すっきり晴れた日に仕事が早く終わって帰れたとなればこれはもう走るしかないと思って帰宅すると、姫も走るつもりだったらしくスタンバイしていたので一緒に走った。高宮は坂が多いからジョギングすると結構ハードなものがある。山の上を寺塚あたりまで走り、そこから下って野間大池の通りから平地で戻ろうと思ったのだが、姫の「こっちから帰ろう」という方向に従っていると心臓破りの坂を登らされて2倍疲れた。結構鍛えられた。
平地ならずっと疲れずに走れるんだが、坂道はつらい。足が上がらない。腿とかふくらはぎの鍛え方が足らないんだろうな。暇を見て坂道トレーニングすべきだな。
「足腰」
足腰は もはや気持ちと ずれがあり
蔵
今朝は「中国鍼灸院」さんへ。本日の呉先生の漢詩はこちら。
「海外TV衛星」
呉炳宇
海外電視衛星多、(海外電視衛星多く)
接収無料娯生活。(無料で接収し生活娯し)
方位仰角温経緯、(方位仰角経緯を温め)
居家観聴世界説。(家に居て世界の説を観聴す)
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
海外のテレビの衛星は多かばい
ただで見れてから楽しかばい
昔経緯ば習ったごと角度ばあわせてくさ
家におって世界のニュースが見れるとばい
呉先生は海外の衛星放送が見れる大きなアンテナを使ってるそうな。中国の全ての省の放送が見れるらしい。アンテナのサイズを大きくすれば世界中の衛星放送を見ることも可能らしい。すごい話だ。そういえばアメリカに行った時にどの家の庭にもでっかいアンテナが置いてあったことを思い出した。居ながらにして世界の放送を見れるなんて。もっとも言語の問題はあるが・・・。
「世界の説」
居ながらに 世界の説を 観聴し
なにおもふかは 個々の器か
蔵
酷使したせいか携帯がもう悲鳴を上げていたのでヨドバシに機種変更に行った。もうこの時期で機種変更とくればi-phoneでしょうということで、迷わず4Sに。そしてi-phone購入するならi-padまで安くなるということで勢いでi-padまで購入。だがそこで終わらず今度は姫がi-phoneやi-pod用のコンポが欲しいということでえ~いそれも買っちまえということで我家は一気にIT化が進んだ。
帰宅してから早速あれもこれも設定、設定。なんだかようやく世の中の流れに追いついたような気がする。
「i-phone」
i-phoneの 裏をたたいて 姫爆笑
蔵
ある人から「相談があるんですが」と電話があったので一緒に飲みに行った。脱サラして独立したいということだった。志を抱いて新しい一歩を踏み出そうという人をワシが止めるわけがない。大いに賛成して激励した。夢と不安の入り混じる心境に戸惑っている様子だったが、ワシなりのアドバイスをしてあげた。
まるで若き日の自分を見るようだった。思い起こせば29歳の春だった。彼と同じようにいろんな人に相談したっけなぁ。みんな異口同音に「なんとかなるもんよ」と言っていたが、ほんとなんとかなるもんだ。少なくとも食べていけるようにはなるもんだ。だが彼の場合はそれよりも先に行きそうな感じがする。大いに飛躍して欲しいと思う。
「志」
志 抱くも遂げるも 己が道
人の妨ぐ ものにあらずや
蔵
今日は飯塚と粕屋と雷山だから東から西へと飛び回った。
雨のせいで米の山峠も大野峠も雷山も霧だった。深山幽谷という感じの美しい霧だったので、こりゃ何か漢詩の一つも浮かぶかなとトライしたけど駄目だった。創造力ないやねー。
「雷山千如寺」さんで和尚さんの予定表を見て「えー!」と声に出して驚いてしまった。ワシもたいがい忙しいが、和尚さんはワシの比ではなかった。「和尚さん、これじゃ過労死しますよ」とワシが言うと、お和尚さんは「ははは!過労死するかもね!ははは!」と笑ってた。全然その心配はなさそうだった。
う~ん、ワシなどまだまだだ。頑張らねば!
