旅の話29〜ルアンパバン最後の日〜

（「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。タイの通貨1Bバーツは当時3円程度。ラオスの通貨はKip。 1円=60kipくらい。前回までの話はこちら）

 

翌朝。

ボウアシーたちが5時にお寺のお勤めをする（かも）と聞いていたけど、もちろん起きれなくてだらだらと朝寝。

 

9時頃ゲストハウスを出て、プーシーの丘のふもと、ラオスサンドイッチのお店へ。ハーフサイズのフランスパンサンドイッチの中身を選べるので、チキン、レタス、トマトにマヨネーズとマスタードを入れてもらう。それとパイナップルヨーグルトシェイク。合わせて7,000kip（110円）。すごく美味しいし贅沢した気分

 

 

 

市場に行って少数民族のモン族が売っている刺繍の小物やラオス・ポップス、タイ・ポップスの音楽カセットテープを2本ずつ買う。ラオスミュージックは6,000kipで、タイミュージックは3,000kip。なぜ？と聞くと、『タイのはコピー（海賊盤）だから。』と。納得。

 

ワットタットノイへ行く。

ボウアシーたちは食事の時間らしくて、托鉢でもらった食べ物をバケツの中から私にも分けてくれた。餅米のお団子や、ものすごく辛いソムタム（パパイヤサラダ）など。少年僧たちが私が買ったミュージックテープを聴きたがって交代で借りて行き、歌って聴かせてくれる

おしゃべりをしていると時間はあっという間に過ぎて、もう行かなきゃ、と言うとボウアシーはとても悲しそうな顔をしてくれた。ありがとう

 

ゲストハウスにもどってチェックアウト。3泊分の60,000kipを払い、カオへの手紙をスタッフに預けた。

ソンテウバスでルアンパバン空港へ。

ルアンパバン、街も人も大好きになった。

WIPE 多汗症治療の発展のために

　

WIPE（多汗症治療の効果的な治療における革新的発展のためのワークショップ・・・長いな）に参加してきました

日本全国で多汗症治療のトップを走るドクター20人・・・の中に私が呼んでいただいたのは光栄ですが場違いじゃないかと不安になりました

講演を聞いて、４人ずつのグループでディスカッション。グループの先生方は皆さま親切で、私たちのグループは話がとても盛り上がりました脇汗の治療の話題が中心の会でしたが、手汗の話も多く出て、やはり困っている患者さんが多いし先生たちも治療に苦労されているのを感じました💦

グループディスカッションで感じたこと。脇汗のお悩みに関して当院は保険診療から自費診療まで治療の選択肢が多いので、より多くの患者さんのお悩みに対応できるということで、他の先生方からも羨ましいと言われましたちょっと嬉しい。

脇汗のお悩みのうち、汗が多い（原発性腋窩多汗症）の方には保険適用の塗り薬（2種類）、自費診療で塩化アルミニウム液外用やボツリヌストキシン注射、ミラドライ。脇のにおい（腋臭症、わきが）のお悩みには保険適用の手術や自費診療のミラドライなど。多くの選択肢があり、それぞれに効果の違いや費用面、ダウンタイムなどのメリット、デメリットもありますので、患者さまとご相談してお一人お一人が適した治療を選択していただけるようにしています

脇汗でお悩みの方はたーーーーーくさんいらっしゃるはず（脇汗、みんな嫌ですよね💦私もイヤです。）なのに、医療機関受診に至る方はそのうちほんのわずか。お気軽にご相談いただければと思います

プラセンタについてお知らせ

当院でもリピーターさんが多いプラセンタ注射ですが、プラセンタ製剤（メルスモン）が製薬会社の都合により1年間出荷が停止されることとなりました。

 

今後、プラセンタ注射を受けて頂けるのは在庫限りとなり、1年後の出荷再開までは製剤が足りない見込みです。

 

