離れた時間が長いほど距離を近づける

会いたいのに会えないときは
より切ない気持ちを感じるものです。

そのようなときはどうしたらいいのでしょうか。

会えない時間が二人の絆を強くする、
というのはよく聞く話です。


しかし、それが出会いから
まだ恋愛関係に発展していない二人の間では
気持ちも盤石なものではないでしょう。

会えない時間というものは
距離を感じてしまうものです。

二人の間に縁がなかったのかなと
思う気持ちも芽生えてくるかもしれません。


それでも、一緒にいたいという気持ちが
二人を突き動かす何かを芽生えさせるのです。

それこそが相手を思う気持ちなのです。

会えない時間が
二人の絆を強くさせることはよくあることです。


今ではスマホのメールなどで
近況報告ができますし、
すぐに会話をすることができます。

昔に比べて相手を遠くに感じることは
少なくなっていると言ってもいいのです。

もちろん物理的な距離は
いかんともしがたいものがあります。

今すぐ会いたいのに会えない
ジレンマを感じるときもあります。

会いたい気持ちというのは
出会いのときのようなときめきとは
気持ちの面ではかなり違うといってもいいでしょう。

いつまでもときめきを感じ続けるのは
難しいですが、会いたい気持ちというのは
いつまでも持ち続けることができます。


それこそが恋愛の原動力であり、
まだ出会いから間もない二人が
恋愛関係に発展していくのは、
この会いたい気持ちが強まっていくかどうかに
かかっているのです。

たとえ物理的に離れていても
二人の気持ちが離れることはありません。

いつでも一緒にいたいという気持ち

いつでも意中の相手と一緒にいたいな、
という気持ちは大切です。

ときめく出会いがあって、
誰でもこの人こそ運命の赤い糸で結ばれた人だと
思う人がいるはずです。

他の誰でもなく、この人と一緒にいたい、
この人とだったら気持ちがやすらぐ、
一時でも長く一緒にいたいという気持ちはとても大切です。

相手にとっても自分のことが
大切な存在であってほしいと思いますし、
それが素のままの自分を見てくれることにも
つながるのです。


出会いがあって別れがあるのが恋愛の常と言いますが、
別れるまでは一緒にいたいのです。

どんなに状況が変わってもお互いの間に距離ができて、
会えない時間が増えていったとしても
そのときのお互いの状況を素直に受け止めたい、
そして別れる瞬間までは仲のいい
カップルでいたいという気持ちが大切です。

ときめきは綺麗になるためのエッセンスです。

意中の人がいても
他の人に心が揺れることもありますが
それは決していけないことではありません。


それでも一度しかない人生の中で
大切と思える異性との出会い、
またその存在に気づくことはこれ以上ない幸せです。

ときめきは一瞬の幸せですが、
常に一緒にいてくれる相手の存在は
人生の幸せなのです。


この人と一緒にいたいという気持ちを大切にして
それを成就させることが恋愛の完成であり、
その先には結婚という人生の中でも
最大のイベントが待っているのです。

もっともそれが完成と言っても人生のゴールでは
ないのは言うまでもありません。

あの人とここに来たいなという気持ち

誰にでも行きつけのお店というのはあります。

それが気軽に立ち寄れるようなカフェであれば
出会いから間もない相手と一緒に
このカフェの空間を共有したいと思うことだと思います。


今まで見慣れた風景も意中の相手と一緒であったら
また違った風景を見ることができるのです。

友人同士で旅行に行って洒落たペンションに
泊まったようなときでもそうでしょう。

窓辺からの風景を一人で眺めていて、
「あの人とここに来たいな」と思うこともあります。


そのような一緒に来たいなと思う気持ちが
まさに恋愛感情なのです。

まず大切なのは一緒にいたいという気持ちです。

出会いがあってお互いに好意をもったとしても
なかなか会えない時間というのがあります。


物理的にも気持ち的にも最初は
お互いに距離があるものです。

手を伸ばせばそこに相手がいるのに
気持ち的な距離が邪魔をしてなかなか近づけない、
そのようなもどかしさを感じながらも一緒にいたい、
あるいは一緒に来たいという気持ちを
育んでいかなくてはいけません。


こちらが相手に対して好意を持っていると、
それはいつしか相手にも伝わります。

好意を持たれて嫌な気持ちになる人はいません。

そのような好意に対して
応えたいと思う気持ちがあれば
それが恋愛に発展していくことが十分にあるのです。


出会いから恋愛に到達するまでには
紆余曲折があるかもしれません。

しかし一緒にいたい気持ち、
あるいは一緒にここに来たいという気持ちがあれば
それはいつしか相手に伝わり、
そして恋愛が成就することになるのです。