器など、健康遊具なるものが
あり懸垂や腕立て伏せなどができるのだけれど、
全然ぶら下がっていられない。
懸垂なんてもってのほか。
もうちょっとできるようになりたい。
 
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部屋の模様替えを少しずつ始めた。
築50年ほどの古い賃貸。
 
水切りカゴが経年劣化で錆びていたのを買い替えた。それをきっかけにあれもこれもと気になり
キッチンの戸の部分に、薄いグレーの剥がせる壁紙を貼り、ガス台の奥に台を置き、まな板を新調した。
年末に大掃除をして綺麗になっていたのも後押しした。
 
リビングのテーブルにもリメイクのシートを貼り、
低いので台を噛ませた。
本当は買い替えたいのだけれど
50cmの高さで横幅が長いテーブルがなかなかない。
今はヘリノックスの椅子を毎日使っているけれど
これに合わせてオーダーで机を買うのも違う気がしてなんとなく今までのものを使っている。
 
今月はiPhoneだのドライヤーだのメガネだのが
続々壊れてどれもあまりお金をかけずに買い替えた。
 
新しい年になり色々なものが一掃されて
清々しい気持ち。
 
 
 
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夜寝る時のお供
谷崎潤一郎の「細雪」が面白すぎて
毎日の癒やしになっている。
上中下の全3巻。
ようやく最終の下巻に入ったところ。
 
布団に入り、小説を読み出すと
猫が一緒に寝ようと
一目散にやってくる。
 
元気なキクという猫は布団の上、足元あたりに陣取る。
あまり体調のよくないダンは布団にもぐり
腕枕で寝入る。
 
ダンにめっぽう甘いため、
小説は二の次になるので
ほとんど読めない日々が続く。
それでも面白い。
 
昭和の10年頃の日本の豊かさの凄さ。
「楡家の人びと」や石井桃子の「幻の朱い実」でも
思ったけれど、富裕層の豊かさは今とほとんど変わりがない。
 
フランスやイギリス、アメリカに留学しているのは珍しくなく、
お隣にはドイツ人やスイス人が住んでいる。
ロシア人の女性が日本人形を習いに来る。
 
プレイガイドで歌舞伎のチケットを取る。
教養も高く、進歩的。
何も古いものを読んでいる感覚がないところがすごい。
そしてこういう頭の良い人たちなのに
戦争に巻き込まれていくというのが
生々しい。
 
どうでもいい日常の会話と出来事が続く。
それがとても楽しい。
姪っ子の日記に
自分がウサギの耳を足で触ったくだりが出てきて赤面したり、
帯がキュッキュ鳴ることを気にしたり。
電車の中でクラブハウスサンドウィッチを食べたりする。
些細なことの積み重ねの中に
水害が起きたり、医療ミスで恋人が亡くなったりする。
大きな出来事も些細な出来事も
同じように並列で書かれていて
些細な日常が淡々と進む中で
事件が起きていくのだなと感じる。
 
一番今と違うのは
身分の違いが歴然と存在すること。
差別というより区別。
この区別と差別が長い長い間続き
それが一朝一夕では覆せないものなのだなというのも
改めて感じる。
 
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ドラマの
「ホットスポット」がとてもおもしろい。
こちらも些細な日常の会話が延々と続く。
素晴らしい。毎週日曜日の楽しみ。
Amazonプライムで見た沖田監督の
「0.5の男」もとても良かった。
こちらも些細な日常の積み重ね。
幼稚園児の子役の子がとにかく素晴らしかった。
 
小津安二郎も大好きだし
漫画だと、るきさんとか動物のお医者さんとか
とにかく日常の何もおきない物語にめっぽう弱い。
 
 
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自転車ロードレースも今シーズンが始まった。
今はサウジアラビアのアウーラ地方を走っているレースを見ている。
砂漠砂漠、砂漠の中にある遺跡、砂岩、砂の山。オアシス。
とにかく景観がすごい。
このすぐ近くにイスラエルがある。
イスラエルを冠するチームが走るスポーツを
見ている。どうしてもそれだけは許せない。
 
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MONO NO AWAREとZAZENのツーマンを
リキッドルームで見た。
凄くよかった。
大きなホールでみるのにはあまり興味がないけれど、
小さなライブハウスに行くのは本当に楽しい。
久しぶりに見たMONO NO AWAREは少し貫禄がつき、ZAZENは変わらずますます格好良かった。
年に一度は向井秀徳さんを見たい。
みやさん、カシオ、柔道2段。あの演奏は他にはない。
 
 
 
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こうしてみると忙しいというわりに
なんやら色々見ている。
 
2月になった。
ずっと追いかけていたフジファブリックの
ライブが6日にある。それで活動休止になる。
 
その後、来月の日記はどうなっているかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2024年12月の日記

2025-01-04 | Weblog
2024年はとにかく旅行した年だった。
長年追いかけていたフジファブリックが活動休止することになり、
もうこうなったら全部行ってやれと
大阪だの京都だの北海道だのと行けるところは全部行ったように思う。

4月は夫と行った沖縄もすごくよかった。
ZAZEN BOYSのライブを沖縄で見られたのも良かったし、
斎場御嶽やター滝、本部富士、金武で食べたBBQも最高だった。
8月に一週間ほど行った北海道のフェスも夢や幻、
桃源郷のようだった。友達と深夜にセイコーマートの前で食べた
フライドポテトの美味しさが忘れられない。
10月に義母と夫と行ったスペイン旅行は
多分一生忘れられない。最終日に食べた大きな大きなパエリアが印象的だった。
11月は京都に何泊もした。友達の家に連泊し
自転車に乗りまくった。ただただ楽しかった。

そして山にもよく登った。
雪の景信山、富士山をひたすら見ながら歩いた尾根道の明神ヶ岳、
湖からサクッと登れる気持ちの良い陽気な赤城山。
入笠山で足を捻って捻挫して以来、ローカットの登山靴は履かないと誓った。
ガスがけぶる安達太良山。
ひたすら絶景の連続の谷川岳。友達と散歩気分の大山。

そして12月は富士山の麓の三つ峠山、
母と母の友達たちのパーティに混ぜてもらった高尾山、
年末にやはりフジファブリックのライブに合わせてでかけた
関西で、京都の鞍馬山と神戸の六甲山に登った。

どれもひとつとして似た山がなくて、
毎回登山する友達と
「こんな山初めて!」と言い合った。

オタクの趣味に合わせて全国を飛び回っていたのだから、
その土地土地の山に登ればよかったと今更ながら後悔したけれど、
最後の最後に六甲に登れたのも嬉しかった。

英語もどうにかこうにか続けている。
完全にペースは落ちているけれど、
2025年もちゃんと続けたいしモチベーションは今のところかなりある。


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45歳になったときに、
この5年、なんもしてないうちにぼんやり50歳になるな、と思った。
50歳のときに英語が喋れるおばさんになりたいと思い、
英語を始めた。
そして同時期に山に登り始めた。

