オリンピック、見始めると止まらない。
少し涼しくて、いい夜です。
総集編やってくれってことなので、やります。
久々の副音声も交えてのスタートです。
船を待つ人々です。
「ははな〜る〜、だいち〜の〜」
「男子!ちゃんと歌って!」
「はい。」
船きました。
すげーかっこいい船が来たので、ものすごいテンション上がったら違うと言われました。
違うのね。
「いっぱい釣るぞ〜!」
「おおおおお!」
クマの決めポーズです。
太鼓の最後の一打のあとに右手を前に突き出し、メガネを直します。
滅却師(クインシー)のつもり。
かっこ…よくねぇ〜!
クインシーはBLEACHだね。
「オレッち、亘理のカミソリの炎の薄毛のテツ!」
前置きというか肩書きが長いね。
「マスクの下はおちょぼ口!」
かっこ…よくねぇ〜〜!
「押忍!オラ宇宙海賊のコブラ!この緑の船はタートル号!左手サイコガン!」
「ほんで、こいつが相棒のアーマロイド・レディ!」
「オッケーコブラ!飛ばしましょう!」
「おれたちゃ、あほづら応援団!」
「アホでごめ〜んね。」
「バカだんちょー、なんかやって。」
「あいよ、では、これより領域を展開します。」
「お、今度は呪術廻戦だね。漫画ばっかり読んでるんだね。」
「文句あっか。」
中継が全て終わりましたので、お座敷で…
まさかの…
ウナギ!
これにより、土用の丑の日は納豆ご飯に決定しました!
読者全員プレゼント。
待ち受け画面!
青空応援団は、本当に青空になります。
いつもそうです。
天国にね、ありがとうございます。
と毎回言うようにしています。
ありがとうございます。
アーマロイド・レディ
疲れちゃったんだね。
わかるよ。わかる。
彼は片桐くん。
去年の仙台一高の団長です。
去年は定期戦もなければ、高総体もありませんでした。
応援団長として不完全燃焼だったでしょうに。
僕の長男と同級生の子です。
息子のような子です。
「ねぇ大友?まだ本人には聞いてないんだけどね、片桐、練習真面目に来てるわけよ。」
「はい。」
「でね、去年、定期戦なかったじゃない?」
「はい。」
「オリンピック、連れて行ってあげようかと思うんだけど、大友、どう思う?」
「定期戦がないなんて、本当に考えられないことです。楽しいこと、思い出、少なかったと思います。」
「そうなんだよ。いいかい?」
「いいと思います。一生に一度のことですから。」
「ありがとう。伝える。」
感染対策をきちんとする。
勉強もちゃんとする。
色んな約束をして、彼も連れてきました。
辻団長代理の学ランを借りて、彼は「日本」を応援しました。
よかったね、片桐くん。
ナイスエールでした!
「なんで曇ってんの?」
「熱でやられた?」
「なんかおかしいんです。」
「まぁよい。」
みんな、おつかれさま。
ボロボロになった旗がかっこいい。
そして、泣ける。
ボロボロになるまで僕と共にあったのだから。
フランスに行った旗です。
あちこちの学校を応援し続けた旗です。
何百、何千と振ったからボロボロなのです。
なんだか泣けてくる。
感無量でござんす。
「僕たちは、オリンピックに出た!」
来れなかった団員の分まで声を出しました。
だから、来れなかった団員も同じように言えばいいと思う。
「僕たちは、オリンピックに出た!」
解散の際に、コヤツは必ず握力勝負を挑んできます。
「勝負だ!」
「ほう?だいぶ強くなったようじゃがのう…」
「く!」
「本気カネ?」
「ぐぐ!」
「ドレ、少シ本気ヲ出スカネ。」
「底なし沼か!!」
まだまだ負けんよ。
アーマロイド・レディ…
わかるよ。
明日からまた。
僕たちはちゃんとお仕事です。
絶対に休んじゃダメ。
楽しかったからこそです。
旗はボロでも、心は錦。
団長旗に、ありがとうだね。
ありがとう。
もうちょっとだけ頑張ろう。
相棒とは、モノであることもあります。