いわゆるピザなどの調理品のデリバリーサービスを頻繁に利用する人は、どれくらいいるのだろうか。例えば撮影スタジオみたいなビジネスユーザーを別として。多くはたまに利用するレベルの客だと思うのだが…。私もせいぜい数ヶ月に1度くらいのレベル。メニューはたくさんあるが、整理されていない。だから悪いと言われればそれまでだが…。
先日急にある有名な中華料理のデリバリーサービスチェーンにオーダーの電話をかけた。応対した男の子の声を聞いた瞬間、嫌な予感がした。「はい」の返事が既にサービス業のそれではない。書くと同じ「はい」だが、若い男の子がよく学校の先生など、どうしても「うん」や「おお」とは言えない相手に対して、答えるときと同じ気のない感じの鼻にかかった「はい」だ。そしてオーダーするメニューがことごとく「それは今やっていません」のオンパレード。断り方もこのワンフレーズのみ。5品くらいこれが続いた時点で、メニューが古いことに気づいた。そのことを相手に告げると「それじゃ、今もうないですね」と一言。一緒にいた友人が「やめれば」と言ったので止めて、「お届けケンタ」を頼むことにした。同じく古いメニューだったが、「定番メニューはいつでもありますから」と掲載位置も含めて教えてくれて、気持ちよく注文は完了。そもそも最初の「はい」から、まったく違い、プロのサービス業の「はい」だった。中華のメニューの方は結局その後全部捨てた。
電話で注文を受ける仕事は簡単なようで対応が難しい。話し方一つで相手の様子や心持ちはわかる。競合も激しいから、メニューをコロコロ変更して、商品に新鮮さを出すというのはよくわかる。でも全部変えてどうする?レイアウトをできるだけ統一して、定番メニューと季節メニューを明確に分けて、季節メニューの有効期限を示せば、多少古いメニューでも注文できる。実は私が住むマンションはある時から無断で外部からポスティングができなくなった。だからほとんど最近のメニューがない。それでもドミノピザや柿家鮓のメニューは定期的に入ってくる。管理センターか警備員に頼んで入れさせてもらっているのだと思う。
デリバリーサービスは、コンビニやファミレス、ファストフードと比較して、脇役のポジションから抜け切れていないようにみえる。ヘビーユーザーをつかみ難いという業態の限界はあるだろうが、もう少し工夫のしどころもありそうだ。
先日急にある有名な中華料理のデリバリーサービスチェーンにオーダーの電話をかけた。応対した男の子の声を聞いた瞬間、嫌な予感がした。「はい」の返事が既にサービス業のそれではない。書くと同じ「はい」だが、若い男の子がよく学校の先生など、どうしても「うん」や「おお」とは言えない相手に対して、答えるときと同じ気のない感じの鼻にかかった「はい」だ。そしてオーダーするメニューがことごとく「それは今やっていません」のオンパレード。断り方もこのワンフレーズのみ。5品くらいこれが続いた時点で、メニューが古いことに気づいた。そのことを相手に告げると「それじゃ、今もうないですね」と一言。一緒にいた友人が「やめれば」と言ったので止めて、「お届けケンタ」を頼むことにした。同じく古いメニューだったが、「定番メニューはいつでもありますから」と掲載位置も含めて教えてくれて、気持ちよく注文は完了。そもそも最初の「はい」から、まったく違い、プロのサービス業の「はい」だった。中華のメニューの方は結局その後全部捨てた。
電話で注文を受ける仕事は簡単なようで対応が難しい。話し方一つで相手の様子や心持ちはわかる。競合も激しいから、メニューをコロコロ変更して、商品に新鮮さを出すというのはよくわかる。でも全部変えてどうする?レイアウトをできるだけ統一して、定番メニューと季節メニューを明確に分けて、季節メニューの有効期限を示せば、多少古いメニューでも注文できる。実は私が住むマンションはある時から無断で外部からポスティングができなくなった。だからほとんど最近のメニューがない。それでもドミノピザや柿家鮓のメニューは定期的に入ってくる。管理センターか警備員に頼んで入れさせてもらっているのだと思う。
デリバリーサービスは、コンビニやファミレス、ファストフードと比較して、脇役のポジションから抜け切れていないようにみえる。ヘビーユーザーをつかみ難いという業態の限界はあるだろうが、もう少し工夫のしどころもありそうだ。