40すぎると体力が、という人がいるが
昔は筋肉痛だの膝が痛いだの大変だったけれど、
いまはほとんど痛いことはなくなり、
山の次の日は寝込んでいたのに
寝込むこともなくなった。

何事もやるのに遅いことはないのだなと思う。

12月は久しぶりにほぼ毎日走った。
いまや12月が紅葉の時期なので
毎日走るのが楽しくて仕方なかった。

よく友達になんで山に登るのかと聞かれるが、
単純に自然ジャンキーなのだと気がついた。

毎日公園で走るときに
公園が大きいので森のような道を走る。
それがたまらなく楽しい。木々を見ているだけで幸せになれる。
山もそう。
登れば登るほど、山の中の林にいるだけで満足する体になってしまった。
ドーパミンがドバドバでているのを感じる。

年末、
12月27日28日29日と
音楽フェスに合わせて関西を旅行した。

27日は京都の友達の家にまたもや一泊。
観光も一日付き合ってくれた。

真夏に涼を取りに出掛ける貴船と鞍馬。
名前だけは聞いたことがあるけれど行ったことがなかったので
真冬だというのに行ってみた。
朝8時30分の新幹線で東京を出発。
10時半に京都についた。
11時10分に出町柳の駅で待ち合わせ。
11時半頃に鞍馬の駅についた。

鞍馬の駅前からすぐ鞍馬寺の参道が現れる。
お土産屋街も数軒だけれど、
昭和の風情の残る素敵なところだった。
参道前にある茶屋で精進料理を食べる。
とても美味しかった。
12時半鞍馬寺に出発。
山全体にたくさんのお寺や神社が並んでいる。
全然寒くない。
人も多くない。
神社でおみくじをひいたり、
昭和なオブジェを見たり、
枕草子ゆかりのジグザグ道を登ると
本堂に出る。

そこから奥の院。
鐘を一突きしてから
登っていく。
いままではお寺の中、という石段などが続いた道だったけれど、
ここからは本格的な登山の道にはいる。
楽しい。山頂の木の根の道が素晴らしかった。
義経堂の前だけ突拍子もない風が吹き、
鞍馬天狗の持っている大団扇で煽られているような気分になる。
少し降りると
魔王殿に出る。
魔王殿という名前とは裏腹に
とてもとても清らかな雰囲気。
全く霊感などないけれど、
心が清らかになるような
気持ちの良い空気に包まれていて
心が洗われる思いがした。

そこから山を下ると貴船神社に出る。
神社をお参りし、お茶をして
ちょっと遠い駅まで歩く。
一緒に友達が登ってくれたので
とてつもなく楽しかった。
行き帰りの叡山電車も楽しかった。

翌日はレディオクレイジーというフェス。
ネバーヤングビーチやくるりを見て
大トリのフジも見て大満足。
淋しい思いがするけれど明日は登山。
フジの終わった時間は夜の10時10分。

会場のインテックス大阪から
電車で15分ほどの阿波座駅前のホテルに向かう。

駅についたのが11時前。眼の前のコンビニでQPコーワゴールドと
水、明日のおやつのレモンピールを買う。
チェックインしてすぐに大浴場へ。
気持ちよかった〜。
12時前に出て部屋で明日の準備。
鞄の中でこぼしたお茶を手で洗濯したり
衣類にファブリーズをかけまくったり、明日の荷造りをして
12時45分には就寝。

朝6時50分に起床。
すぐ大浴場へ。
帰ってきてすべての身支度を整えて
朝食を食べに行く。
朝からごはんと味噌汁が食べられて嬉しい。

7時半にはホテルをチェックアウト。
8時に阪急の梅田駅で友達と待ち合わせ、ホームのローソンで
パンとおにぎりと水を買う。

山に毎月登っている友達はもともと
フジファブリックのファン同士で仲良くなった。
もう7年くらい一緒に全国を行ってきて
今回はその子と二人で六甲山に登る。

8時半に芦屋川駅着。
笑っちゃうくらいの大豪邸の並ぶ住宅街をすすむ。
昭和の平成の令和の。和式の洋式の。
さまざまなタイプの大豪邸。高級車。
それが急登ともいえる急な坂道に並んでいる。

30分ほどで登山口の「ロックガーデン」が見えてくる。
「ロックガーデン」という名前の通り、
自然のアスレチックコースのように三点支持で
よじ登る岩が続く。楽しい。
振り返ると朝日が眩しい海と神戸の街が広がっている。
少し登ると「風吹岩」に着く。

ここが本当にすごい風。
六甲おろしとはよく言ったもので
一気に体温を奪われる。
汗だくだったので長袖のロンT一枚だったのだけれど、
フリースを着込む。
少し休憩し登る。
岩が多い。そして急登も続く。
急登でヘトヘトなところに
ゴルフ場が出てきたりしてがっくりしたりする。

登山客もそれなりにいる。
川をわたったり、
登り返しのくりかえし。
ようやくたどり着いた山頂には
おおきな自動車の道路が横たわっていて
おお、じ、じどうしゃで来れるのかい。となった。
4時間ほど登ってたどりついた山頂はさすがに絶景だった。

山頂直下の山小屋でカレー。美味しい。
一緒に頼んだレモンスカッシュも美味しい。
しかしみるみる体力を奪われるほど寒い。
とてつもなく綺麗なトイレに行ったあと下山。

さすがにとても寒い。
ところどころ道が凍っていてツルツルして怖かった。
すこし下るだけで空気が温もって暖かくなってくる。

一時間ほどで有馬温泉へ。
銀の湯でひとっ風呂し、
金の湯で足湯をし、酒饅頭をたべ、炭酸せんべいを
買った。年末の湯治客で街はごった返していた。

そのまま大阪までバス。6時40分には梅田に着き、
新大阪の駅で串カツを食べ、8時の新幹線で帰る。

楽しかった。ひたすら楽しい旅だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

家に帰ってからは友達と忘年会をしたり
家の大掃除をしたり、お節を夫と分担でつくったり
いい年末だった。

12月に入って
スマホからXとTikTokとYouTubeと四六時中やっていたスマホゲームを
削除した。
あまりにスマホ依存になっていたのでどうにか脱却したかった。

スマホをやめてみると、
頭の半分くらいモヤがかかっていたのだなと気がつく。
知らない人たちの言葉や怒りや気持ちにほんろうされているのに
なんにも頭の中の記憶に残っていないことが多い。
そのあたまのゴミみたいなのを一掃できて清々しい。

