フリーターが語る渡り奉公人事情

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ニートたちの小さなデモ(@YOU TUBE)

2006-11-07 12:10:52 | 文化
もうご存知の方もいらっしゃるでしょう。
東京・高円寺の3人のニートのデモの様子がYOU TUBEに投稿されています。

↓ We are the three (only!)

http://www.youtube.com/watch?v=-5NXX5zs5k4

たった3人のデモに対して公安側は護送車を手配したり、監視者が因縁をつけるなど大変な警戒っぷりです。
どれほど失業者/プレカリアートの団結を当局が警戒しているかが分かります。

なおいまどきの労働運動もやり方を考える必要があることも読み取れます。
デモや抗議活動に何人集めたかをメンツのように張り合っても仕方がないのです。
かといって、大手のTV等はこうした情報をまず大きく取りあげないでしょう。
ならば、こうしてネット上に発表するのです。
そうすれば、たった3人のデモであっても、影響力を持ちます。
さらに言うと、音声・テロップは英語で作成すると国際的な注目を集められます。
日本は「黒船」には弱いのだから利用しない手はありません。





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10 コメント

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はじめまして。 (SirNose)
2006-11-08 02:25:48
はじめまして。
企画者は反PSEデモでNHKニュースにも登場した人ですね。
発想がユニークで行動力もあり、注目していたのですが、彼(ら)もいわゆる“引き出し団体”です… 貧乏、ニート、プレカリアート等は、階級闘争、安保反対、反戦平和などと入れ替わったお品書きであって、本質は暴力蜂起といった非常に旧態然な人たちでもありました。ただ革命論や運動論といった理論は全く継承していないようでしたので、新種のアナキスト集団ともいえるかと思います。
そして“闘争のための闘争”を行うと言う点では、より徹底していて、結果それが目新しさやオモシロさに転換して感じられるのだと思います(中身のなさとトレードオフな関係)。先頃も、あえて極端な主張(家賃をタダにしろ)のサウンドデモを行い100名以上動員していたようです。
とどのつまりは、主張あるデモに警官が大量動員される下地を作り出している人たちでもあり、価値のない(闘争と革命だけの)活動家を量産する装置であり、実質的な改善を求める勢力の弱体(陳腐)化を促進する運動体でもあります。安易に賛美してはマズイと思っています。

なにか日本の左翼が背負ってしまった“業”のようなもの(革命主義)を考えるとき、底なしにやるせない気分になります。

主旨に答えないカキコですみませんが、知らせる必要を感じたので。
お知らせをありがとう (ワタリ)
2006-11-16 11:23:19
SirNoseさん、はじめまして。
いらっしゃいませ。

>企画者は反PSEデモでNHKニュースにも登場した人です>ね。

ググるとブログがありデモについて報告していますね。

>彼(ら)もいわゆる“引き出し団体”です

ブログをちょっと見ただけでは関係ないようにも見えました。どういうことをしているのでしょうか?

こちらからも情報を提示しましょう。
関西のさる引き出し団体Nは、そこの代表が人使いの荒い会社の社長だったり、行政からの予算でドトールコーヒーショップの斜め向かいにカフェを作ったりしているのことで知られています。
その団体の人が以前京都大学でシンポジウム的なイベントを開いたときには、壇上に学生数名がおり、その団体のボスのFが「おい、お前、何か意見を言え」とヤクザみたいな口調で促したという話をある人から聞いたことがあります。

>とどのつまりは、主張あるデモに警官が大量動員され>る下地を作り出している人たちでもあり、価値のない>(闘争と革命だけの)活動家を量産する装置であり、実>質的な改善を求める勢力の弱体(陳腐)化を促進する運
>動体でもあります。

治安対策として、どんなデモにでも警官は動員されるでしょう。
ただし、若い人中心の社会運動が衰退して久しい中、
運動のための運動であっても存在価値はあると思います。
ただし、ひと時のストレス発散、ヤケクソ・ダンスで終わる可能性も否定できません。ただし街頭文化とはそのようなものでもあります。
先日取材もかねて京都でサウンド・デモに参加してきました。そのときにもどうやらセクトと思しき団体が入ってサウンドデモを仕切っていました。そこのリーダーがやたら居丈高で統制的であることにウンザリしました。これも内容のなさをごまかすためのハッタリなのでしょう。

>安易に賛美してはマズイと思っています。

別に賛美するつもりはありません。ただし、こうした問題提起も必要なのに、他の運動でもマスコミでもほとんどやっていないじゃないですか。
それをやるのなら、革命主義であろうと一時的には手を組んでも仕方がないのではないでしょうか。
もちろん、そういうグループとは一線を画しながら、つかづ離れずの関係を作るというアクロバットが欲求されますが。

