緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

せやろがいさんのYouTubeに考えること

2020年06月28日 | 社会時事
(写真は、昨年12月 緩和医療学会北陸東海支部会の学術大会で三重大学に行ったとき、新幹線から撮った夕方の富士山です)25年ほど前に住んでいたアメリカで、「日本の差別意識」に対しいかに世界が厳しい評価をしているか実感していました・・(残念なことに・・)中にいたときは、私も日本は差別がない国・・なんて能天気に感じていたくらいですから、気づいていない・・というのが正直なところだと思います。アメリカの公立 . . . 本文を読む
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支援するということ-紫陽花を見つめながら

2020年06月21日 | 医療
5年前、買ってきて植えた紫陽花。植えて根付いたのに2年間花は咲きませんでした。昨年、やっと蕾をつけたところ、庭の修理のために植え替えを余儀なくされ、泣く泣く切った蕾。そして、今年・・初めて咲きました。こんな色をしていたのですね・・綺麗・・見つめながら最近の出来事を考えていました。支援は、時に侵襲になる・・ということ。がん患者さんの支持療法、サポーティブケアと言いますが、サポート、つまり、支援。「支 . . . 本文を読む
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後輩医師からの贈り物;お手製マスク!

2020年06月14日 | つれづれ
血液内科から緩和医療に転向した後輩の女性医師が素敵なお手製マスクを送ってくれました。右のレースのところは何と手作業で縫い留めてあります。生地も特別で、ノーズワイヤは取り外しができます。そして、なんと、普段使っているサージカルマスクを中に挟むことができるように作られていました。内側はメッシュで・・・ところで・・東京はアラートが解除され、人の流れが出来てきました。でも、本当に大切なのはここから・・誰か . . . 本文を読む
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東京のアキレス腱(弱点)

2020年06月07日 | 社会時事
今日は暑かったので、冷茶を入れました・・綺麗な色・・新型コロナ感染症。東京都は消火しきれず、火種のくすぶりがどこかしらでずっと続いていきそうな気配です。若い人、夜の街から陽性者発生・・などとニュースを聞くと、もう・・・ちょっとさぁ~なんて思いがちなのですが、今回のコロナの事で、まさに、都の弱いところがわかったわけです。今までは、都は超高齢化になって、医療難民が増えるなどと医療者は身構えていました。 . . . 本文を読む
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