いじめ・大人の職場でも蔓延
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000054-mai-soci
自分にも経験がある。
いたずらメールが一日に十数件以上やってくる。
派遣という雇用形態じたいがいじめのようなもの。(派遣は社員食堂を使うなという規則の会社、派遣は従業員割引を使えないという会社などなど)
そのほか、さる労働組合の定期総会での活動家の報告によれば、労働相談のなかでいじめが目立つ。とりわけ非正規雇用の女性に対するセクハラがひどい。家まで追いかけてくるなど、ストーカー化するケースもあるとのこと。
組合アクテイヴィストの報告によると、会社側が不当労働行為をする。これも広い意味でいやがらせと言ってもいいだろう。
そのほか、相手が若いか女性だと電話の音声によって見当をつけると、突然怒鳴りだす。
そうそう、労働組合事務所でのセクハラについてもついでに書いておこう。
さる組合事務所で行われた映画上映会でのこと。
あるアクテイヴィストの男性は、わたしの胸元をジロジロと眺めていた。
そして、他のアクテイヴィスト(男性2人)に取材のアポをとっていると、「3人でデート?」とにやけた表情と口調で言い放った。
まるで組合に関係する女性は、組合員であれブロガーであれ、自分の私的領有物だといわんばかりの態度だった。
「からかわないでくださいよー」
と受け流そうとしたものの、予想以上の気持悪さが残った。
またその映画のなかで、肥満になったことでマクドナルドを訴えた十代半ばのォ女の子がおおむねこういったセリフを言うシーンがある。
「ファッション雑誌のモデルを見ると、やせていてキレイ。なのに自分はぜんぜんやせられないよ~。」
半泣きの表情で彼女はマクドナルドを裁判に訴える理由を述べる。
それを複数のアクテイヴィスト(男性)が嘲笑・爆笑していた。
十代の女の子のアイデンテイティにも関わる体型についてどうしてここまでバカにできるのだろう。しかもそこにはわたしのほかにも別の女性のアクテイヴィストも同席していたにもかかわらず、だ。
もしも男性が、「筋肉モリモリになりたくてトレーニングマシーンを購入したんだ。だけどちっともカコよくなれないんで困るよ~」と裁判に訴える十代半ばの男の子の訴えを、その場にいた女性のほとんどが嘲笑・哄笑したら、どんな気持ちになるだろうか。
自分が女性であることを否定されたようで、とても辛かった。
その後、取材予約をとった2人のうちの1人との待ち合わせのために四条河原町まで出かけた。そこの組合の雰囲気・体質を考えると、まさか取材の最中にもセクハラなぞないだろうな? と少し心配になる。だけど心配していてはキリがない。道端を歩いていたって車にはねられて死ぬことも大怪我することもある。杞憂に終わることもあるだろう。
相手も昔のイヤな職場のことを思い出してしゃべってくれるんだから、こちらも明るくソフトな雰囲気を作らなくっちゃ。
そう考えを切り替えて化粧をし、待ち合わせの場所へ向かう。
阪急電車に乗車中、いきなりお腹が痛くてかなわなくなった。胃に石か何かをぶちこまれたような感覚。
途中、西院駅で下車。ホームのベンチに横たわる。15分ほどたっても痛みは治まらない。ついでに頭まで痛むようになってきた。
どうしよう、相手も忙しいし疲れている中取材に応じてくれるのだ。そう簡単に延期にはできない。したくない。
それでも痛みはやまない。
その駅の改札をくぐって地上に上がり、駅前のドラッグストアにかけこんだ。
胃薬を求める。薬剤師さんが小さなコップに水をついてもってきてくれた。
胃薬を飲んでも、痛みはおさまらない。
「そんなに痛みがひどいのなら、お医者さんで診てもらったほうが……」と薬剤師さんはおっしゃる。
とりあえず痛み止めも手に入れて、その場で飲む。飲むと安心できたのか、数十分たつと歩いて動ける状態になった。
予定の今から行っても予定の時間にはとても間に合わない。
遅ればせながら携帯で連絡をとり、取材をキャンセルすることを告げた。
「どうしたんですか? 何で来ないんですか。。。。」
相手は怒鳴っている。ムリもない。相当待たせたのだから。
だけど仕方がなかった。いきなりこれほど痛むとは予想もできなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000054-mai-soci
自分にも経験がある。
いたずらメールが一日に十数件以上やってくる。
