暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

給料上がれば・ごっそり増税❔

2024-04-02 04:39:47 | 暮らしの中で


急激な物価高を受けて政権は財界に賃上げを求め、それが実現すると日銀は17年振りに乗り上げだ、
岸田文雄は内心ほくそ笑んでいることだろう・・国民の暮らしが向上するから、ではない・・
これで年金を一気に減らせるそんな年金大減額の思惑を暴く・・・
今年の春闘で大企業は平均5.28%という33年振りの賃上げを実施した・・岸田文雄は力強い賃上げの流れが
出来ているとドヤ顔で語り、日銀はマイナス金利からの転換を決めた日経平均株価も市場最高値を更新し、
4万円を超えた・・まるで経済バラ色のような大騒ぎだが、政府はかねてから、物価と名目賃金が大きく上昇する
タイミングで年金を大胆に減額し、保険料をドーンと値上げしてやろうとの仕組みをつくって待ち構えていた・・

4月の現役世代の【年金保険料は大幅値上がりだ】・・・・大幅賃上げの恩恵を受けるサラリ-マンが4月から・・・
自営業やフリーランス。アルバイトなど非正規労働者などが加入する国民年金保険料は4月から年額5520円値上げ
来年4月からはさらに6360円値上げと2年連続で引き上げられる・・過去4半世紀で最大の異次元値上げで2年分で
現在の保険料より1人1万7400円の負担増となる・・これも物価・賃金上昇に合わせた調整だ・・・

年金カットだけでなく、保険料まで上げるというのは、やりたい放題で、春闘で賃上げラッシュといっても・・
非正規労働者にはあまり波及していない、その上、自衛業者は消費税のインボイス導入で税金負担が増えている
現在も国民年金は保険料の未納率が4割近く、大幅値上げをすれば未納率がさらに高まって制度が立ち行かなくなる
危険性さえある・・
春闘では、日本鉄鋼が月額3万5000円・神戸製鉄が3万円‣トヨタ自工2万8440円・と軒並高水準の賃上げ回答が
相次いだ・・ダが大幅な賃上げの恩恵を受けるサラリ-マンも喜んでばかりはいられない、その分厚生年金ずっしり
負担がずっしり重くのしかかるからだ・・・厚生年金の保険料率は18.3%で固定され、給料が上がるほど保険料は増える

例えば・・月給34万8000円のサラリ-マンが4月から月額2万2000円の賃上げになるケ-スで試算すると・・
厚生年金や健康保険など社会保険料の算定基準となる標準報酬月額が2段階アップし、7月からの保険料は約6000円も
引き上げられる・・賃上げは月2万2000円でも手取りは1万6000円しか増えない・・そして保険料はこれまでよりも
年間7万2000円も多く支払わなければならない・・
サラリ-マンの賃上げの上積は年金保険料にごっそり持っていかれるのである・・そのうえ、これら4月の年金ショックは
今年から始まる新・年金大改悪ほんの序章にすぎないのだ・・・



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