『鍼って良いよ♪小児はり篇』その1
の続きです。
さてさて、
「小児が好きじゃないのに
小児はりができるのぉ??」と
ご心配になられたお母さま方も
多いかと思います。
私も自分で勝手にそう思い、
開業し始めの時は、
「小児はり」の依頼を頂いても
ほとんどお断りしておりました。
言い訳をちこっとさせて頂けるなら、
子どもさんが好きか嫌いかで
お断りしていたわけではなく、
まだ臨床経験が浅いうちは、
小児はりには手を出してはいけない
と思っていたわけです。はい。
ですが、、、
長年はり・灸施術を
つづけさせて頂いていた患者さんが
体調も整い、ご結婚もされ、
妊娠、出産を経て
母となった時、
「あぁ、これでえちんの
鍼灸でのお役目も終わりかなぁ」
と、、、
淋しく思っていたところ、、、
お生まれになったお子さんが
アトピー性皮膚炎と診断されたり
かんの虫がきつかったり、
お腹の調子が弱かったりして
悩まれた時に
私の鍼灸院を思い出して下さり
有難いことに
刺さない鍼、「小児はり」の依頼が
舞い込んできました。
うちの鍼灸院だけでなく
こういうケース、
鍼灸院は多いと思います。
小児の問診は難しい。
痛みの有無。原因など。
本人から詳細はなかなかうまく聞けない。
本人も痛みやかゆみ、
もどかしさやつらさを
表現することがうまくできない。
ことが多いかと。
小児の脈診は??腹診は??。。。
色々、難題だらけです。
この難題は、ずっと続くことでしょう。
この難題を乗り切るには、
試行錯誤しつつ、勉強あるのみ。
長文になったので
今回はこの辺で失礼します。
次回その3につづく。。??