緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

がん教育プログラムに来てくれた小学生の女の子が髪をショートカットにしていた訳

2019年07月28日 | 教育
7月27日は、大学と大学病院を使った帝京サマースクールでした。毎年、夏休みの土曜日一日を使って開催している呼び込み型小学生がん教育プログラム。出前式がん教育(小学校に講師が出向くもの)が始まる前から、小学生に来てもらって、がんやその治療やケアについて学んでもらうことを是非とも実施したい!!!と企画書を書き、私が大学中を走り回って大学の承認と担当各所の賛同を集め、開始にこぎつけ、もう7年になります。 . . . 本文を読む
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書籍の購入サイトについて

2019年07月24日 | 医療
先日の書籍を紹介したところ、アマゾンの新書在庫がなくなったそうです。  ↓新書はいったようです。スキルアップ がん症状緩和有賀 悦子正規価格がきちんと反映されています。ほっとしました。以下も消去しないでおきます。南江堂さんのWebサイト南江堂購入サイト電子版購入サイト患者さんの辛さが少しでも緩和されますように。 . . . 本文を読む
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高齢な男性からの質問;生存期間の延長効果がある治療と延命治療

2019年07月21日 | 医療
今年は、区と大学病院が連携する医療に関する市民講座の開催年に当たっています。年6回で、昨日が初回「がんになっても安心して過ごすためにもっと知ろう! 緩和ケア」というタイトルでトップバッターを務めました。様々なところで市民向けの緩和ケアの話をさせていただくようになり、かなり改定を重ねてきました。大体地域向けとなると60代以上の女性が多いのですが、昨日は、70代の男女の方が主体で、平易な言葉はもとより . . . 本文を読む
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逃げ出したい気持ちがあってこそ、とどまる勇気が育つ

2019年07月07日 | つれづれ
備忘録でもあるこのブログ。過去のものを読んでいて、ああ・・これだ・・と立ち止まった記事。寺本松野さんの言葉。今一度、心に刻み直したく思います。以下、再掲です。緩和ケアチームに依頼があるとまず、症状緩和が図れること専門チームである以上、必ず求められることです。それに並行して如何に、人を支え続けるか・・この命題をチーム内で振り返り、同じベクトルに向けていくことは容易なことではないと感じています。何とな . . . 本文を読む
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