廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★原宿クロコダイル「ジョニー吉長 58th Birthday Party」に急遽参戦!!

2007年03月21日 | Johnny, Louis & Char
 
2007年3月21日、春分の日に原宿クロコダイルで行なわれた 『ジョニー吉長 58th Birthday Party』 に急遽参戦することができましたー!!前々日の月曜日に突然メールをいただき、「チケットが一枚余分に手に入ったので行きませんか?」と予想だにしていなかった、なんとも嬉しい展開になってしまいました。300枚限定のチケットということで、気が付いた時にはすでにソールドアウト。ヤフオクにも何枚か出品されたものの、中には5万円以上(※最初から戦意喪失・・・苦笑)の入札価格が付いたものまであり、完全なプレミアチケットと化しておりましたので、これはもう絶対に手に入らないと諦めていた矢先でしたので、いやー、「棚からボタ餅(笑)」とでもいいましょうか、まさに「青天の霹靂」で急遽参戦決定と相成ったのでありました。今回、チケットを手配していただいたSさんとAさんには、本当にもう感謝感謝であります!!この場を借りて再度、御礼申し上げます。ありがとうございました。


さて、本日の 『ジョニー吉長 58th Birthday Party』 ですが、あくまでも大義名分は“ジョニー吉長さんの58回目の誕生日を祝う会”でしたので、Char、加部正義がゲスト参加と告知には書かれておりましたが、リハがどのぐらい行なわれていたのかも不明でしたので、たぶん慣れている曲を数曲三人で演奏して、お茶を濁すような感じになるのではないかと予想しておりましたが、いざ蓋を開けてみたら、あらら、アンコールも含めておよそ1時間45分、ほぼMCもなしでビッシリと全19曲も演奏してくれたから、さあ大変です(苦笑)!!

一回限りのジョニー・ルイス&チャー再結成ライブというのは、これまでにも何回かあったと思いますが、こんなにも数多くの曲を演奏しまくったことはかつてなかったと思います。三人による久し振りの演奏だったせいか、イントロのもたつきですとか、ジョニーさんの声が思ったよりも出ていなかったなど、多少の違和感を覚えたのはご愛嬌ですが、いやーそれにしてもまさか2007年の今日、まさか目の前でジョニー・ルイス&チャーの生演奏が観られるとは夢にも思っていませんでしたので、感激もひとしおでしたね。リハ不足による演奏の粗さなんて、ほとんど問題になりませんでしたね。彼ら三人が現実に目の前で演奏している!という事実だけでいやもう目頭が熱くなるばかりでした・・・・。

怒涛のジョニー・ルイス&チャー名曲のオンパレードで、どの曲も演奏されるたびに会場内にどよめきが起こりましたが、僕が個人的に印象的だった演奏は、「風に吹かれてみませんか」「金星のライオン」「クロスロード」「籠の鳥」「フィンガー(最高!)」そして1回目のアンコールで演奏した「ジェフズ・ブギー」でありました。

とくに「風に吹かれてみませんか」をまた再び生演奏で聴くことができた時は、いやあー胸に熱いものが込み上げて来ましたね。続く「金星のライオン」も出だしがちょっと怪しかった(苦笑)ですけど、やはりこの名曲をこの三人のバージョンで再び聴けたというのは、言葉では云い表せないぐらいに感動的でしたね。泣けました。またクリームの早弾きバージョン「クロスロード」のカヴァーですが、マーちゃんの低音ベースがブリブリ効いており、非常にヘヴィな「クロスロード」になっていたと思います。わかりやすく例えると「zokuzokukazokuと一緒に演奏したような感じ(苦笑)」とでも表現すれば、わかっていただけるでしょうか。久し振りに脳裏に“ヘヴィ・ロック”というキーワードが思い浮かびましたね(笑)。

今宵の主役はあくまでもジョニーさんだということもあり、ジョニーさんをフューチャーしたヴォーカル曲も多めに選曲されておりましたが、立て続けに歌うとやはり喉の調子がイマイチなせいか、声があまり出ていない印象を受けました。ま、昨年身体を壊されて入院していたせいもあり、現在もまだリハビリの域からは正直出ていないのかもしれませんが、それにしても58歳の誕生日だというのに、外見はもっと歳をとっているかのように見えたのが、非常に残念でした。演奏終了後にドラムセットから立ち上がって舞台裏に帰る時の姿は、まるで老人そのものだったので、いやーちょっと悲しかったです。そういう風に見られてしまうのは、たぶん痩せ過ぎが原因だと思いますので、もう少し体重をつけてもらって、以前のような細くてもガッチリとした体型に早く戻ってもらいたいですよね。今のままじゃ強風に煽られたら、本当にどこかへ飛んでいってしまうかのような感じでしたので(苦笑)。でも、元気そうなジョニーさんの笑顔を見ることができたのは本日の収穫でしたね。

で、気になる【本日のセットリスト】は以下のとおりでした。

※GrounWide Super Live Vol.5 “J-58 Party”

01. Pink Cloud
02. Why Aren't You Ready?
03. You Keep Snowin'
04. Today Is The Day
05. Cloudy Sky
06. In My Pocket
07. Would You Like It
08. Open Your Eyes
09. 風に吹かれてみませんか
10. 金星のライオン
11. Only For Love
12. Baby Your Mine
13. Crossroads
14. 籠の鳥
15. Song In My Heart
16. Finger
17. Wasted

=アンコール1=
18. Jeff's Boogie

=アンコール2=
19. Future Child








いやー、まさかこれだけの曲をブっ通しで聴けるとは思ってもいませんでしたので、本当に今夜だけはジョニルチャ・ファン冥利に尽きましたね。演奏の良し悪しは別にしても、今後はきっと伝説のライブとして語り草になるであろう「一夜限りの再結成ライブ」だったと思います。こういう時は「本当に生きていて良かった!」と思えますよね。

尚、限定300人+関係者50人が詰め込まれた超満員のクロコダイル店内は、さながら平日ラッシュ時の満員電車のような立錐の余地もない阿鼻叫喚地獄絵図状態(※消防法に引っ掛からなかったのか、ちょい疑問?)でありましたが、ライブが終わった現在では、それもいい思い出になっております。でも正直、かなり疲れましたね(苦笑)。年寄りに長時間のオールスタンディングはやっぱり辛いっす(涙)。