年末年始にまた寝正月でスマホを見る機会が増えて来た気がするので
あまり見ないようにしたい。






2024年11月の日記

2024-11-30 | Weblog
今月は自分の価値観の狭さに気づくことが多かった。

フジファブリックのライブを見に
大阪城ホールに行くのに合わせて、
京都の友達の家に遊びに行った。
最初は1泊の予定が
もう少し居なよ〜との言葉に甘えに甘えて
3泊4日の旅になった。
それがとてもよかった。


山登りに縁がない友達たちと
山に登ることになった。
条件は
都心の家を7時半に出て5時半までに帰ってくる
というもの。
いつもの登山の形式からすると考えられなかったのだけれど、
やってみたらとても快適だった。神奈川県の大山に登った。
7時半に出て5時半までに帰って来れる山だっていっぱいあることに気がついた。

ある程度年を重ねて、
自分の中で
「ねばならない」に固執していることが多々あることに気がついた出来事だった。
認知の歪みが知らず知らずに色んなところに発生していて
それに気がついてもいない。

自分の中のせっまい量見からでしか
物事を見られないからこそ、
友達たちに言われたことで
見えてくることがたくさんある。

フリーランスなんだから
旅の日程なんて伸ばせるし、
登山だからって登頂しなくたっていい。

外部からの刺激で自分の歪みを
ガンガンに壊したほうが
もっと自由になるのにな。

普段引きこもって
自分の選んだ情報をインターネットから取り込んで
誰にも会わず、
もくもくと日々暮らしているのは
どんどん偏屈になることなのだなあ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

近所でやっていてたお笑いライブに2回行った。
どちらも1500円でわははと笑い
サクッと終わり、
自転車でサッと帰る。
素晴らしい娯楽。

友人がやっているシャンソンのお教室の公演にも行った。
最後に出てきた先生のシャンソンが圧巻だった。

お教室に通うというのはなんと豊かなことだろうと思う。

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京都の平安神宮の蚤の市と
家の近所のベトナム雑貨の店で
久しぶりに皿を買った。

二人暮らしだとは思えぬほど皿が
溢れかえっているので
買い控えているのだけれど、
久しぶりに新しいお皿を買うと気分が違って楽しい。
食卓も少し新鮮になる。

山道具もちまちまリニューアル中。
水を入れる袋を買ったり、
折りたたみの箸を買ったり。
夫に誕生日にトレッキングシューズも買ってもらったりして
手入れして大事に履き出した。


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猫の肝臓の数値がとても悪くなってしまった。
見た目元気そうなだけに歯がゆい。
肝臓は自浄作用のある臓器なので
元気になる。と先生に励まされるも
めげてしまう。
このかわいい生物の小さな小さな肝臓でいったいなにが
起きているのだろうか。
少しでも元気になってほしい。










2024年10月の日記

2024-11-02 | Weblog
10月はスペイン旅行にでかけ、
ついでに京都音博というフェスに行き、
谷川岳にロープウエイから登ったという月だった。

スペインに行く前にぎゅーぎゅーに押し込んで前倒しに
仕事をしたため、
仕事は割と暇だった。
押し込んだ仕事の直しや
新規案件の打ち合わせややり取りなどがメインだった。

しかしながら10日ほどスペインに居たために
雑務に追われ、行きたかった展示にも行けないありさまだった。
スペインと谷川岳についてはInstagramに詳細を綴った。

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1歳今年も年をとった。ありがたい。

自分は不平不満の多い人間だけれど、
好きなことを職業とし、
行きたいところに行き、やりたいことをやり、
基本的に毎日ありがたやありがたやと
楽しく暮らす日々だ。
ありがたい。
ここ二年ほどは、英語を始めて、少し話せるようになったり、
月に一度、ほぼ毎月山に登ったり、充実している。

よくsnsで
40過ぎたら体の不調がひどい、という主張を
目にするが、
私は40過ぎてからのほうが至って健康で元気になった。

10代の頃はいつも貧血気味で夏バテがひどく、
20代の頃はよく入院していた。
30代はなにもできず家で寝ている日々を長く過ごした。

40になってからは
なにも不調を感じない。
むしろ時々走ったり、山に登ったりするので
体力がついた。
心のコントロールもできるようになって
随分生きやすく、
いまが人生で一番ベストな状態だな、とここ何年か思っている。
ありがたやありがたや。

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映画館には行ってないけれど、
ちょこちょこサブスクなどで映画を見た。
まずスペイン旅行の行き帰りの飛行機で
「マイ・エレメント」と「フェラーリ」を見た。

フェラーリは面白かったのだけれど、
全編イタリアが舞台のイタリア人しか出てこないような
物語で全員英語を喋っていることが違和感でしかなかった。
アダム・ドライバーとペネロペ・クルスは最高に
よかったけれど、
今の今までスペイン語しか飛び交わない国にいたせいか
その齟齬がひどかった。

もう令和にもなったのにこれなのか。
イタリア人に英語を話させることが
普通にまかり通る世界なのか・・・
吹替版を見ているようで
奇妙でたまらなかった。


見ていなかった「ファンタスティックMRフォックス」も見た。
面白かった。トリュフォーの「アメリカの夜」の主題曲が
効果的に使われていた。
メリル・ストリープとジョージ・クルーニーの声が最高だった。

トリュフォーつながりで
「突然炎のごとく」もみた。
ジャンヌ・モローの主題歌を
自分の結婚式の退場曲に使ったのだけれど、

まあまあすごいひどい話で
びっくりたまげた。
ジャンヌ・モローのカトリーヌの暴君ぶりよ。
最後のジュールのあっけない感じが
カラッとしていて素晴らしかった。

(ちなみにファンタスティックMRフォックスにも使われているアメリカの夜の曲は結婚式の入場曲にした)




ウエスト・サイド・ストーリーも久しぶりに見て
ジョージ・チャキリスの格好良さにしびれたあとに
スピルバーグ版も途中まで見たのだけれど、
ジョージ・チャキリスに会いたくなって
途中でまた60年版を見てしまった。

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子供の頃から親につれていかれて山に登り、
ポツポツと
八ヶ岳の赤岳だとか、しらびそ小屋だとか、
燕岳とか
何年に一回の割合で登っていたけれど、
ここ二年毎月登っているせいで
山への愛が沸騰している。

低山登山がメインで
登っていたときとは違う、景色の良さに目覚めて
寝ても冷めても山の本などをひらいてデレデレしている。

今は友人のお姉さんが運転してくれる車で
私は後部座席に寝ているだけで
遠くの山まで魔法の絨毯のごとく連れていって
もらえるので
本当にありがたい。

谷川岳最高だった。


スペイン旅行に行ってからというもの
旅行系YouTubeと山岳系YouTubeばかり見ている。
基本的にあんまり喋らず、音楽も主張せず
淡々と進む系が好み。

そんな中おすすめで出てきたアゼルバイジャンの農村の暮らしに
癒やされている。




どうも出来過ぎで
嘘だろ?というほど
羨ましい丁寧な暮らし。

器もすべてかわいい。猫もかわいい。
寝るときに見ると癒やされる。





2024年9月の日記

2024-10-01 | Weblog

9月はただただ家で仕事をしていた。

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父の弟、叔父さんが亡くなった。
島根に住んでいて私は葬儀に行くことができなかった。