派遣という雇用形態じたいがいじめのようなもの。(派遣は社員食堂を使うなという規則の会社、派遣は従業員割引を使えないという会社などなど)
そのほか、さる労働組合の定期総会での活動家の報告によれば、労働相談のなかでいじめが目立つ。とりわけ非正規雇用の女性に対するセクハラがひどい。家まで追いかけてくるなど、ストーカー化するケースもあるとのこと。
組合アクテイヴィストの報告によると、会社側が不当労働行為をする。これも広い意味でいやがらせと言ってもいいだろう。
そのほか、相手が若いか女性だと電話の音声によって見当をつけると、突然怒鳴りだす。
そうそう、労働組合事務所でのセクハラについてもついでに書いておこう。
さる組合事務所で行われた映画上映会でのこと。
あるアクテイヴィストの男性は、わたしの胸元をジロジロと眺めていた。
そして、他のアクテイヴィスト(男性2人)に取材のアポをとっていると、「3人でデート?」とにやけた表情と口調で言い放った。
まるで組合に関係する女性は、組合員であれブロガーであれ、自分の私的領有物だといわんばかりの態度だった。
「からかわないでくださいよー」
と受け流そうとしたものの、予想以上の気持悪さが残った。
またその映画のなかで、肥満になったことでマクドナルドを訴えた十代半ばのォ女の子がおおむねこういったセリフを言うシーンがある。
「ファッション雑誌のモデルを見ると、やせていてキレイ。なのに自分はぜんぜんやせられないよ~。」
半泣きの表情で彼女はマクドナルドを裁判に訴える理由を述べる。
それを複数のアクテイヴィスト(男性)が嘲笑・爆笑していた。
十代の女の子のアイデンテイティにも関わる体型についてどうしてここまでバカにできるのだろう。しかもそこにはわたしのほかにも別の女性のアクテイヴィストも同席していたにもかかわらず、だ。
もしも男性が、「筋肉モリモリになりたくてトレーニングマシーンを購入したんだ。だけどちっともカコよくなれないんで困るよ~」と裁判に訴える十代半ばの男の子の訴えを、その場にいた女性のほとんどが嘲笑・哄笑したら、どんな気持ちになるだろうか。
自分が女性であることを否定されたようで、とても辛かった。
その後、取材予約をとった2人のうちの1人との待ち合わせのために四条河原町まで出かけた。そこの組合の雰囲気・体質を考えると、まさか取材の最中にもセクハラなぞないだろうな? と少し心配になる。だけど心配していてはキリがない。道端を歩いていたって車にはねられて死ぬことも大怪我することもある。杞憂に終わることもあるだろう。
相手も昔のイヤな職場のことを思い出してしゃべってくれるんだから、こちらも明るくソフトな雰囲気を作らなくっちゃ。
そう考えを切り替えて化粧をし、待ち合わせの場所へ向かう。
阪急電車に乗車中、いきなりお腹が痛くてかなわなくなった。胃に石か何かをぶちこまれたような感覚。
途中、西院駅で下車。ホームのベンチに横たわる。15分ほどたっても痛みは治まらない。ついでに頭まで痛むようになってきた。
どうしよう、相手も忙しいし疲れている中取材に応じてくれるのだ。そう簡単に延期にはできない。したくない。
それでも痛みはやまない。
その駅の改札をくぐって地上に上がり、駅前のドラッグストアにかけこんだ。
胃薬を求める。薬剤師さんが小さなコップに水をついてもってきてくれた。
胃薬を飲んでも、痛みはおさまらない。
「そんなに痛みがひどいのなら、お医者さんで診てもらったほうが……」と薬剤師さんはおっしゃる。
とりあえず痛み止めも手に入れて、その場で飲む。飲むと安心できたのか、数十分たつと歩いて動ける状態になった。
予定の今から行っても予定の時間にはとても間に合わない。
遅ればせながら携帯で連絡をとり、取材をキャンセルすることを告げた。
「どうしたんですか? 何で来ないんですか。。。。」
相手は怒鳴っている。ムリもない。相当待たせたのだから。
だけど仕方がなかった。いきなりこれほど痛むとは予想もできなかった。
あなたは子どもの問題ならどうせ大したことはないという偏見の持ち主です。
十代の半ば、体も心もどんどん変わってゆくなかで、性的なアイデンテイティに悩み、迷う大変さはもうお忘れですか。
十代の男の子や女の子は社会的な立場もあいまいで、宙ぶらりんの状態です。
それにホルモンのバランスの乱れや成長痛も加わります。まさに疾風怒濤の時期です。
その人たちが、裁判に訴えるとなると、いくら訴訟社会のアメリカであってもおおごとです。