>なにか日本の左翼が背負ってしまった“業”のような>もの(革命主義)を考えるとき、底なしにやるせない気>分になります。

なんとなく分かるような気がします。
労働運動・平和運動などに関わって思うのは、どうしていまどきの20代とか30代、あるいは40代初頭の人たちが、安易にいわゆるセクト・カルト、またはその支配下にある団体に入っていくのかということです。

実際には、そういった団体しか社会問題や哲学的テーマについて話せる集団が身近にいないとか、サウンドデモに象徴されるアクションを起こしている人たちもなかなかいないということが背景にあるようです。
それにしたっていまどきの20代・30代の口から、「自己否定」「総括」といったフレーズが飛び出すのはなぜなんでしょう?
そういうタイプの人が一人でもいて話していると、労働法とか経済政策よりもセクト・カルトの機関紙名や右や左の政党・組合組織の系統図については完全に暗記しており、ハイになって話すんですよね。
そういうシュールな風景を見ると、「何か違うだろう」「ヤバイ。北朝鮮つながりか!?」「冗談じゃない、やめてほしい」と思ってしまいます。

>主旨に答えないカキコですみませんが、知らせる必要>を感じたので。

いえいえ、大事な情報はどんどん共有しましょう。
労働運動をはじめ、社会運動にもそうとう闇があるみたいです。
ブロガーとして取材をしている途中、わたし自身も「怖い」「気持ち悪い」と感じることはよくあります。
そういう情報を「組織破壊になる」と決めつけて自主規制を重ねていれば、どんどん運動内部と外部の共通項が減ってしまし、しまいには対話不可能になります。
それを防ぐ意味でも、こういった情報はオープンに討議すべきなのです。
これからもこの種の情報をお知らせください。コメント欄でもメールでも結構です。

















Unknown (フルタ)
2006-11-26 23:26:33
デモ・集会は組合・政党・セクト関係者の上部組織の動員をしないとまとまりのつかない面があるのです。例えば消費税反対集会の場合、大学自治会から何名とかの割り当てがあって、何人か来てくれという風に・・・その頃組織動員型の集会によく行ってましたので。でもいずれこのやり方は通用しなくなると思いましたが、漠然としてました。

でも社会人になって、中々仕事場に言って出れないのですよ。言ったらクビになりますからね・・集会に行ってもお決まりのプログラムをこなすだけでした。

この辺はどうすればいいか?この間のワタリさんの主宰したプレカリアート・オフ会とか、派遣・請負・心身障碍・外国人・女性・ニートを巻き込んだヒト達のシンポ・デモも一つの方法ですよね。ただまず僕自身が団体・運動ボスの組織動員に依存しない集会に馴染んでいくように変わっていかないといけません。今就労支援センターの利用料徴収の未払いをワーカーに通告し、殆どヤケクソで独りで運動?してます;;;

保留のお知らせ (ワタリ@管理人)
2006-11-28 07:46:43
いまフルタさん、日本国憲法擁護連語さんのコメントを保留にしています。
ちょっと神経を使うテーマの話で、即答がむつかしいので。
胃の調子と相談しながらゆっくりレスすることにします。
削除・不削除のお知らせ (ワタリ)
2006-12-02 11:37:30
お知らせです。日本国憲法擁護連合さんのコメントを削除しました。
理由は、客観的な事実とはいえない強引すぎる推論があったこと、特定の政党、とりわけ北朝鮮と蜜月関係にある党の宣伝・広告が含まれていたこと、カルト・セクトに所属することを自明の理とするカルト用語が使用されていたことです。(セクト・ノンセクトという表現。カルトやセクトに所属することを当然とみなさなければ、ノンセクトという言葉は出てこないはず。おそらく本格的なカルト・セクトの信者による政治的工作と考えられる。)
無用に対立をあおったり、特定の個人・グループを中傷するカキコ、ちゃんとした意見になっていないカキコはご遠慮ください。

なおフルタさんのカキコは復活しました。次にレスをします。
カルト・セクトに依存せずに (ワタリ)
2006-12-03 12:15:58
フルタさん、お久しぶりです。

カルト・セクトについてですが。カルトやセクトがいなければ集会が成り立たないというのは、神話だと思います。自分はこれ以上のカルト・セクト依存には反対ですね

たしかに政党・組合・セクト等の関係者は活動がこなれています。横断幕をさっさと作り、器用にプラカードを作成するところをわたしも観察したことがありmす。
集団行動も、昔日のジグザグデモほどではなくても上手です。
だからといってそれに頼っていていいのでしょうか?