私が思い出すのはいつもニコニコしている叔父さんの顔。
もう何年も会っていなくて
未だ実感が無い。

父は島根県の隠岐の島出身で学生時代に
すぐ東京に出てきた。

叔父さんは私が小学生の時は
隠岐の島諸島の中でも一番大きな島の島後の
港のすぐ近くに住んでいた。
新聞社に勤めていた。

家のすぐ後ろにある海を叔父さんがタモで救うと
生きのいい細く銀色に光る小魚がピチピチとタモに沢山入っていて
とても驚いた。
その時も叔父さんはニコニコしていた。

東京に遊びに来たときもニコニコしていた。
低くて温かい声で話す。
お酒が好きでほとんどツマミを食べずに
ひたすら飲むから全然太っていなかった。

叔父さんの子どもたち、私のいとこは
みな美男美女で感じがよくて
今も爽やかな人たちだ。
いとこの結婚式で会ったのが最後になってしまった。

こうして書くことで少しだけ
実感できたような気がする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

叔父さんのお葬式の前に
実家の両親と兄と会った。

両親は今のところとても元気だ。
兄が今年の春から一緒に住み始めた。

毎日家族で食べたものをLINEで送り合っているのが
安全確認のようになっている。

兄が一緒に住んでいるというだけで
安心する。ありがたい。


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いつものメンバーで安達太良山に登った。
とてつもない強行軍で
前日のうちに友達のマンションに泊まり込み、
朝の3時半には出て
夜の11時過ぎに帰ってきたのだけれど、行って本当に良かった。
詳しくはインスタグラムに書いた。

何故か山に登るたびに描いていたスケッチを
インスタグラムにあげていなかったのだけれど、
備忘録として自分であとから読んでも参考になるので
今後は積極的にあげようと思う。


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朝ドラの「虎に翼」がとてもおもしろかった。
基本的に朝ドラは毎回見ている。
あまりおもしろく思わないと途中で離脱してしまう。


「虎に翼」は第一回の
冒頭の憲法14条の読み上げ
画像の質感、演出、俳優の演技、どれも
ワクワクして、
これはすごい朝ドラが始まった!と興奮した。

今までやったことがなかったのに
次の日から毎日録画し始めた。

そして一日も欠かさずみた。

とてもおもしろかった。
以前も書いたのだけれど、
腹を決めたひと、腹が据わっている人にめっぽう弱い。

このドラマは、腹を決めてこういう表現をするんだ、
というのにしびれて見ていた。

朝ドラの多くは
何者かになるまでがとても力が入って
丁寧に描かれて
何者になったあとのことはおざなりな表現になることが
多い。
今回は何者になった後がむしろ本編だった。

法律にも世相にも詳しくないので
実際どんな裁判があったのか知らないことが多かった。

どの事件もとても興味深く見た。

一話完結ではなく、後に引きずるように
事件がすっきり解決しないのもよかった。

もっといろいろな裁判の話を丁寧に描かれているのを
長いシリーズでみたいと思った。

新潟だけではなくて
色々な地裁の些細な事件、
家裁の事件、
もっともっと見たかった。


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朝から晩までやっていた仕事は
一冊の本になる。出来上がりが楽しみ。


10月の初めにスペインに行くので
仕事先の各所の皆さんに
早めに仕事をあげるために
ご迷惑をおかけしてしまった。本当にすみませんでした。

向こうからでも仕事をするので遠慮なくおっしゃっていただけると
ありがたいです。


スペイン語は全くわからないけれど
気休めに旅行英会話のテキストをオンライン英会話の授業で取った。
英語は相変わらず続いている。

















2024年8月の日記

2024-08-31 | Weblog
8月はとても長かった。
充実していた。夏を満喫して大満足と言っていい。
今回の日記は嫌になる程長文である。

前半仕事し、友達とも過ごし、遊び、
中旬に5日間北海道に行き
後半はひたすら仕事していた。

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8月の初めに
英語の会を開いた。

一緒に2年前にオンライン英会話を始めた友達のんちゃんと、
この頃英語が得意な友人に習い始めた友達ぼうちゃんと、私の
3人で英語オンリーのLINEグループを作っている。

ぼうちゃんの先生である友達に英語について習おう!の会である。
日の当たるおしゃれなカフェで、
初めて会った人に英語でいろいろめちゃくちゃな文法ながら
話してたくさん褒めてもらい
勝手に得意気になる。

初めの1年間、本当に毎日休まず
中学高校の英語を勉強し続けて
口から出し続けたのが
やっとこさっとこ
糧になってきた気がする。

その時友人が勧めてくれた
英語学習のアプリを入れたものの
なかなかうまくいかない。

そのアプリは
アメリカ在住のネイティブスピーカーの方で
日本語を習いたいという人と友達になり、
お互いの言語を教え合う、というものなのだけれど、
全然うまくできない。

引っ込み思案が本領発揮されてしまう。

まず友達になることができない。

お金を出してビジネスライクに
教えてもらうほうがよっぽど気が楽だと思ってしまうのだ。


北海道から帰ってきた次の日も
フランスから帰ってきた友人宅でのホームパーティがあった。
フランス人の方とも拙いながらも
どうにかこうにか英語で話す。
単純に嬉しい。

そのフランスの方は
有名な女優さんの息子さんだった。
とても気さくで人柄もよく
素晴らしい方で、
毎回ついてまわるであろう
お母さんの話にもにこやかに対応していた。

英語を勉強する前、2022年の5月以前では
外国の方と英語でコミュニケーションを取るなんて
全く考えられなかった。
たった2年で本当に変わったなと思える。
うまくも話せないし文法もめちゃくちゃだけど
全然違うことだけはわかる。
やり始めて本当に良かった。
まだ全然なのは当たり前なのだけれど。
英語学習に終わりはないと思う


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友人と奥多摩でキャニオニングなる川下りも遊びに行った。

朝8時に奥多摩の古里駅に降り立つと、キャニオニング施設の車が迎えに来てくれる。
一緒の車に乗り込んだのが若いカップルばかりだったのでどうなることかと思ったけれど、

いくつかのコースがあり、その人たちとは一緒にならなかった。

私たち3人とインストラクター2人でグループとなり
貸切状態でとても気が楽だった。

まず、料金を払い、契約書を書き、説明を施設で聞く。
自前の水着やラッシュガードの上に
料金に含まれている
ヘルメット、ウエットスーツ、靴下、靴、ザイル、手袋を着込む。

冷房のない更衣室でウエットスーツが着れない着れない。
汗だくでも着れず、もう一つ上のサイズを持ってきてもらい、
施設の方に手伝ってもらってようやく着る。もうこの時点であせるあせる。

