私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。





『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校の場合、この3月、そして、
三年次の12月に、この「なるべくして、なった」の
“実感”がわくことになります。


うるさいくらいによく書いておりますが、
“限られた”『時間』と『機会』の中、
『記録』される『結果』で、その積み重ねで、
合否が決まるシステムは、「あーあの時に、あの時から」、
そして、その時々の『判断』『決断』が、
フラッシュバックしやすくなります。


それが英断であったとなれば良いのですが、
多くの場合は、『後悔』『挫折・屈辱感』を
感じるものになりやすく、“その”『結果』、
それも『記録』として残る『結果』は、
その後もつきまとう、引きずるものに、
なりやすいです。


私立校・中高一貫校の場合、これは、
当事者(学生)よりも、親御さんのほうが、
思い込まれることでしょう。


これもまたよく書いておりますが、
「“何のために”私立校・中高一貫校に
 入学・進学したのか、させたのか」
この時ほど、考えさせることはないと思います。


こういった後悔、挫折・屈辱感は、
「なって(経験して)みないと、わからない」もの・こと
“ではない”こと・ものに対して、
「なって(経験して)みないと、わからない」を
こじらせたことによって、生じるものとなります。


何度もうるさく書かせて頂きますが、
『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校で、進級・進学出来る・出来ない、
特に、進級・進学“出来ない”となることは、
「なって(経験して)みないと、わからない」ことでは
ありません。


「なるべくして、なった」ことになります。


入学・進学時に渡される、あるいは、説明される
『進級・進学要綱、条件、基準』は、
この時(進学出来ないとなった時)に、
進級・進学要綱、条件、基準を満たしていない
(=契約違反)と明確に示すものとなります。


学校や先生の気分、機嫌一つで、
進級・進学の合否が決まるわけではありません。


そして、その要綱、条件、基準は、
各学年、各教科で『記録』される8回の『成績』の
積み重ね、あるいは、平均で、数値・数字が
定められています。


さらに、その『成績』のつけ方、『平常点』何点、何%、
『定期テスト』何点、何%と示され、各学年各学期各教科の
カリキュラム、シラバス、授業内容等も、“事前に”
告示されているはずです。


細かい部分は口頭での説明、あるいは、
学校からのお知らせメール・プリントなどに
なっているかもしれませんが、“事前に”
説明していない、言っていない、示されていないはずは、
ありません。


ありえるとしたら、失礼ながら、
『聞いていない(聞く耳をもたない)』
『(そんなことを言われても)知らない、わからない』で、
ほったらかしにして、まあ(考えるのは、後で)いいやで、
過ごされているだけです。


これは、大変失礼ながら、親御さん“も”です。


しかしながら、人生をまだ十数年ほどしか生きていない
中高生の多くは、“そんなこと(進級・進学できるかどうか)”
「なって(経験して)みないと、わからない」をこじらせやすく、
一学期、二学期・・・、一年、二年・・・と、“無計画に”
「次は頑張る」「次は何とかなる、何とかする」と、
“根拠の無い自信”をもって、学生時代を過ごしてしまいがちです。


そして、残念ながら、その『時間』と『機会』が、
“限られている”ことに、危機感を持てず、
『いつまでも』『どんな状況・状態になっても
高校・大学に進学できるものだと“思い込んで”
追い込まれていくことになります。


“そんな”細かいことなど気にせず、最終的に、
『大学受験』で一発逆転(学歴ロンダリング)するつもりであれば、
『高校卒業』認定されさえすればよいものになりますが、
『大学受験』どころか、高校への『内部進学』も出来ないとなると、
冗談じゃない、
「“何のために”私立校・中高一貫校に
 入学・進学したのか、させたのか」
と憤慨されることになります。


受験合格のために、サポート、伴走された親御さんには、
酷な話になるかもしれませんが、私立校・中高一貫校で、
お子さんが、落ちこぼれ、深海魚となることを防ぐためにも、
この「なって(経験して)みないと、わからない」で
「なるべくして、なった」後悔、挫折、屈辱をしないためにも、
もう少しだけ、せめて、入学・進学時の
進級・進学要綱、条件、基準(契約)を“一緒に”確認し、
各学期、特に一学期の結果から、その後の学校生活、私生活、
対応・対策を“一緒に”考えてあげて下さい。


私も、そして、おそらく多くの親御さんも、学生時代、
学校生活、学校の勉強、テスト、成績のことで、
「なって(経験して)みないと、わからない」をこじらせ、
「なるべくして、なった」後悔、挫折、屈辱を、
多かれ少なかれ経験してきたと思います。


それでも何とかなって、「現在」がある今なら、
笑い話で済んでいるかもしれませんが、
お子さんが通っている、通う私立校・中高一貫校で、
お子さんが「何とかならなかった」時、つまり、
「進級・進学出来ない」となった時、
果たして、笑い話に出来るかどうか、
よく考えてみて下さい。


“ソレ”もまた良い人生経験と、
「なって(経験して)みないと、わからない」今なら、
“そう”思えるかもしれませんが、本当に、そうなった時、
本当に、“そう”思えるか、“それで”納得できるか、
一度深く考えて(想像・想定して)おくことをオススメします。

 


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