人生を共に歩む人

「特別な存在」と聞いた時に
思い浮かぶのはどのような人でしょうか。

恋人、家族、友達、どれも特別な存在でしょう。

しかし、結婚したい恋人はその中でも
一番特別だと言えるかもしれません。

初恋から始まり、好きになった人、
恋人は数人いる場合が多く、
最終的に結婚する人にたどり着きます。

では、結婚をしたいと思える程、
特別な存在は自分にとってどのような人だと思いますか。


見た目や性格、生活能力に収入、
どれをとっても必要と思われるかもしれませんが、
共働きでしたら多少収入が低くても
二人分合わせれば問題ありませんし、
生活能力に関しても自分が家事が得意であれば
そこまで重要視しないでしょう。

ですが、女性側が出産をした時、
男性側に求めるのは
家事や育児にどれくらい協力してくれるか、
男性側であれば出産の為に産休もしくは
専業主婦になってくれるか等、
一言に結婚と言えども将来、
しかも一生がかかっているだけに、
好きなだけでは出来ないものなのです。


恋人に求めるのは空気感、
優しさや思いやりなどと言いますが、
結婚するとその条件はもっと重要になってきます。

付き合っている時程気軽な気持ちで結婚は出来ないからです。

しかし逆を言えば、
結婚したいと覚悟出来るほど好きな人であれば、
その出会いを逃さないようにしましょう。

人生の中で好きになる人は多々いますが、
人生を共に歩んでも良いと思える相手はほんの一握りです。

その相手が同じように自分の事を思ってくれるのであれば、
結婚を前向きに検討してみましょう。

気づいたら特別だった

どんなに昔馴染みでも、友達のまま一生付き合う人と、
何故か途中から特別な人とに分かれる事があります。

どちらも特別ではありますが、
後者の特別な人というのは恋愛に置いて、
という意味が込められているのです。

同性でも異性でも、恋愛対象にならずに
特別仲良しな友達の場合もあるでしょう。

異性が友達かどうかというのは
永遠の議論を醸し出していますが、
不成立かどうかは本人たちの認識次第ですので、
当人たちが成立すると思えば
成立するのではないでしょうか。