ウエットスーツを着て車に乗り込み、
ネパール人のインストラクターさんの運転で川まで行く。

川は冷たい!水温は15度程度。
まず初めに川に入って身体をならす。

そこから20分ぐらい川沿いの山をウエットスーツのままのぼる。
水に入るため、お財布も携帯電話も施設のコインロッカーに入れているため手ぶら。
身ひとつ。
写真はインストラクターさんが撮ってくれる。

上流に着くとまず
ヘルメットの上まで水に浸かり
耳や顔にも水をつける。

すぐ5メートルほどの滝を垂直懸垂で降りる。
垂直懸垂の練習。

楽しい。
暑い気候とはいえ奥多摩は都心より全然涼しい。
綺麗な青葉と川、澄み切った空。
ザイルをつたって川を降りる。

次は15メートルほどの崖を垂直懸垂で
ザイルを頼りに
崖を蹴りながら降りていく。
ここが1番の山場だった。

目の前の崖をひたすら見ながら目の前の崖に足を立つように降りていく。
急に滝壺が登場して
2メートルほどダイブ。

滝壺の中にはもう1人インストラクターさんが待っていてくれて
抱えてくれる。

崖と崖の間の滝壺は
崖の隙間から
空が見え、
ざあざあとすごい水流の滝が流れて
とても神秘的で綺麗だった。

ここからは
ジャンプして降りたり、
滑り台のように滑って降りたり
ロープを伝って滝の上をジップラインで渡ったり
とにかく楽しかった。

帰ってくると
朝5時起きなのもあってか眠い眠い。
焼き鳥と大きなおにぎりの店で
お昼をたべつつも眠気が襲う。

友人の車で爆睡。
青梅の温泉でひとっぷろして帰る。
真夏にしかできない楽しい体験で最高だった。


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8/16,17,18とライジングサン・ロック・フェスティバル(RSR)に行った。
毎年お盆の時期に北海道は石狩で行われるロックフェス。

とにかくお盆なので飛行機代が通常の何倍もかかる。
チケット代は3万円。宿代も高い。
普通に10万円飛んでいく。

フジファブリックが活動休止を発表し、
もうこの機会がないと行くことはないと清水の舞台を飛び降りた。

直前になり
出発予定日の8/16は関東に台風が直撃するとのことで、
3日ほど前にANAから
飛行機が欠航するかもしれないから
無料で便が変更できるとのメールが届いた。

お盆の時期は格安航空会社もANAもほとんど値段が変わらないし、
荷物も多いのでANAにしていた。本当によかった。

前倒して8/15には出かけることにした。
宿代はどうにかクレジットカードのポイントがあったので
それで補えた。
仕事がカッツカツではあるけど
とりあえずバックパッカー並みのどでかいザックを背負い空港へ。
手荷物に預けて飛行機に飛び乗った。

荷物は寝袋、コンプレッションマット、キャンプ用のなべ、やかん
キャンプ用の椅子、着替え、サンダルなど。
荷物が歩いているのかというほどでかい。

札幌に着いた時に初めに思ったのは
「涼しい!!!」だった。
東京は夜でも全く気温が下がらず、
湿度も高く、外に出られるような状況ではないのに
札幌は全く湿度がない。爽やか。歩いていても汗が吹き出ない。

ライジングの最中は
友達のテントに潜り込ませてもらえることになっていたので、
まず先発隊として百均で
紙皿やらキャンプ道具を買い込む。

キャンプでお湯を沸かすものを持ってきたので
モンベルでOD缶(ガス缶)も調達。

以前来た時は大行列で入れなかった夜パフェを食べ、
みそラーメンを食べて宿へ。

大浴場でひとっぷろ。
最高。
大通公園の前のホテルだったので
近くのセコマで北海道限定の缶ビールを買って、
大通公園のベンチでテレビ塔を見ながら飲む。
最高。

夜風が涼しく冷えたので、もいちど大浴場へ
ただただ小さな贅沢をして幸せな心地で就寝した。



翌朝。いよいよ当日。

ホテルの近くの喫茶店でモーニングをたらふく食べた後、
10時に友人とすすきののスーパーで合流。
食材を買い、そのまま会場までのシャトルバスが出ている麻生駅へ地下鉄で向かう。
麻生駅はすすきのから15分程度。
着いたのは11:30くらい。
シャトルバスに乗るのがものすごい長蛇の列で1時間待ちは当たり前と聞いていたのに
全く待たず、バス停に着いた途端に乗れた。
バスは混んでて座れはしないけどとてもラッキー。30分ほどで会場へ。

ライジングで貸出しているテントを受け取り、
指定の場所へ。
まごまごしていると、お向かいの場所にテントを張っている
家族連れのお父さんが手伝ってくれてあっという間に立った。
ありがたすぎる!!

テントの中はとても広い。
本当は4人のところ、私を後からねじ込ませてくれて
女5人で雑魚寝する。
テントがあるだけでなんと気が楽なことか。

そして簡単にお湯を沸かして
カット野菜をちらほらと入れてインスタントラーメンを作る。
うまー。
キャンプでたべるインスタントラーメンってなんでこんなに美味しいんだろう。


まずは椅子で座りながら、怒髪天を見る。
ライジングが始まった。

ゆるゆるテントで昼寝などしつつ

夕方5時、
羊文学を見に行く。
ドラムは先日解散してしまったCHAIのユナちゃんだった。

すんばらしかった。単純に音楽っていいなと
心の底から思う。

場所を移動してネバーヤングビーチを見る。
これまたすごい良かった。
ライジングにこれた喜びを爆発させてて
とにかく陽の雰囲気。会場も大盛り上がり。
みんなハッピで演奏していた。楽しい楽しい。

そこから折坂悠太へ。
こんなに近くで折坂悠太が見られるなんて贅沢すぎる。
演奏も最高。気持ちがいい。
最後の曲で後ろ髪をひかれながらフジファブリックへ移動。
「坂道」が遠くから聞こえてくる。

さていよいよフジファブリック。
時刻は23時過ぎからのステージ。
お客さんは満杯。
最高だった。
ゲストの斉藤和義さんもユニゾンの斎藤くんも最高だった。
とにかく演奏が最高だった。

8/4に行われたライブが
脱退を表明したキーボードの金澤さんが
いつもと明らかに違って、見ているのがすこし辛かったのだけど、
ライジングはそんなことなかった。
ただただ演奏が最高だった。
ライジングまで来て本当に良かった。

