この7月のキコさん来日の折に同行するドラマーさんは、今回マルセロ・モレイラというお方。
Angra繋がりかもね、と調べてみたら、ウチにも参加作がありますやん。
で、このドラマーは、Burning In Hellってメタルバンドのリーダーだそうで、かの地ではキコさんらとクリニック等で良く同行している間柄なのだそう。
音を聴く限りは、現AngraのRicardo Confessoriに良く似たタイプのプレイヤーじゃないでしょうか。
ブラジルという恐ろしく奥が深い国には、こんな凄腕がまだまだなんぼでも居てるんでしょうね。
てな訳で、AngraのフロントマンEdu Falaschi率いるAlmarの“Fragile Equality”が、本日のお題。
このAlmar(アルマー)は、元々エドゥのソロプロジェクト“Almar”としてスタートしましたが、この2nd作からバンド形態で活動を始めているようです。
当時、開店休業状態であったAngraの状況を考えればさもありなんてな感じ。
で、面子はこんな感じです。
personnel:
Edu Falaschi(vo,aco-g)
Marcelo Barbosa(g)
Paulo Schroeber(g)
Felipe Andreoli(b,aco-g,per)
Marcelo Moreira(d)
additionals:
Fabrizio di Sarno(kb)
Tito Faraschi(cho)
Rodrigo Ninrodo(cho)
Adriano Daga(per)
ベースのフェリペは、いまやAngraの総参謀長として揺るぎない地位を築いており、皆から絶大な信頼を得るまでに至っております。
ゆえに、其々のソロワークでも何らかの形で全てに関わっていますよね。
この作品でも、エドゥとの共同プロデューサーとしてクレジットされてます。
あと、本作よりギターチームにもかなりのテクニシャン達を揃えてますね。
中でも、マルセロ・バルボーザって方は、バークリー音楽院出身者で、GTRギター・インスティチュートというブラジリアの音楽学校のオーナーとのこと。
また、KhalliceやTritoneってローカルバンドでも活躍中だそうで、地元の音楽誌にもしょっちゅう記事が載っている有名なギタリストなんだって。
もう一人のパウロ・シュロエバーは、南部出身の新鋭(当時)なんだけども、フェイヴァリッツの一人がなんとホールズワース先生(笑)という逸材です。
この2名マジ凄腕なんで、こゆの好きな方々にはたまらんタイプかもです。
tracks:
1.Birds Of Prey
2.Beyond Tomorrow
3.Magic Flame
4.All I Am
5.You'll Understand
6.Invisible Cage
7.Fragile Equality
8.Torn
9.Shade Of My Soul
10.Meaningless World
で、肝心の内容ですが、良く云えばヴァラエティに富んでおり、逆に観れば焦点がぼやけた仕上がり、とも云得るかも。
そもそも、エドゥのヴォーカル自体が、どこか弱く感じられるような気がします。
作品としての創りこみと、意外に深遠なテーマを孕む詩の内容などから、敢えて抑えた唄い方をしているとも捉えられるかもしれません。
しかしながら、Angra復活時のあの炎のような勢いに満ちていた彼のヴォーカルからは、この作品のような印象は想像に耐えないのも事実。
・・バンドとして聴いてちょうだい、ってのが狙いなのかもですがね、ちょと寂しい。
ネオ・クラシカル、スピードメタル、スラッシュ、で概ねゴシックという、北欧あたりで好まれそうなタイプが主流のアレンジですね。
それらに混じって、少しインディアンやブラジリアンネイティヴなのが幾つか、みたいな。
徐々に尻上りに盛り上がって行く構成が、最近のAngraにも通じる感じがありますね。
ストリングスもこれでもかみたいにに盛り込まれています。
ま、音を聴いて頂くのが早い訳で。
ライヴシーンがあんま無いんですが、こんなの如何?
Almah - Hypnotized/Beyond Tomorrow (Live Bar Manifesto 29/10/2011)
アルバムタイトル“Fragile Equality”のセッション記録がありました。
とりあえずくだんのドラマーの分だけ貼っておきます。
Almah - Fragile Equality drum sessions - Marcelo Moreira
個人的には結構気に入ってるのがこの曲“Invisible Cage”。
Almah - Invisible Cage (hight quality)
こんな感じで、後年3rd作も出てます。
・・多分その記事はアップしないと思います。(汗)
Angra繋がりかもね、と調べてみたら、ウチにも参加作がありますやん。
で、このドラマーは、Burning In Hellってメタルバンドのリーダーだそうで、かの地ではキコさんらとクリニック等で良く同行している間柄なのだそう。
音を聴く限りは、現AngraのRicardo Confessoriに良く似たタイプのプレイヤーじゃないでしょうか。
ブラジルという恐ろしく奥が深い国には、こんな凄腕がまだまだなんぼでも居てるんでしょうね。
てな訳で、AngraのフロントマンEdu Falaschi率いるAlmarの“Fragile Equality”が、本日のお題。
このAlmar(アルマー)は、元々エドゥのソロプロジェクト“Almar”としてスタートしましたが、この2nd作からバンド形態で活動を始めているようです。
当時、開店休業状態であったAngraの状況を考えればさもありなんてな感じ。
で、面子はこんな感じです。
personnel:
Edu Falaschi(vo,aco-g)
Marcelo Barbosa(g)
Paulo Schroeber(g)
Felipe Andreoli(b,aco-g,per)
Marcelo Moreira(d)
additionals:
Fabrizio di Sarno(kb)
Tito Faraschi(cho)
Rodrigo Ninrodo(cho)
Adriano Daga(per)
ベースのフェリペは、いまやAngraの総参謀長として揺るぎない地位を築いており、皆から絶大な信頼を得るまでに至っております。
ゆえに、其々のソロワークでも何らかの形で全てに関わっていますよね。
この作品でも、エドゥとの共同プロデューサーとしてクレジットされてます。
あと、本作よりギターチームにもかなりのテクニシャン達を揃えてますね。
中でも、マルセロ・バルボーザって方は、バークリー音楽院出身者で、GTRギター・インスティチュートというブラジリアの音楽学校のオーナーとのこと。
また、KhalliceやTritoneってローカルバンドでも活躍中だそうで、地元の音楽誌にもしょっちゅう記事が載っている有名なギタリストなんだって。
もう一人のパウロ・シュロエバーは、南部出身の新鋭(当時)なんだけども、フェイヴァリッツの一人がなんとホールズワース先生(笑)という逸材です。
この2名マジ凄腕なんで、こゆの好きな方々にはたまらんタイプかもです。
tracks:
1.Birds Of Prey
2.Beyond Tomorrow
3.Magic Flame
4.All I Am
5.You'll Understand
6.Invisible Cage
7.Fragile Equality
8.Torn
9.Shade Of My Soul
10.Meaningless World
で、肝心の内容ですが、良く云えばヴァラエティに富んでおり、逆に観れば焦点がぼやけた仕上がり、とも云得るかも。
そもそも、エドゥのヴォーカル自体が、どこか弱く感じられるような気がします。
作品としての創りこみと、意外に深遠なテーマを孕む詩の内容などから、敢えて抑えた唄い方をしているとも捉えられるかもしれません。
しかしながら、Angra復活時のあの炎のような勢いに満ちていた彼のヴォーカルからは、この作品のような印象は想像に耐えないのも事実。
・・バンドとして聴いてちょうだい、ってのが狙いなのかもですがね、ちょと寂しい。
ネオ・クラシカル、スピードメタル、スラッシュ、で概ねゴシックという、北欧あたりで好まれそうなタイプが主流のアレンジですね。
それらに混じって、少しインディアンやブラジリアンネイティヴなのが幾つか、みたいな。
徐々に尻上りに盛り上がって行く構成が、最近のAngraにも通じる感じがありますね。
ストリングスもこれでもかみたいにに盛り込まれています。
ま、音を聴いて頂くのが早い訳で。
ライヴシーンがあんま無いんですが、こんなの如何?
Almah - Hypnotized/Beyond Tomorrow (Live Bar Manifesto 29/10/2011)
アルバムタイトル“Fragile Equality”のセッション記録がありました。
とりあえずくだんのドラマーの分だけ貼っておきます。
Almah - Fragile Equality drum sessions - Marcelo Moreira
個人的には結構気に入ってるのがこの曲“Invisible Cage”。
Almah - Invisible Cage (hight quality)
こんな感じで、後年3rd作も出てます。
・・多分その記事はアップしないと思います。(汗)