あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

アンコール遺跡群巡礼記(その19:アンコールトムのバイヨンのレリーフ)

2017年01月31日 | 旅行記

前の記事 アンコール遺跡群巡礼記(その18:アンコールトムのバイヨンの四面仏)→

アンコールトムの中心バイヨンの回廊のレリーフ(浮き彫り)は一大絵巻といわれています。
東西160m、南北100mの第一回廊の壁面は、12世紀のチャンパ軍との戦争を中心に、戦闘の様子やそれを支えた人々の生活模様が描かれています。
アンコールワットの壁面のレリーフは戦闘や宗教的であったのに比べ、こちらは人々の日々の生活の様子や動物などが描かれ、理解しやすく親しみが持てました。

壁面は3層に分かれ、上層には戦闘のようす、下層は人々の生活の様子が描かれています。






















石を磨いてきれいにした部分は人々や動物の様子が、鮮明で生き生きとしています。






























建設時は屋根がありましたが、いつしか崩れてしまったため、長い年月で黒ずんでいます。
それにしても12世紀から800年以上過ぎた今、タイムスリップして人々の生活を見ることができました。

























次の記事 アンコール遺跡群巡礼記(その20:アンコールトムのバプーオン、ピミアナカス)→
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アンコール遺跡群巡礼記(その18:アンコールトムのバイヨンの四面仏)

2017年01月30日 | 旅行記

前の記事 アンコール遺跡群巡礼記(その17:アンコールトムのバイヨン)→
アンコールトムの中心のバイヨンの中に入りました。
回廊は外側が第一回廊、内側が第二回廊になっていて、中央テラスを囲み16基の尖塔があります。

第一回廊から第二回廊と中央テラスを見ました。









中に入ると複雑で自分がどこにいるのか見当がつきません。









狭い通路を傘をさして、上がったり下がったりで大変でした。















四面仏が見えてきますか?









50面を超える微妙に表情の異なった表情の観世音菩薩像が刻まれています。









ガイドブックによれば、どの位置にいても菩薩の暖かいまなざしを感じるとありますが、どうでしょうか・・









最も有名な観世音菩薩像はお札に印刷されています。







三人の菩薩が並んでいます。









サルが小さく写ってます。









優しいまなざし感じます。















塔の中に入って見上げると、ラテライトの赤い色が残った部分がありました。









外に出て見れば、崩れた石の山です。




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アンコール遺跡群巡礼記(その17:アンコールトムのバイヨン)

2017年01月29日 | 旅行記

前の記事 アンコール遺跡群巡礼記(その16:アンコールトムの南大門)→

アンコールトムの中心にあるバイヨンはアンコール遺跡群の中でも複雑な構造で神秘的な雰囲気を持ちます。
第二回廊を囲む16基の尖塔には50面を超える四面仏が刻まれています。
















四面仏は仏教でありながら、ヒンドゥー教の面影もあります。
柱の面に掘られたアプサラのレリーフやデパダーの彫刻があります。
















 




















 







 







内部は迷路のように複雑で、どの場所を歩いているのかよくわからない状態でした。




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太田山から冬花火

2017年01月28日 | 夜景☆イルミネーション

毎週土曜日に開催されていた冬花火は今日を入れてあと3回になりました。
久々に撮影に行きました。

今日は太田山公園のきみさらづタワーに行ってみました。
花火と言えばいつも木更津港周辺ばかりで、太田山からは初めてでした。
高いところが苦手なので、タワーの頂上までは登れず、一番最初の踊り場で妥協しました。

夜景と花火のつもりでしたが、ちょっとズームしすぎて、夜景があまり写りませんでした。





























遠く観覧車のイルミネーションが見えました。


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アンコール遺跡群巡礼記(その16:アンコールトムの南大門)

2017年01月27日 | 旅行記

前の記事 アンコール遺跡群巡礼記(その15:アートなアンコールワット)→

アンコールワットの投稿は終わりましたが、これで終わりではありません。
タイトルがアンコール遺跡群ですから、まだ「アンコールトム」という壮大な遺跡が残っています。

アンコールワットは南北が1.3km、東西1.5kmに囲まれた城壁の中にあるのに対して、アンコールトムは一辺が3kmもある城壁で囲まれた王都です。
アンコールワットの造営から遅れて半世紀後の12世紀末に、クメールの覇者と呼ばれるジャヤヴァルマン7世によって築かれました。

アンコールトム(大きな町)へ入って行くのは南大門から。
狭い門の通路を一方通行で入って行きます。










門の手前の道の両側には、向かって右側に阿修羅。









向かって左側に神々が、ナーガを引っ張るように並んでいます。
その数54対ずつ、左右で108体です。







これは阿修羅像、表情が違い、所々欠けたりしています。








門の上には4面の観世音菩薩像、顔の長さだけでも3mもあります。
この四面塔はこれから見学するアンコールトムの中心バイヨン寺院でもたくさん見ることになります。








徒歩で門をくぐり、振り返りました。
こちら側にも観世音菩薩が見えます。








南大門からバイヨン寺院までは1.5kmあるので、車に乗って移動しました。
車を降りてしばらく行くと、石をどうやって運んだかわかるようなものがありました。
石に穴をあけて、棒を挿し、てこの原理で持ち上げ移動したのがわかります。









どの遺跡でもそうですが、崩落した石が置かれています。
いつか修復の機会があるのでしょうか・・








いよいよアンコールトムの中心のバイヨンが見えてきました。
旅行中天気はあまりぱっとしませんでしたが、雨には降られなかったのに、最後の遺跡で雨が降り始めました。





次の記事 アンコール遺跡群巡礼記(その17:アンコールトムのバイヨン)→
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