興奮冷めやらぬまま
なんとステージ脇の小さなブースで今度はフジファブリックの
ベースの加藤さんの怪談が夜中の12:00過ぎから始まる。

加藤さんも序盤はまだ演奏の余韻の中に居た。

屋外で、背景は森。
夜中に怪談を聞くのもかなり貴重な経験で楽しかった。

怪談終わり、友達とふらふら写真なんてとりながら
夜中の会場を歩く。楽しい。

会場からすぐのセコマまで行く。
品揃えは豊富。
深夜2時、セコマのポテトフライを
コンビニの前でビールと共に食べる。
めちゃくちゃうまい。
たのしい。みんなで
余韻に浸り良かった良かった来てよかたといいながら
もぐもぐ食べる。

そのまま歯磨きしてテントになだれこむ。
最高の心持ち。テントの中は暑くて暑くて
寝袋はいらなかった。


2日目。
朝、前から申し込んでいた入浴。
近隣の施設までバスで行き、
1時間ほど入浴して帰る。生き返る。
なんという素晴らしいサービス。至れり尽くせりすぎる。

帰ってきて
ライジングのゴミの話なんて聞きながら
じゃがいもを食べ、ひとねいり。
お湯を沸かすガスが本当に役に立つ。
簡単な調理ならできるので
ウインナーを焼いて、野菜炒めを作って食べる。

百均で300円でできるバーベキューセットも買ったのだけれど、
結局バーナーが1番使えた。

2日目はもう昨日の余韻がすごすぎて
ぼんやりしていた。携帯を落としてすぐ届けられたりして
ラッキーだけど自分のぼんやり具合に唖然とした。

スピッツを見てスカパラで踊り狂って民生を見て。
もうそれで夜中。
またもやみんなでセコマに行って
ビール飲んでポテト食べて。

今日は昨日と違って夜中ステージがあり
ずっと音楽が聞こえてくる。
店も開いている。

各々趣向を凝らした
テントも活気がある。
綺麗にライトアップされ、
机に椅子。
肉を焼いている人もいればビールサーバーを持ち込んでいる人もいる。

最初に怒髪天の増子さんが
「ライジングは北海道の大晦日です。みなさん良いお年を!」
と言っていて何を言ってるのか意味不明だったのだけれど、
その意味がよくわかった。
まるで大晦日のように夜中みな寝ずに楽しんでいる。

でも睡魔には勝てなかった。
遠くの方で音楽を聴きつつ爆睡。
昨日と打って変わってすこし寒いくらい。
ダウンを羽織る。

起きた時のはトリのクリープハイプが終わった4時すぎ。
見ていた友達がテントの前で椅子に座っていた。
しばし話す。なぜか腹が減ったということになり、
朝の5時から肉を焼く。肉を焼く。
百均で買ったバーベキューセットで肉を焼く。
バーナーでお湯を沸かす
お茶を淹れる。
パンを焼く。
みんなも起きてきて朝から食べる。
あきらかに変なテンション。
楽しい。楽しい。

テントのない人々は続々帰り、
テントも続々撤収されていく中
肉を焼く。

朝の10時がシャトルバスの最終とのことで
8時には撤収開始。
またしてもお向かいの方が手伝って下さり
あっという間にテントも撤収できた。
お礼にお菓子を渡す。

バスに乗ったのは9時過ぎ。
なんだか夕方5時くらいの気分だった。

札幌駅でみんなと別れる。


札幌駅からすぐのホテルに
どでかい荷物を預ける。
チェックインは2時。

スープカレーを食べて
(なんでこんなに食べまくってるのか)
日帰り温泉へ。
ライジング帰りの人も多いのか混んでいる。
女性専用の施設で仮眠を取れるベッドもあり
ここホテル代わりになるな。と思う。
本当にそうしている女の子がいっぱいいた。

本当は今日帰ればいいのだけれど、
お盆の日曜日、飛行機代が5万円くらいしてしまう。
1日ずらすと半額ほどになるし、疲れてるしと翌日の便を取ってあった。

仮眠をとりつつホテルへ。
コインランドリーで洋服を洗濯。
なぜか元気。
夕方から大倉山のスキージャンプ台にでかける。

円山公園駅から無料のシャトルバスで15分くらい。
とにかく寒かった!!
気温19度。半袖では厳しい。なぜ上着を持って来なかったのか。
しかし気持ちがいい。
夜景も綺麗。リフトも楽しい。



札幌からこの近さでこんなに寒くなるなんて驚いた。

夕飯は1人ジンギスカンへ。
シティサイクルを借りて自転車で向かう。

1人ジンギスカン専用のセットが用意されている店舗。
カウンター。
ちらほら1人のお客さんがいる。
これがまたとても美味しかった。

大満足でホテルに帰る。


最終日。
朝からモエレ沼公園へ行く。
バスが少ないので要注意。
またもやレンタサイクルを借りて公園内をうろうろ。
お土産がどれも可愛くて爆買いしてしまった。

モエレ沼のてっぺんでごろごろしたりしてるうちに
丸一日いてしまった。



あっという間に飛行機の時間になって
空港へ。

飛行機は2時間くらい遅延して最後まで
飛行機にふりまわされる旅だった。

心の底から行って良かった。


••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••


他にもお笑いライブに行ったり、
ユザーンと鎮座ドープネスと環ロイのライブに行ったり、
おじいさんがやってるお店のフレンチカレーとデザートに衝撃を受けたりしました。

あとはほぼ家で仕事してた夏だった。

8月がおわる。

2024年6月と7月の日記

2024-07-31 | Weblog
またしても2ヶ月ためてしまった。
8月からは一ヶ月ごとに書くようにしたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6月は仕事とねこの病院となによりコロナになってしまった。

仕事は毎年この時期にやっているものなのだけれど、
いっつもギリギリオブギリギリなので、
コロナで一週間以上寝込んでしまい、
とても迷惑をおかけしてしまった。
熱のある時はさすがになにかいい案も浮かばず、絵も描けないのだな。と実感した。

そしてこの時期にコロナになっていて良かった、とも思う。
今の大流行を前に免疫がついて良かったような気もする。

猫はまあ、とにかく毎週のようにでかけて
お金が湯水のごとく消え、20万円以上かかっている。

検査代が主なのだけれど、
通っている病院が平均よりどの検査もちょっと高い。

その分、とても親切丁寧だし、
LINEでいつでも相談に乗ってくれるし
とてもいい先生なのだけれど、値段が高い。
うちは富豪でもなんでもないのでとてもそれが大変なのだけれど、
薄皮を剥がすようにすこしずつよくなっている。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7月はもりもり沢山で、このたった一ヶ月の間に何があったのだろうか、というほど詰め込まれた一ヶ月だった。

まず仕事が異常に忙しかった。
ありがたい。とてつもなくありがたい。
対面の打ち合わせ、zoomの打ち合わせ、仕事仕事仕事。

そんな中でフジファブリックが活動休止の話が飛び込んできた。

フジファブリックはこの所ずーーと追いかけていて、
ライブでも「絶対解散しない。20年30年と続けていきたい」と口酸っぱく言っていたので
油断してしまっていた。
自分の生活の一部に組み込まれてしまっている。