より多くの患者さまにより長く受けて頂けるよう、再び供給が安定するまでは1回の注射を2アンプルまでに制限させていただきます。また、今までに当院でプラセンタを受けられたことがある患者さまのみ、今後も継続して受けていただけますが、新規でのプラセンタ注射のご要望にはお応えしかねますのでご了承ください。

息子5歳8か月。ラン活開始？

小学校入学までまだ1年以上ありますが・・・

年中さんのこの時期からすでにランドセル選びは始まっているらしく

夏頃には人気のモデルは売り切れているとやらで・・・

『ラン活』開始します

クリニックに来てくれる子どもたちに聞くと、女の子の人気色はパープルや水色、ミントグリーン、王道の赤やピンク、ワインレッドやネイビーの子もいて、とってもカラフル男の子は意外と？黒が多くて、青やネイビー、グリーンなど。黒に赤のステッチやパイピングといったお洒落さんも

カタログを見ても、選びきれないくらいたくさんの色（単色もコンビも）やデザインに・・・ぼーぜんとする母（私）。

息子本人はというと・・・

カタログで某メーカーの某色を指さして『ぼくコレにする』と。あらそうなの？と聞き流していましたが、翌日も翌々日も同じことを言っています。

・・・もしかしてあっという間にラン活終わるかもしれません

旅の話28〜お寺でお勤め〜

（「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。タイの通貨1Bバーツは当時3円程度。ラオスの通貨はKip。 1円=60kipくらい。前回までの話はこちら）

昼寝の後、夕方ワットタットノイ（お寺）へ行ってお勤めに参加させてもらう。偉いお坊さんたちはどこかの村へ出張中とかで、ボウアシーら少年僧ばかり５人と、欧米人の旅行者数人と私。少年僧のお経はまるで合唱のようにハモっていて美しく、感動

お勤めの後、ボウアシーや他の少年僧さんたちと、フランス人女性、カナダの女の子、カナダ人男性のパスカル、私で話をする。

英語、フランス語、ラオ語、タイ語が飛び交う。私以外の旅行者はフランス語で話していたけど、私はなんとか頑張って英語

日本人の名前には意味があるんでしょう？と聞かれ、私の名前について聞かれたので「理子はscienceかなー」と言うと、フランス人女性が『私はヨーコというニックネームを持っているの。どういう意味』と。

「漢字で書いて初めて意味が生まれるの。ヨーコだったら『洋子』が一般的かな。たぶんオノヨーコと同じ。Oceanという意味よ。」と説明すると、次々にみんなが自分の名前はどんな意味と聞いてくるので、一生懸命に漢字を当てはめて意味を説明して・・・下手な英語で四苦八苦

ずっと頑張って英語で話していたら、突然カナダ人のパスカルが『ところで日本のどこからですか？私は7年間日本に住んでいました。』と、完璧な日本語で話し出すもう、びっくりするやら恥ずかしいやら日本人相手に下手な英語で話していたような恥ずかしさ。騙された〜。

翌朝は早朝5時からお勤めがあるそう。旅行者たちも来るとか来ないとか・・・ボウアシーたちも（偉いお坊さんたちいないし）やるとかやらないとか言っているので、まあ、起きれたら来るわ、とゆるく約束して帰る。

お寺からの帰り道、昨日会った日本人3人（滝に誘われたけど結局行かなかった）に会い、これからインド料理屋さんへ行くと言うのでノリノリで着いていく。他にも合流して日本人６人でインド料理へ。（ルアンパバンにこんなに日本人いたのか、とびっくり。）

ビール、インドカレー、ナン、その他色々をお腹いっぱい食べ、1人3ドルくらい。日本語をたくさん話せて楽しかった。

夜遅くなったので暗くて誰もいない道がこわくてドキドキしながらゲストハウスへ走って帰ると、ゲストハウスのドアが閉まっている。ガンガン叩くと大学生スタッフのカオが開けてくれた・・・怖かったよー