僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

やはり誰も

2017-03-07 00:01:20 | 日記
やはり。
やはり、未来などは誰にも予測出来ないものだ。

僕が大学生の頃、教育実習で富沢中学校に行った。
ほんの少しの間だけだけども、本当に楽しく、忙しく過ごした。
僕は一学年を担当したのだが、各学年に仲の良い生徒が出来た。
彼女もそのうちの一人。
お母さんになり、お子さんが幼稚園を卒園する。

そんなわけでお呼ばれして、行ってきました富沢幼稚園。


小さな椅子が本当に小さくてかわいい。
お別れ会の後に皆で食べるのであろう、ケーキとジュースが一人ひとりの机の上に並べてあった。
あとでお座りして、嬉しそうに食べるんだろうね。
それもまた想像するだけでかわいい。
団員であるおじさんは、全くかわいくない。


子ども達は、かわいがられる天才だと思う。
無条件にかわいい。
小さいってだけでかわいい。
「ぎゃー!こうこうせいだぁ!」
と言われたのでしゃかんで手を振ろうと思ったら、何かの台がしゃかんだお尻の終着点に仕掛けてあって、
「うが!」
ってなりました。
スゲー痛かったです。

お尻が痛いままに、いつもより笑顔を40%ぐらいプラスして応援してきました。

みんな、元気にランドセル背負って、病気も事故もなく、怪我もなくガチョーンガチョーンと育ってちょうだいね!
という祈りのような気持ちを込めて。
小さい子って泣き顔もかわいいけども、やっぱり笑ってる方がかわいい。
うちの息子もこんなにかわいかった。


ナウ。


下の子なんぞ、小学校卒業ですって。


こんなだったのに!


今じゃ二人で石焼き芋屋さんを止めて、芋を買い。


ムシャムシャと食う。


「おいもさん食べる人〜!」
「はーい!」
「あーい!」
「じゃあ買ってこよ〜!」
「キャーーー!」
「ムキムキしてあげまーす!」
「はーい!」
「あーい!」
「どーぞー!」
「あつい!」
「じゃあフーフーしまーす!」
そんな日々はもう戻らん。

とても。
頼もしいではないか。

「おう。」
「なんでしょうか?」
「飯の準備をせんかい。」
「は!」

「おい。」
「なぁに?」
「なぁにとはなんだ。」
「なんざましょう?」
「宿題は…」
「終わってますけど?」
「うるさい生意気言うんじゃない!」
「ぇぇええええ?!」
「待て!」
「逃げる!」

これもそのうち、懐かしい記憶になるのだろうか。

でも一つ。
いつまでも気分的には変わらないことがあります。
ケーキとジュースを嬉しそうに食べる子ども達の様子がかわいいように。
嬉しそうに美味しそうに、人が何かを食べてるのを見るのが僕は好きです。
だから、僕はごはんを作るのだろうと思う。

君らの笑顔がね、やっぱり好きだね。
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