仕事も大好きで、一番大事で、絵を描くことで
救われるような気持ちに毎回なる。絵を描くことでお金を頂いていいのか、
と、毎回新鮮にありがたい。

それとは別に、1週間後、2週間後、ライブがある、というだけで生活にハリができる。
ときには地方にまでライブを見に行くことも大きな楽しみで、
これからいったいどうしたら?腑抜けになるのは間違いなしだな、という心境である。

ファンの友達たちと飲み会をし、今月もフジが出演するフェス形式のライブも見に行った。
寂しい。というのが一番の感情かもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年もツール・ド・フランスも見ていた。

参加チームの中に、
イスラエルの名前を冠したチームが走っていた。

ずっと違和感で
どうしても我慢できなかった。
レース自体はとてつもなく面白かった。

ロシアはロシア侵攻後、
ロードレースの世界では
ロシア籍のチームは解体され、ロシア出身選手の国旗は表示されない。

それなのにイスラエルはなんのお咎めもないばかりか
普通に応援されている。

沿道の人たちも全然ブーイングもない。

とてもよくわからない。
オリンピックもそうだ。

オリンピックでもいつものロードレースの選手が出ている競技を中心に
見ている。TVerで日本人選手の出ていない競技もリアルタイムで配信されていて
本当にありがたい。マウンテンバイクのピドコックがとにかくすごかった。


よくわからないといえば都知事選挙もよくわからなかった。
私が毎回見ているsnsの世界とは皆違うところで生きている。
でも投票率があがったのが唯一の嬉しさだった。

政治的なことばかり言いたいわけではない。
でも史上最高の税収の中で意味不明な税がまだどんどん増やされ、
人々の貧困の格差が広がる社会がいびつで腹立たしいと
思うのは辞められない。

戦争も政治の腐敗も太古の昔から、ギリシア時代からずっとずっとずっとあることで
それは変わらないのだと思い知らされる。

朝ドラの「虎に翼」が非常に面白い。
太古の昔から変わらないことでも、おかしいなと思うことをおかしいと思い続けたい。

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入笠山に登山にでかけた。
すごく良かった。なによりとても涼しかった。
湿度が無かった。なんと快適なことか。

しかし湿原を歩く木道の上で捻挫してしまった。
幸い友人が包帯を持っていてそれで固定し、歩いて下山することができてラッキーだった。

簡単な山で本当によかった。
いつもハイカットのトレッキングシューズを履いているのだけれど、
ローカットで行ったのが敗因だった。
これからは湿布とテーピングとハイカットは必須。山を舐めない。

そしてこんなことになってもやっぱり山が好きで早く次に行きたいとうずうずする。


登山家の平出さんと中島さんの滑落のニュースが飛び込んできた。
登山家の方々は本当に本当によく亡くなる。インスタもフォローしていたのでとても残念。

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お腹が急に痛くなったので
胃カメラを飲んだ。結果はほとんど問題なしだった。
むしろ定期検診的に胃カメラを飲んでよかった。
寝ている間に済んでいたのでなんにも記憶がない。
以前胃カメラをすると記憶がなくとも喉がヒリヒリ痛かったのだけれど、
それもない。技術の革新はすごいし、料金は4000円でとても安かった。
ねこの病院代との
差にも愕然とした。
国民皆保険であることに感謝する。

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母が八十歳になった。
よく思う八十歳とはぜんぜん見えない
はつらつと元気な80歳だ。
実家に行くといつもぴしっときれいに掃除され、
毎回の食事もとても素敵に作っている。
背中もシャンとしておしゃれ。

誕生日の日に
一緒に鰻を美味しい美味しいと食べた。
















2024年3月4月5月の日記

2024-05-31 | Weblog
毎月書いていた日記を三ヶ月もためてしまった。

3月は確定申告、いまさらいいますが3年分やっていた
5年は振り返って申告できるので
ためにためてしまった。そして全部還付金が返ってきた。
ありがたや。

インボイスに登録していたらこうはいかない。
インボイス、本当にこのままずっとなのだろうか。
国も得しない、納税者側も得にしない。
どこかのだれかのなにかだけが得している。
なぜ暴動が起きないんだろうって
友達に言ったらそんな気力も残っていないからだと思うと言われた。
本当その通り。
でもインボイス反対のデモでもあったら行きたい。本当に。

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4月は忙しかった。
仕事が山盛りな上に行きたいライブにも行き、
沖縄に行き、装画展に参加し、目まぐるしく日々送っていた。

沖縄がとても最高だった。
スレッズに詳しく書いたのだけれど、

沖縄本島の北側方面に行った。
金武という米軍基地の街にある
BBQショップの味が忘れられない。とても美味しかった。
川を上り滝に着いたり、
登山をしたり。ご飯もすべて美味しかった。

箱根の明神山も最高だった。尾根歩きの眼の前に富士山。
山登りにまた一歩ハマった感覚。もっと身体を鍛えて
もう少し歯ごたえのある山に行きたい。


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5月は
友達がやっている福島県白河市にある
「みず文庫」というところのイベントに行くことから始まった。
とても良かった。
そのまま展示をしてもらうことになり、来年もやろうと計画をたてた。
赤城山に登り、大阪で民博に行った。
民博の仮面の展示がありえないくらい素晴らしく
図録も購入した。

仕事も相変わらず忙しく
日々格闘している。

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そんな中、とにかく飼っている猫の団十郎「だん」を
病院につれて行ったことから
毎日がだん中心になった。

もともとお腹が弱く、
少し下痢気味の便をしていたのだけれど、
そういう体質か、とあまり気にしていなかった。

3月頃からまあまあそこまで仲が悪くなかった
同居猫の「きく」に対してひーとかフーとか唸るようになった。

この時点で病院につれて行けばよかった。


なんとなく気になっていたので
なんとなく病院を変えてに連れて行ったら
大病が見つかった。

ゆるい便は黄土色で色が薄い。
これは膵臓が悪い典型的な証拠だった。

腸内環境が悪く、それが膵臓や肝臓に波及してしまい、
腹水もたまっていた。

抗生物質と乳酸菌で様子をみていたのだけれど、
29日の夜、10回くらいの嘔吐。
次の日急患で病院で診てもらうと
膵炎の増悪期に入ってしまっていた。

ここからは3日間の点滴。
毎日通う。
数え切れないほどの薬を毎日何度も飲んでいる。

だんは
もともとイノセントとか無垢とか
そういう言葉がピッタリの稚気のある猫で
のほほんとして天真爛漫。
毛はどこか長毛種の血がはいっているのか
触ってみるとふわっふわ。
尻尾は短くたぬきのようにこちらもふわふわしており
手足も短く愛くるしい形をしている。
その上甘えん坊という
とてつもなく可愛い生き物なのだけれど、