ジェンダー・フリーがフェミニズムによって推進されるなかでも、自分が男か女か、あるいは大人か子どもかということに迷い・悩み・苦しむ人たちを見捨ててはいけません。
嘲笑などもってのほかです。
男らしい男、女らしい女になろうと努力することは、決して=迷妄・性差別ではないでしょう。互いに体が違うのだから。
男らしい男、女らしい女をわずかでも演じている人は、「強姦は擦過傷」などという無神経で愚かな発言をしないし、面白がって支持したりしないものです。
本論とはずれてしまいますが、男で
あるのに女であろうとする人の方が
大変かな、という気はしますです。
ちなみに記事中の映画は、「スーパーサイズ・ミー」。毎日マクドナルドの商品だけを食べ続けると人の体がどのように変化するかを扱った記録映画です。
労働組合ぼちぼちも、性同一性障害の人への不当解雇と争議をやり、成功しています。
国と学歴の権威を背にしたフェミニズムによるジェンダーフリーはかなりおかしいです。ある上野千鶴子「直伝」の総合職の女性など、わたしが「ジェンダー」という言葉を使うだけで
「そういう性差別に満ちた言葉は使っちゃいけない!!」
と言い出す始末です。
でも男・女・女形・ニューハーフなど、ジェンダーに関する悩みや不公平はつきもの。それを解決していくためにも、性差別主義者とののしられ、(再)教育の必要におびやかされてでも、ジェンダーにこだわり、ジェンダーを訴えたい。
ぼちぼちのようなジェンダーの問題にもとりくむ組合は応援してゆきたいと考えています。
フェミニストの方からは、性差別の問題は高学歴の人間がとりくまなければ解決しない、だからブログを閉鎖してくださいというメールもやってきますが、従うつもりはありません。
低学歴・低学力の名誉と権利のためにフェミニズムとは闘います。
この発言に対して嘲笑・爆笑というのは、私にはむしろ「思いやり」にすら思えます。
この女性は、何の努力も節制もプロ意識もなく「ファッション雑誌のモデル」というポジションを得られるとでも思っているのでしょうか。(具体的にどのくらい厳しい世界なのか私には想像もできませんが)
キレイと思って憧れるなら、そのモデルがどのくらいの努力をして撮影の対価としてお金をいただけるレベルのプロポーションを作り上げ維持しているか、せめて想像ぐらいしないのでしょうか。
少なくとも私には、この「プロ」を舐め切った発言から発する感情は、怒りと軽蔑以外にはありません。
確かにモデルさんも楽な仕事ではない。ていうか、楽な仕事ということ自体、どこにもないという気もします。
文脈をもう少していねいに書く必要がありましたね。
実はこの「スーパーサイズ・ミー」という映画は、アメリカのマクドナルドをはじめとする食品産業が、いかに人の健康を奪っているか。
それとともに、寡占企業がいかに人の食のオプションを、たくみな広告・大量出店・批判者つぶし、小さい子どもへの「すりこみ」等によって狭め、悪化させているかを描いた作品なのです。
そのなかで、肥満のためと考えられる「生活週刊病」のこともとりあげられます。あまりにも太りすぎて、日常生活も困難になっている人もいるのです。
そのなかで、マクドナルドを訴えた十代半ばの女の子にインタビューすると、問題のセリフが出る、という展開なのです。
当ブログのテーマ・労働環境に関連するところでは、マクドナルドは、アメリカでは移民や若い世代を使い捨てにしていることでも問題になっています。
>発言に対して嘲笑・爆笑というのは、私にはむしろ
>「思いやり」にすら思えます。
その悩みを他人事・ささいなことととらえる限りは、「ただ単におかしかった」でしょう。
しかし人に恥をかかせるようなことを「思いやり」というのはちょっとキツすぎるんじゃないかとわたしのほうからは思います。
>この女性は、何の努力も節制もプロ意識もなく「ファ>ッション雑誌のモデル」というポジションを得られる>とでも思っているのでしょうか
一理あるお考えですね。
ただし相手は十代半ばの女の子ですよ。30代くらいの女性がそう言うのなら事情は別ですが、まだまだ世間知らずのティーンネージャーなら、そういった視点をもつのは人にもよるけれど難しい場合もあるでしょう。
それに、ちゃんと女性らしい女性になって男性に選ばれるかどうかというのは切実な悩みだと思うのです。特にアメリカは日本よりもカップル文化が強いので、カップルでないといろいろと不便なことがある。だったらなおさら社交界みたいなところに出て行く年頃の子が神経質になるのもムリはないのではないかと思うのですが、どうでしょうか?
