クインシー・ジョーンズ リッスン・アップ！
cast >> Quincy Jones, Steven Spielberg, Melle Mel, Kool Moe Dee, Lionel Hampton, Dizzy Gillespie, Ice-T, Ray Charles, Frank Sinatra, Miles Davis, Siedah Garrett, Sarah Vaughan, Billy Eckstine, Ella Fitzgerald, Take 6, Barbra Streisand, Sidney Lumet, Michael Jackson, Charlie Parker, Alex Harey, Jesse Jackson, James Moody, Al Jarreau, Ahmet Ertegun, Herbie Hancock, Lionel Richie, Billie Holiday, Sheila E., Phil Woods, Martin Luther King Jr., Dinah Washington, El DeBarge, Clarence Avant, James Ingram, Bobby McFerrin, Count Basie, Oprah Winfrey, Big Daddy Kane, Quincy D. III, Rod Temperton, George Benson, Tevin Campbell, Al B. Sure!, Bob Geldof, Chris Tucker ...
director >>Ellen Weissbrod（115min）
music >>Quincy Jones
《多くの顔を持ち、多くの人生を歩んできた、一人の魅惑的な男の物語。》
【グラミー賞】を「27回」受賞した "Q（ discography ）" の、シカゴのサウスサイドでの貧しく "母" の記憶がない（＝母親の存在価値が理解できなかった）幼少期、シアトルに移り音楽に "開眼" した時代、歴史に残るコラボレーションの数々、彼の人間関係や "命" の危機まで、"Q" が歩んできた足跡を辿るドキュメンタリー。
アルバム "BACK ON THE BLOCK" 製作風景を織り交ぜながら、何よりも "仕事" を優先したため、結婚に失敗し犠牲にしなければならなかった家族や、共に音楽史をつくりあげてきた音楽仲間や友人らが続々と登場。今は亡きレイ・チャールズ（ "Ray Charles / The Genius Of Soul" "Ray" ）、マイルス・デイヴィス、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、ディジー・ガレスピー（ "BIRD" "A Great Day In Harlem" ）、フランク・シナトラ（ "Space Cowboys" ）、ビリー・ホリデー（ "Lady Sings The Blues" ）、ダイナ・ワシントン、アレックス・ヘイリー（ "ROOTS" ）。その他スティーヴン・スピルバーグ（ filmography ）、シドニー・ルメット（ "THE WIZ" ）、オプラ・ウィンフリー（ "The Color Purple" ）、バーブラ・ストライサンド、マイケル・ジャクソン（ "Off The Wall" "Thriller" ）、ジェームス・イングラム（ "It's Your Night" ）、ジョージ・ベンソン（ "Give Me The Night" ）、ハービー・ハンコック（ discography ）、ボビー・マクファーリン、アイス・Ｔ（ "Ryme & Reason" ）、メリー・メル（ "I Feel For You" ← 冒頭のラップ、本作でもラップを披露）、クール・モ・ディー（ "Beat Street" ）、ビッグ・ダディ・ケイン、シーダ・ギャレット、テイク６、エル・デバージ、ボブ・ゲルドフ（← "We Are The World" 提唱者）、クリス・タッカー・・・と、キリがない。
家族や多彩な友人らを通して「父親」「夫」「ミュージシャン」「プロデューサー」「慈善家」「出版者」など、"Q" の持つ様々な素顔に迫る。'01年の "Quincy Jones: In The Pocket" と重なる部分と、そうでない部分、いずれにしろどちらも必見。生きる "伝説" が語る「音楽史」の一頁と「黒人の歴史」も垣間見ることができます（感動）。
"Q" with Tevin Cambell, Siedah Garrett, Karyn White, Ice-T, Al B. Sure!, The Winans, James Ingram, El DeBarge, Big Daddy Kane, Melle Mel and Ray Charles（← エンド・クレジットで流れます。音質・画像とも不良ですが選択の余地なし）
ちなみに本作は長い間待たされて "ようやく" DVD化された甲斐があって（苦笑）、『クインシー・ジョーンズの肖像』『クインシーの "特別な人達"』『クインシーとジルベルト・ジル』（← これらは 2008年製作）など、47分の映像特典が収められています。
"Q" サウンド満載＆コラージュ映像も秀逸です。・・・それにしても「マイケル・ジャクソン『スリラー』のプロデューサー」という、まるで芸のナイ形容の仕方、いい加減やめませんかね？（苦笑）
確かに２枚とない "名盤" なのは間違いナイ事実だけど。
