以前にベルリーニ(Vincenzo Bellini/1801~1835)のオペラ「ノルマ」についてはステレオ盤の「ヴァルヴィーゾ/スリオティス盤」(英デッカ録音)を紹介ずみだが今日はマリア・カラス最高の当たり役と言われた1954年EMIモノラル録音ー写真の「セラフィン盤」を取り上げてみたい。彼女はセラフィンと後に1960年にステレオで同作品を再録音しておりどちらをとるかは聴き手の好みによるが筆者はこのモノラル盤が好きである。このLP盤(独EMIエレクトローラ/2LPー2900663)は1980年代にデジタル・リマスター化されたものでおそらくLPレコードとしては最後にリリースされたものと思われる。因みに国内盤は同デザイン・ジャケットで1985年にCD3枚組で発売されている。
このモノラル盤はカラス絶頂期の録音で彼女の最高の美声に引き込まれてしまう。アダルジーザ役のメゾ・ソプラノーエベ・スティヤーニとの二重唱は二人の美声のハーモニーにうっとりしてしまう。LP2枚組みのため1面収録時間が約40分前後とつめこんであるがデジタル・リマスター化により以前より音質が一段と向上しておりそれほど違和感はない。
このモノラル盤はカラス絶頂期の録音で彼女の最高の美声に引き込まれてしまう。アダルジーザ役のメゾ・ソプラノーエベ・スティヤーニとの二重唱は二人の美声のハーモニーにうっとりしてしまう。LP2枚組みのため1面収録時間が約40分前後とつめこんであるがデジタル・リマスター化により以前より音質が一段と向上しておりそれほど違和感はない。
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