>「プロ」を舐め切った発言から発する感情は、怒りと>軽蔑以外にはありません。
相手としては、「話のテーマが違う」でしょう。
自分の身体が多国籍企業に誘惑・変形させられているのかどうか悩んでいる人にそう言っても……。
それに、まだ十代の半ばなら、プロもアマも区別がつかないものじゃないでしょうか。
いち消費者として、「多国籍大企業の手のひらの上で踊らされてばかりなのはゴメンだ!」 と彼女は訴訟しているのえすよ。
この行為はわたしには戦いの女神ダイアナにも、百済へ向かう持統天皇のようにも見えるのです。
それよりも、問題は誰が笑っていたかです。
子ども・女性の言うことならなんでも大したことはないに決まっていると決めつける雰囲気の組合の男性たち、どこか女性や子どもを自分たちの共同管理私的領有物扱いする組合の男性たちにはわたしは怒り心頭に来ています。性と年齢による差別をのりこえなければ、自分たち若い世代の権利を訴えても説得力がありません。また、自分たちが年長世代になれば、立場が変わったのをいいことに、再び女性と新しい若い男性たちをナメきり、バカにし、恥辱を加えるでしょう。
組合が女性差別のほか下の年齢への差別をのりこえることを願って、このところわたしは、組合批判記事を連続投稿しているのです。
投稿してから読み返すと、私のコメントがかなり失礼な物言いになっていたので、正直大変申し訳なく思っておりました。
「話のテーマが違う」点、ご指摘の通りです。書き方がかなり不適切だったと思います。
ただ、私の考え方の原則として、理想的には
「個人の所得はその活動(労働)が世の中に与えた効用に見合った報酬として分配されるべきである」
というのがあります。
だから偽装請負や女性差別、フリーター差別など、明らかに「労働により生み出している効用以下の報酬しか与えられない」層の問題に真正面から取り組むワタリさんの活動については、素晴らしいと思うし素直に尊敬しております。
それに対し、「マクドナルドを食べて太ったからカネをよこせ」という訴訟は、はたして「世の中に与えた効用に対する報酬」として適正なものでしょうか。もちろんマクドナルドの従業員が待遇の改善を訴えた訴訟であれば応援すべきでしょう。しかしこの件については私には1次判決で$2.7millionを勝ち取った(最終的にはかなり減額されたみたいですけど)「マクドナルドコーヒー裁判」の二匹目の泥鰌を狙った悪質な総会屋的活動にどうしても見えてしまいます。ファーストフードの広告による弊害を世の中に問うたという点は、結果として評価できるかもしれませんが、彼女が本当にその目的のために敢えて身を犠牲にして戦っているのかなあというと正直疑問です。(私のココロがひねてしまってしまってるだけかも知れませけど・・・)
ただ映画中の彼女を笑った男性達の意識に色々な意味での差別意識があったのはご指摘の通りだと思います。「思いやり」と書いた私の表現は明らかにズレてますね。撤回いたます。
私のコメントで嫌な思いをさせてしまったようで申し訳ありません。基本的にこのブログについては支持してますしておりますので、健康にご留意いただきつつ頑張って下さい!