リトル・ロマンス

1979年　アメリカ　109分
監督/ジョージ・ロイ・ヒル
出演/ダイアン・レイン、テロニアス・ベロナール、ローレンス・オリヴィエ
（95点）　少年少女の純愛ファンタジーの秀作

パリの下町の映画好き小生意気な少年テロニアスがアメリカ育ちの美少女ダイアン・レインとベルサイユ宮殿で出会いお互いに惹かれあって、ベネチアに逃避行して橋の下でチューして二人の愛は永遠なのよ！とかなんとか言って離れ離れになっちゃう小さな恋の純愛ファンタジー。

子供の頃「名犬ラッシー」の同時上映作品として観て「ラッシー」よりも面白かった。
あれ以来改めてもう一度観たら、思った以上に良く出来た映画だった。
キーマンのおじいちゃんの登場シーンに工夫がないのがちょっと残念だが、今観てもやっぱりダイアン・レインはかわいい。
大人のエゴや辛い現実、貧富の差なども描きつつも綺麗にまとめて嫌味のない作りでなかなかの名作と言うか秀作。
公開当時ＣＭで流れていたあの曲は日本で勝手に作ったイメージソングだったんだね。
ちょっとアレも聴きたかった。
でも、とっても爽やか。スーラの点描画のようなＤＶＤパッケージもお洒落。
でも、東宝東和製作のポスターとかの方が個人的には馴染んじゃってる。

（2013年12月ＤＶＤ70円レンタルにて鑑賞）

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