雪が降った。
それだけでやる気というか、そんなものがガチャンと音を立てて激減する。
「やってられねぇよ。」
そんぐらいに寒い。
それでも、やらなきゃあかんわけです。
僕らの会社でね、
「このはな牧場」という企画があります。
やっぱり馬と過ごしたい。
やっぱり馬を飼っていたい。
子ども達に楽しく学んでもらいたい。
動物たちは言葉を話せないけれど、僕らの言葉を理解している。
でも僕らはわからないから想像をするしかない。
「おなか減ってる?」
「つまんない?」
「遊びたい?」
「悲しい気持ち?」
動物と過ごすということはそういうことの連続だし、それらが幾度か噛み合うことで信頼関係に発展していくのだ。
想像力のない人間が嫌いだ。
震災後、そんな人がいっぱいいた。
温度差なんてものはなく、人間性の違いだけが露呈した。
想像力のない人間が嫌いだ。
その人の小さい頃や愛されて過ごした日々、今はおばあちゃんであったとしても、女の子だった頃がある。それを想像できないなんて、バカとしか言いようがない。
強盗団がおばあちゃんを殴って殺したってね。そもそも想像力がないから、こうしたらこうなるって分からないんだろうけど、カス過ぎる。
ネットで好き勝手書く奴も、
陰でコソコソと足を引っ張る奴も、
残念なことにみんないい大人。
人を裏切るのも、いい大人ばかり。
大小ではないし、残念ながら君のしたことも同じなんだよ。
想像力は大切。
想像力の教育って大切。
近い将来に今現在を顧みて、
「あの頃って、実は【よかった】んだね?」
と話したくはない。
ナンヤカンヤありましたけれど、今が一番だねって、その時も笑っていたい。
大人たちに褒められるようなバカにはなりたくない。
ブルーハーツに、そう教わって僕は育った。
大人ってなんだろうね?
僕らは何を残せるんだろう?
「人は信じるもんじゃないよ?」
という教訓?
「必ず裏切られるから、人を好きになるのはやめときな。」
「結局お金が大切なんだよ、誰しもが。」
そんなことを伝えていく?
違うな、やはり。
出来れば、僕は逆のことをしたい。
「何度でも、信じろ。」
「別にいいじゃん。そいつが死ぬほどバカなだけ。ドンドン人を好きになれ。」
「お金より、心意気だよ。」
大人は諦めた。
時間がないし、無駄だ。
ルフィとか名乗ってるし、もうダメだ。
ルフィの名前に傷をつけて、子どもたちの心に深い闇を残したと分からんのかな。
本当のバカだ。
クソだな。
【このはな牧場】
僕らは、ナニカを諦めない。
僕らは、ナニカと戦う。
僕らは、頑張ろうと思う。
応援してください。
サポーターになってください。
応援してください。
時間がないような気がする。
誰かがやらなくちゃ。
でも、みんなでやらなくちゃ意味がない。
小さな学校みたいな、塾みたいな、そんかことをやるんです。
みんなで。
放課後。
友達を誘ってさ、牧場で馬に乗る。
ゲームなんかより夢中になるんじゃない?
寒くても暑くても、楽しくて頑張るんじゃない?
馬とか動物は本来、身近なものであってさ、お金持ちしか無理なんてイメージをぶっ飛ばしてやんの。
俺たちが。
そんな日々です。
手伝ってちょ。
応援してちょ。
他人の子だから関係ない?
センスないね。
いつか子孫が世話になると思えばよい。
ね。
やろう!