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ブラック企業の内幕

2007-08-12 05:28:00 | 現状
京阪神在住の20代半ばの専門学校生Dさんからお話をうかがった。

彼は、社長の家に生まれ、小学校受験も経験。全国的にも有名小学校に在籍していた。
だが、親のおしきせ・つめこみでは大して身につかなかったと言う。
90年代初頭に中部地方の私立文系大学を卒業後、関西でもトップクラスの不動産会社に就職が決まる。
そこは、インターネットで噂のブラック企業だった。

ブラック企業とは、統一した規格はないが、就職・労働等に関するサイト
でよく使われる。極端に人使いが荒い、従業員に恐怖・不安を与える、違法や違法すれすれの行為が目立つといった特徴がある。

Dさんは、そこに入って驚いた。外回りの営業をしていると、10分に一度、携帯が鳴る。ちゃんと仕事をやっているのか探りを入れられるのだ。それも、どやされて。Dさんいわく、「軍隊みたいなスゴイ会社」だった。

営業以外にも、あらゆる作業をやることになる。
初任給は40万。出来高制のため、その後上下もあり、気をゆるめることはできない。
月給を時給に直すと180円くらい。これならまだアルバイトのほうがマシだと思ったほどだったそうだ。

その会社では、正社員・アルバイトを含めて、彼が入社当時1000人いた従業員が、一年間で500人くらいにまで減ったという。一年間で約半分になるわけだ。

結局、Dさんは半年でそこの会社を辞めた。

(Dさんの話は後(↑)につづく。)
















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