セクト・カルトのおかげで、市民運動に関わったがだめに家族や友人との関係を劣悪にせねばならないでしょうか?
カルト・セクトに頼らずに、粗末でも下手でも自分たちでプラカードやバナーを作るうちに技術が向上するはずです。そうしたら、そちらのスキルについてはカルト・セクトの手助けは不要です。

また、グループのリーダーらが集会・デモへのカルト・セクトを黙認するのは、「誰が参加してもいい」という運動のオープンさを保つことだけが目的ではありません。
ひとつは、上の世代で以前学生運動の政治カルトに関わったものが、ノスタルジーで若い世代のカルトを歓迎するというもの。
ふたつめは、セクトがいたほうが、グループに批判的または代案をもつ人間の言論・表現を封じるのに好都合だということです。カルト・セクトつながりの人間に歯向かえば、拉致・監禁・洗脳・殺害・・・・何をされるかわからない不安・恐怖があります。そこを利用して、グループ内の統制を引き締める効果をねらっています。
三つ目には、セクト・カルトがちょうど“核兵器”の役目をはたすのです。
もしも自分たちをひどく取り締まったり、自分たちの主張に少しも妥協しなければ、うちの若い衆もおさえがきかなくなって、何をするかわからないよ。昔の新宿騒乱くらいの騒ぎではすまない可能性もアリだよ、ということです。ロビー活動などのために、そういう暗黙の威圧力というものも有効なのでしょう。
しかし、やはりカルト・セクトは危ないです。ヤクザとも似て、一度ものを頼めば、何で返せと言ってくるかわかりません。法律も常識も通用しない相手ですよ。ふつうのイメージでの話しあいもムリですよ。

だから、かわりに正式に「民兵」を作ったらどうかと思うことがあります。
ヤクザめいた、一部は北朝鮮金王朝ともつながりが報道されているカルト・セクトではなく、正規の民兵のほうが、一般の人々も受け入れてくれると思うのです。自衛隊退官者などを教官にして組織できないものかと思うものです。ただし、その前にそれを合法化する必要がありますが。

「社会人」が会社に「軟禁」状態になるのは、なんとかしないといけない常態です。日本では「社会人」になることが会社や部署に社会的隔離されることになってしまっています。しかもそれを嫌がったりうまく溶け込めない人を「引きこもり」「ニ-ト」とレッテルをはり、「社会参加」させようとしているのです!
社会的隔離状態が社会参加だとわ!!??

実は自分の不手際なんですが、オフ会にもセクト・カルトつながりとおぼしき人間が、カルトへの恐怖を背景に簡単にのっとった状態にされました。
どうすればカルト・セクトを追い出せるか、考え中です。あの人たちがやってくると正直な考えや気持ちを話せなくなって、喫茶店の中で恥をかくことになり、その後もメンバー間に不信・不満が残るので最悪です。

今おひとりで行動されていること、とても大事だと思います。一人、また一人と理解者・協力者が増えていくといいですね。












遅レスですいません (quawabe)
2006-12-28 03:58:51
はじめまして。

SirNoseさんのいいかげんな推論に頭にきたので書かせていただきます。

>彼(ら)もいわゆる“引き出し団体”です

ってのは、いったいどんな意味なのでしょうか?
というか、「本質は暴力蜂起」って嘘八百並べ立てて、「本質は暴力蜂起」なのに「革命論や運動論といった理論は全く継承していない」と前後不覚。

あと「お品書き」ってのは、それぞれの問題系のコンテクストを全く理解されておりません、落第ですね。

安っぽい「闘争のための闘争」という名推理ぶりには脱帽。「目新しさやオモシロさ」が「実質的な改善を求める勢力」を潰すというくだらない「日本の左翼が背負ってしまった“業”」という自己正義に酔いしれているだけですね。

「価値のない(闘争と革命だけの)活動家」と「実質的な改善」の間の何処が境界を作るのか、そこに一方になぜ正義が担保されるのか。
そのように運動の本質や中身を勝手に自己主張して、ほかのセクトを反革命に規定して内ゲバしたのが「日本の左翼」ではなかったのか?

何も知らずに勝手に規定して悦に浸って正義の味方。それこそオールド左翼そのものです。
もうやめてください (ワタリ)
2006-12-28 09:10:06
quawabeさん、いらっしゃいませ。

ここは左翼の正当性・正統性の裁判所ではありません。
そういう論争ならよそでやってください。









もうやめます (quawabe)
2006-12-28 21:43:51
すみませんでした。はんせいします。
Unknown (ワタリ)
2006-12-31 23:22:35
>Quawabeさん
分かってくださればいいんです。

われこそが唯一の正統・正当なり、後は異端とする発想が強いほど、安易に他者を裁き、排除することになります。
どこにも正統の教会もなければ、異端のセクトもない。
で、プレカリアートの社会運動のなかに教会はありません。ならばセクトもないわけです。

いわゆる「カルト・セクト」と呼ばれる宗教・政治の団体は、プレカリアートという言葉の出現以前からあります。
そういう団体に社会運動をのっとらせてはいけないという点では、合意ができるのではないでしょうか。