そして、途中から恋愛感情的に
特別な存在になった場合、あなたはどうしますか。

なによりも自覚するにあたった理由があるはずですが、
それを意識した後、
その好意を伝えるかどうかは人によります。

それはなぜか、相手が友達だと思っている
可能性も否定できないからです。


出会い自体を覚えてない程、
昔からの付き合いだってあります。

気づいたら隣にいた、遊んでいた等、
きっかけを覚えていないケースは少なくはありません。

そんなに長い間友達として傍にいた人に、
突然告白されたらどうでしょう？

気まずくなって今後会うのがぎこちなくなる
可能性もなくはないのです。


しかし、そのまま好きなのに
一生を友達で過ごすのでしょうか。

友達としてでも一生そばにいたいと思うのであれば
その選択肢も間違いではありません。

ですが、一歩進んで相手に
意識してもらう事だって出来るのです。

自分がどうしたいのかよく考え、
もしも少しの可能性に賭けてみるのであれば、
その勇気を、一歩を踏み出してみましょう。

癒される場所

疲れた時に会いたいと思うのは誰でしょうか。

家族、友達、恋人、いろいろな人がいますが、
中でも恋人に会って
癒されたいと思う人は少なくはありません。

家族とダラダラ過ごすのも良いですし、
友達とストレス発散で遊ぶこともあります。

しかし、リラックスして精神的に癒されるのは
やはり好きな人のそばではないでしょうか。


一緒に出掛けたり、ご飯を食べたり、
そういったデートはもちろんですが、
ただそばにいてくれるだけでいいと思える人はそういません。

『そこにいる』というのがストレスにならない人は
血縁者以外ではなかなか見つからないものです。

そういう意味では、幼馴染のように子供のころから
一緒に育ってきた友達以外では恋人だけでしょう。


ずっと一緒にいれなくても、顔をみたり、
抱きしめたり、ちょっとのことですが
実はそれがとても重要なこともあります。

会えないというのはそれだけでストレスにも繋がりますし、
相手に不安を抱かせていないかと心配になったりもします。

気になる事がある＝気が休まらない、
という意味にも取れる為、
気になる時はほんのちょっとでも良いので
顔を見に行ってみませんか。


自分にとっての癒しの場所が、
相手にとっても癒される場所であれば
それほど嬉しいことはありません。

お互いが会えない時間を充電できるように、
うまく調整できるようになれば、
安定したお付き合いが出来るはずです。

もちろん無理は禁物ですが、
会えない時間が増えてイライラする前に、
疲れがたまり切る前に、癒される場所に向かいましょう。

そしてそのような相手との出会いは大切にしたいですね。

結婚を意識する

恋人ができた時に将来を考える人は多いでしょう。

この人との未来があるのかどうか、
ずっと一緒にいられるのかどうか、
好きであればあるほど考えないわけがありません。

もしも将来が無ければ新しい出会いを
探さなければならないからです。


若いうちはそこまで考えないかもしれませんが、
ある程度の年齢になってくると
より現実を見るようになり、
相手だけでなくその家族構成なども
気になってきます。

この人が特別だと思えても、
それだけでは動けないのが厄介なところなのです。

しかし、どんなに家族構成や収入が良くても、
自分にとって特別だと思えなければ
結婚を意識出来ないのも確かです。


自分が優先したい事が何なのか、
恋人と一緒にいられる道を探すという人は
決しては少なくはないはずです。

さらに、相手にも同じ気持ちを
持ってもらいたいと考えた時、
その話を切り出すタイミングはとても重要です。

男性であれば、女性がどのように考えているかを
予測しなければなりませんし、
女性であれば、男性が結婚に対して
重く感じていないかどうか、
また仕事面にも関わると思うので
自分が共働きとしてどこまで出来るかなど、
考えなければなりません。

その上で話を切り出すのですから、
一番のポイントとなるでしょう。


特別であるという事は
楽しいことだけではありません。

ですが、だからこそ
どのようにすれば一緒にいられるのか、
その将来性を考えるのです。

まずは結婚を意識する、
そこからが本当の始まりだと言えるでしょう。

オンリーワンになりたい

誰でも好きな人の一番、
そして唯一の人になりたいと思うでしょう。

片思いの時ももちろんですが、
両想い、恋人同士になっても
一番でいたいのは誰しもが思うことです。

それは人という意味だけではなく、
会相手の時間を独り占めしたい、
仕事よりも優先して欲しい、
そんな願望なのではないでしょうか。


しかし、実際に仕事より
優先して欲しいなどと言えるわけもなく、
また生活がかかっていることもあり、
相手の仕事にまで口出しは出来ません。

約束の日に残業で
キャンセルになるのはまだ良い方で、
忙しい仕事の人は連絡をまともに
取ることすら出来ないのです。

恋人としては寂しいだけでなく、
本当に自分は付き合っているのかと
悩むこともあります。


特別な存在になりたい、
そう思うのは悪いことではありません。

しかし行き過ぎた我がままは
相手の負担になるだけでなく、
心まで離れていく可能性があるのです。

そして、相手もいつも悪いと
思っているでしょうから、
それを責めるのはやめましょう。

お互いに支え合い、
会える時間を大切にする、
そんな二人になることでお互いの唯一の人と
なれるのではないでしょうか。


仕事を優先するからといって、
会社の人たちにまで嫉妬するのはお門違いです。

忙しいということは
頼りにされていることだと思って、
少しだけ我慢しましょう。

その代わり、次に会えた時には
その分だけしっかりコミュニケーションを取り、
離れていた時間を埋めるようにしてください。

その時間がどれだけ大切か、
お互いに実感出来ればこの出会いが
間違いではなかったと自信が持てるでしょう。