このところイライラ鳴いたりしていて
だんらしくないな、と思っていたら、
そうか病気だったのか、気付かなくてごめん、
なんと悪いことをしたのかと思っている。


ここを脱して
まあ一生薬は飲み続けるにせよ、
また無垢でふわふわの
遊ぶときは集中しすぎて
虫みたいなかおになるだんに少しでもなればいいなと
おもっている。

今は寝てばかり基本いて
あまり元気はないけれど、
食欲旺盛で水もよく飲み、
トイレも自分でし、甘えてもくる
そこまで
悪い状況にはなく見える。

SNSになにか書こうにも
だんのことばかりになってしまうので
あまり書けずにいた。

6月の終わりには
快方にむかっていますように。




2024年2月の日記

2024-03-14 | Weblog
Threadsに日々の暮らしを書き連ねている。

Threads

見ている人も少ないし、
気楽に書いてしまっている。

そのせいかこちらをどうもおろそかにしてしまう。
もうこの日記も20年も書いているのだから
そのまま書き続けるのがいいのだろうと思う。

自分は流行り廃りはあるが
ほそぼそとなにかを続けることはできるのかもしれない。
と思うようになった。

基本的に怠惰であるし、めちゃくちゃである。

それでも高校の時から始まり、
もう30年の付き合いになる未だにちょくちょく会う友人が何人かいる。

一度好きになると基本的に嫌いにならない。
歌舞伎も将棋も自転車ロードレースも。
フジファブリックは一番最初にライブで見てから17年位経った。
ブランクがかなりあるけれど、熱心にライブに行くようになってからも
7年くらい経つ。

なんでも長く続けりゃいいってもんでもないけど、
居心地いいし、無理しないで続けているだけのことが多い。
この日記もだ。


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ビクトル・エリセの最新作「瞳を閉じて」を見た。

お恥ずかしながら、「ミツバチのささやき」を見たことがなかった。
前の日に英語字幕だけれど見た。

セリフがとても少なく、
基本的に子供の話なので
英語字幕でもだいたい理解できたのが嬉しかったし、
英語字幕でみても大変面白かった。

長回しで遠景のショット。
最小限でミニマルな表現。
セリフも削ぎ落とされている。

とにかくかわいい子供二人、
その背景にある複雑な政治状況。
何気ない描写なのに恐ろしいさが真横にあってひんやりとする。

とにかく素晴らしかった。

そして次の日見た「瞳を閉じて」
悪い話ではない。
おとぎ話のようなものだった。

でも「ミツバチのささやき」と同じ監督とは
思えないほど作風が変わっていた。
とても良く話す人々。丁寧すぎる描写の数々。

主人公は今のエリセ監督と重なるのだろうか。
いま彼はどんな暮らしをしているのだろう。
バスク地方のビスカヤ県出身らしい。
2019年に訪れたことがある。
あの世界遺産の大きな大きな橋の下で
生まれたのか。
とてもいいところだった。

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英語、やっと久しぶりにしっかり続けて勉強できるようになってきた。
オンライン英会話の会社を変えてつまづき、
コロナになってつまづき、一ヶ月くらい全くやらない時を経て、
徐々に元に戻れた。よかった。

とにかく単語が定着しない。
それが問題。

頭にある中学英語を
口に出せるか、
その訓練、練習、お稽古という感じ。

he is taller than meなんて
テストで間違えるわけがないのだけれど、
それが口に出て日常会話で使えるか、瞬時に
口にでてくるか、それだけだ。

今の英語もとてもひどい。ひどいけれど、
could I touch this?
みたいなのが何も考えなくても口から出るようなっただけでもよしとしよう。
目標が低すぎるだろうか。

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今年も花粉がひどい。
春の陽気になって
とても気持ちいい日でも
恐ろしくてジョギングができない。

涙と目のかゆさと鼻水がひどい。
毎日薬が手放せない。








2024年1月の日記

2024-01-31 | Weblog


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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大晦日の夜に友人、夫と一緒にお寺に行き、
初めて除夜の鐘をついた。

除夜の鐘って、年またぎでつくのかと思っていたら、
新年明けてから和尚さんがつき始めてびっくりした。

わりといい音を鳴らすのは難しくて
力いっぱい叩くより
振り子の力で自然に任せたほうがいい音が出るのを知った。

帰ってきてからしっかり寝て、
元旦から池袋まで出張って
カレーフェアに行った。

元旦の東京は
天気がよくて
抜けるような青空で
暖かくて、
山手線も池袋の街もガラガラだった。

並ぶことなく好きなカレーを
夫とおのおの好き勝手に買って食べた。
「強い女」という店のカレーがともかくおいしくて
お土産まで買った。

東口にある、中華専門店で
色々買い込んでお茶までして
家に帰ってきてから能登の地震がおきた。
びっくりした。

2日は地域の銭湯の一番風呂に行った。
若い人もお年寄りもいてとても混んでいたけれど
なんだかそれがとても居心地良かった。

北陸の方々にも安らぎがありますように。

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1月27日、28日と茨城を旅行した。

フジファブリックのオタク友達と
フジファブリックのキーボードの人の実家に行く旅。

大洗で神社に行き、
白身のフライを食べて
竜神大吊橋でバンジージャンプを見て
お目当ての大子町につく。
大子町は
どこからも遠い山奥の小さな集落。

友人がレンタカーを運転してくれた。
今どきの軽のワンボックスカーの居住性の良さにびっくりした。

ひたすらゲラゲラ笑ってひたすら楽しかった。

お目当てのご実家のレストラン「くれしぇんど」
は何もかも素敵だった。
昭和の頃から続くすてきなレストラン。
ステンドグラスの傘の電球に
掃除の行き届いた店内。

美味しいご飯は
ひとつひとつ丁寧な味がして
とても心が温かくなった。

「とんかつラーメン」が名物と聞き、戦々恐々としていたけれど、
まあおいしい。
上に乗っているレモンがとても良く効いている。
レモンとラーメンのつゆがこんなに合うとは思わなかった。

友人とラーメンはシェアして
ハンバーグも食べた。
熱々の鉄板にじゅーじゅーいいながら
やってきたハンバーグの
ちょっと焦げた玉ねぎのおいしさ。

ここがキーボードのダイちゃん(とファンは呼ぶ)の
お店でなくても本当に素敵なお店だった。

翌日のランチまで食べた。
ドリアにクレープ。
付け合せのサラダのドレッシングから
クレープの飾りつけから全てウキウキわくわくした。












袋田の滝のライトアップをみたり、
メルヘンな雰囲気で統一された宿で
リンゴ風呂を堪能したり
とてもつもなく楽しい旅だった。

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あとはちょこまかちょこまかと仕事をしていた。
英語もちょこちょこと
また頑張りだした。
すぐさぼる。
さぼらないようにしなければ。