「多忙」
多忙なり 多忙なりとは おもふれど
人は我より 多忙なりけり
蔵
久しぶりにすっきり晴れた朝、「中国鍼灸院」さんへ。本日の呉先生の漢詩はこちら。
「龍縁」
呉炳宇
紫竹緑葉微風動、(紫竹の緑葉微風に動き)
白雪赤梅報春開。(白雪赤梅春の開くを報す)
金柑満枝龍年好、(金柑枝に満ち龍の年に好く)
南天果紅福縁来。(南天の果は紅く福縁来たる)
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
紫竹の緑の葉はほんのちょこっと風が吹いても揺れてから
白か雪と赤か梅は春が来たこつば教えてくれるばい
金柑は枝にいっぱいなってから龍の年に似おうとるし
南天の赤か実はよか縁ば呼ぶばい
この詩は先生が宗像の家の庭を見て作られたそうな。先生の家の庭はいろんな樹があるらしい。是非一度行ってみたいと思った。そしてそこでワシも一つ漢詩を作ってみたいもんだ。
「雪だるま」
道端の 痩せて黒ずむ 雪だるま
これも2月の 風物詩かな
蔵
午前中、粕屋にいる時はちらほらと降る程度だった雪も、午後久留米に移動した時にはすっかり晴れて気持ちがよかった。八女もすっきり晴れて、時間があれば車を洗いたいなと思ったほどだった。ところがこれが高速で鳥栖を過ぎて基山に入ったところから景色が一変!そこから先は雪国だった。高速の底が白くなった。そして都市高速が全面通行止めになった影響で太宰府インターが大渋滞。てれてれと進む間にもずんずん雪は積もっていった。高速を降りてからは裏道ばかりを通ってなんとか無事帰宅。予定より40分も遅かった。予想外の大雪にちょっとビビッた。
「タイヤ」
雪見れば 憂うタイヤの 溝のなさ
蔵
昨日、「太田自動車鈑金」の京子さんの娘さんと初対面した。あまりのかわいさに言葉を失った。ワシが今までの人生で見て来た赤ちゃんの中で一番かわいいと思った。やっぱ美男美女の子どもはかわいくなるわな。Facebook に写真載せておこう。
今日は雑事に追われた。確定申告の際に住宅取得控除を受けるので必要な書類を集めに法務局行ったり、区役所行ったり。それにしても紙切れ1枚もらうのに数百円か。うかつに申請できんな。
そういったわけで明日は税理士さんのところに行く予定。その後は県庁か?主任者証の申請もせな!
「詩想」
今宵こそ 詩想は我を 見放した
蔵
やっと手に入った。ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」の「修行時代」と「遍歴時代」。ほんとにようやくだ。まぁ安くはなかったが手に入ってなにより。
若い主人公が様々な体験を経て徐々に人間的成長を遂げていくといういわゆる”教養小説”は、この作品から始まったと言われている。後に生まれてくる同じタイプの様々な名作の範となったわけで、世界の文学史において非常に重要な位置にある作品なのだ。ありがたくありがたく読ませてもらおう。そして何かを学ばせてもらおう。
「ゲーテ」
そして今 辿りつけるは ゲーテかな
蔵
貴重な何の予定もない日曜日。午後からまずは博多阪急でお買物。その後、那珂川町のピアノのお店へ。姫が探しているピアノがないかどうか見に行った。お目当ての物はなかったが、いろいろと勉強させてもらった。中古でいいものが入ったら連絡してもらうことにした。我家からピアノの音が消えて何年だろうか?また姫のピアノが聴ける日が来るかと思うと楽しみでしょうがない。
夕方、大濠公園まで走った。ようやく新しいランニングシューズのデビューだ。今日は結構ハイペースだったせいか、帰ってきた時には二人ともかなり疲れていた。まだ往復するのがやっとで、大濠公園を一周して戻るスタミナはない。もう少しこの距離に慣れないと無理かな。それにしても大濠公園を走っている人の多いこと!あれだけたくさん走っている中に混じって走るなら、こっちも元気を貰えそうな気がする。
「調べ」
鍵盤の 調べに無沙汰 幾年(いくとせ)や
姫は指なり 我は耳なり
蔵