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クリュイタンス&パリ音楽院管 東京Live、1964 

2012-11-12 23:13:00 | 管弦楽曲

 アンドレ・クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団、1964年来日時の東京公演ライヴ(NHK放送音源)の「ラヴェル・プログラム」(5月7日公演)とベルリオーズ「幻想交響曲」(5月10日公演)初LP並びにCD化されたのは1986年のことである。それらは当時「キング・レコード」から「セブンシーズ」レーベルで発売された。いずれも会場は「東京文化会館」である。因みに前者のラヴェルはモノラル、後者のベルリオーズはステレオだった。その後これらは2000年に「Altus」レーベルから再発売されたがさらに2009年にラヴェルの一部ステレオ音源(「クープランの墓」を除く)が見つかり先のモノラル音源もリマスターされステレオ音源と併せてCD化された。(写真/Altus-ALT167-8)

 当時、公演の模様は当時NHKFMでステレオ(当時は立体放送と呼んだ)でオン・エアされているがラヴェルの音源についてはNHKにも「モノラル」しか保存されていなかったようである。ところが幸いなことに筆者も日頃お世話になっている竜ヶ崎市音楽愛好会「ゲヴァントハウス」の所蔵ライヴ・テープ(FMエア・チェック)にそのステレオ音源が存在し急遽CD化される運びになったとのことである。コンサート・ライヴ・コレクターにとっては実に喜ばしいかぎりである。 尚、クリュイタンスは1950年代に「フランス国立放送管弦楽団」とモノラル、1960年代にステレオでこの「パリ音楽院管弦楽団」とステレオでラヴェルの管弦楽曲全集を録音いずれも彼の不滅の名盤として輝いている。

 

 



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