今年も1月下旬に栃木県の湯西川温泉へ行ってきました!!1月24日夜から始まった第16回 『光輝く氷のぼんぼりとかまくら祭』 を観に行くのが目的でした。
昨年は近年稀にみる暖冬のせいで、かまくら設営用の雪が不足するという事態に陥り、相当広範囲から雪をかき集めてきたそうですが、今年は「年末に大量に降った雪のおかげで上質の雪がたくさん手に入り苦労することはなかった(同祭関係者談)」という話でした。
訪問した日は快晴に恵まれ、イベントを楽しむ分には最高の陽気でありましたが、あまりにもいい天気過ぎましたので、これから1ヶ月以上続く「かまくら祭」のかまくらが溶けやしないかと少々心配になりましたね(苦笑)。関係者の話ですと、「かまくらを作るのが大変なのは当然こと、それ以上にメンテナンスでこの状態を1ヵ月保たなければいけない方がもっと大変」なのだそうです。たしかにそうかもしれません。毎日、雪のかまくらを楽しみにやってくる観光客に、常に白い状態のかまくらを見せて上げなければいけないわけですから、補修作業を行わなければならない同かまくら祭実行委員の方々の苦労は並大抵のものではないでしょう。
夜は会場内のかまくらがライトアップされて、氷のぼんぼりに明かりが灯されます。昼間とは違った幻想的な姿が湯西川温泉街全体に広がります。なるほど、これで若い女性グループの観光客が多いことが頷けますね。
今回、宿泊したのは湯西川温泉の一番手前に位置する夢語りの館 『伴久ホテル』 です。こちらのホテルに泊まるのはこれで3回目になります。この宿は総桧造りの大浴場「夢の里」で入る温泉が、実に気持ちイイんですよね~。お世辞抜きで本当に何回入っても最高の温泉ですっ!!
駐車場の左手にVIP客専用の「離れ取居土(はなれとりいど)」という別棟があるのですが、今回私も初めてそちらを利用させていただきました。到着時に離れラウンジに通され、誰も居ない暖炉の前で珈琲をいただきましたが、いやーこれが美味しいこと。窓の外の雪を眺めながら飲む一杯の珈琲は、なんとも落ち着きます。まさに至福のひとときですね。
なお、この「離れ取居土」にはラウンジのほか、24時間利用可能な「見上げの立湯」という専用露天風呂があることも今回初めて知りました。深さ1.1メートルもある露天風呂で、要は立ったままで入る温泉ですね。僕も寝起きに朝風呂で利用させていただきましたが、これがまた最高に気持ちよかったです。但し、あまりにも外気が寒くて湯舟からなかなか上がれなくなってしまいましたが(苦笑)
そうそう、3回も泊まっていながら今まで気がつかなかったのですが、ホテル駐車場の右手には、足湯もありました。こうしてみるとホテルの設備って1回や2回、泊まってみただけでは気がつかないことって意外とあるんだということがわかりましたね。
栃木県・湯西川温泉の「光輝く氷のぼんぼりとかまくら祭」は3月8日(日)まで、期間中は毎日実施されていますので、興味をもたれた方はぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。東京から一番近い本格的な「かまくら祭」で、小さな子どもや若い女性には、とくに人気がある冬のイベントだと思います。オススメですよ~!!