あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

台風15号の爪あと

2019年09月23日 | 災害

9月9日未明に東京湾から千葉市に上陸した台風15号は、千葉県に甚大な被害をもたらしました。
あれから2週間が過ぎ、停電も終わりが見えてきました。
外出すると今も関西、四国、中部などの電気工事の車や、自衛隊の災害救援と書いた車を見かけ、日夜復旧に尽力してくれていると思うと、感謝の気持ちでいっぱいです
しかし、あちこちにブルーシートが目立ち、いつになったら屋根の修理が終わって、ブルーシートが全部取り除かれるのか想像もできません。

幸いに我が家は住まいは被害がありませんでした。
停電は4日続きました。
その間常備していた発電機が大活躍しました。
冷蔵庫、洗濯機、明かり、携帯の充電、うさぎルームの扇風機などに使いました。
水道が大丈夫だったので、ガスで炊飯・調理、お風呂は太陽熱温水器で熱いほどのお湯が出るのでシャワーを使い、東日本大震災以来ずっと使っているソーラーライトをストックを含めて10個ほど廊下や階段に置きました。
最初の3日間の暑さがつらかったです。
電気や水が当たり前のように使える生活はありがたいものです。

我が家の住まいは大丈夫でしたが、畑に被害がありました。
まずはハウスです。
ハウスは2棟続いてありますが南側が風で押しつぶされてしまいました。









今年たくさん収穫できたトマトも無残な姿です。









畑は水浸しでほとんどの野菜がだめになってしまいました。









畑に行ってみると、ナスやピーマンも風でぐったりです。









栗の木も何本が折れてしまいました。









これは去年撮った写真です。一番奥の四角い建物には、管理機2台と肥料など入れていました。









それが土台を残してありません。









木をなぎ倒しその先に横転していました。









中の管理機2台もこの通りです。
いまだに手付かずのままで、機械が使えるようになるかわかりません。









そしてこれは今年のジャガイモ栽培の写真で、一番奥の四角い建物には、資材を入れていました。









それが下の休耕地に転がり20m位移動していました。





今まで機械を使って野菜作りをがんばってきましたが、直売所に出さなくなったこと、いつも農作業に追われて時間的余裕がないこと、高齢になってきて体がきつくなりつつあることなどから、これを機会に本当の家庭菜園に縮小していこうと考えています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする