昨日仕事を終え 駐車場向かいの小さな池に浮かぶ数羽の野鳥を眺める。
中ほどに 痩せて首が長くなったカラスのような真黒な鳥(???)1羽。
近くへ行ってみる。
水の中に横たわった不安定な枝にギュッと握りしめるようにつかまって
風に揺られ その足元から水の輪が広がって行く。
が 平和を破られ キョロキョロあたりを見まわし
背の高い枯れ草の間から見える 人間の姿に警戒。
カメラを構えると 水の上を走るように池の中ほどに移動してしまった。
その音に反応して 近くにいたオシドリ、カイツブリも 対岸へと移動。
家に帰って検索 どうやらクロこサギのようだ。
その黒色の つややかさは目に残る。
後を追ったオシドリのブルーともグリーンともいえない蛍光発色が
水面と対象的だ。 そこにスーと寄り添う連れ合いだろう1匹とも。
農薬の規制がされ あちこちで各週の鷺が見られる。
ところが 庭に池を持つ者にとっては問題なのだ。
山水の庭の池に(あまり深くないので)泳ぐ鯉にとっては天敵なのだ。
せっかくの池にネットを張り巡らしたり 1匹もいなくなった池を枯山水にしたと聞く。
家の脇を流れる 用水路にも 時折 彼らの姿を見る。
秋から冬にかけた枯れ風景に 細い足でスーとったつ彼らの姿は目立つ。
白鷺、五位鷺、アマサギ・・・。
アマサギの その羽の色の微妙な色合い
一度写してみたいと思いながら車窓から流れてゆく。
残念ながら 鳥はカメラを向けるとかなり危険を察知するようで
なかなか映像を撮ることができない。