辛い失恋を経験してしばらくは、
ずっと復縁の可能性についての考えが頭を離れなかった…
そんな人は意外と多いのではないでしょうか。
「きっと、これは度が過ぎたケンカで、
ほとぼりが冷めれば元通りになれる…」
「ちょっとすれ違っただけで、一時のことに違いない…」
そんな希望を捨てきれないのは、人として自然なことです。
特に、愛する恋人から別れを切り出されたとなれば、
諦めきれないでしょう。
しかし、「一時のこと、やり直せる」と思ってしまうのは、
二人の関係が終わることに納得できない、
自分に落ち度があったとは思えない、
そんな気持ちからではないでしょうか。
実際、恋愛関係が破局してしまうケースでは、
どちらか一人だけが悪いということはあまりないものです。
お互いが少しずつ相手に対する思いやりの
気持ちを欠いた結果、恋は終わるのです。
二人の関係の終わりに対して
納得いかないものを感じるのは当然であり、
スッキリする形で終わらせたいという気持ちから、
復縁を願うこともあるでしょう。
しかし、未練や不満などのマイナス感情によって
行動する時に使う気力や労力は、
前向きな気持ちで行動する時よりもはるかに大きく、
疲労を伴います。
復縁を望まない相手に迫ることは、
デメリットしかないと言っても過言ではないでしょう。
無理に復縁を迫るくらいなら、
その気力を新しい出会いへと向けた方が、
心身ともに健康的に
過ごすことができるのではないでしょうか。
わざわざ過去の恋にしがみつかなくても、
未来の幸せはすぐ目の前にやってきているかもしれません。