新型コロナウイルスワクチン集団接種に出務

診療の休診日や昼休みに、新型コロナウイルスワクチンの集団接種や高齢者施設の訪問接種に出務しています。

 

 

大村市の集団接種会場。

市の担当者さんが試行錯誤されて、密にならないよう、スムーズに接種してお帰り頂けるように工夫されています。

 

 

 

 

お天気最高の日曜日も集団接種の出務・・・

お休みに一緒に遊びたいのを我慢して、けなげに『ママ、ちっくんのお仕事頑張ってね』と送り出してくれる息子に後ろ髪をひかれつつ、『パパと公園に行っておいで〜』と、お弁当を置いてきました

お弁当完食してくれたパパと息子に感謝

 

 

 

 

高齢者の方、続けて一般の方の接種がスムーズに進んで集団免疫でコロナに打ち勝つ日が1日でも早くきますように・・・私にできる限りの協力をしていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脇汗治療の季節ですね～☆

今年は梅雨入りが早くて蒸し暑いですね〜

北村理子クリニックでは、切らないワキガ・多汗症治療のミラドライも人気ですが、


やっぱり根強い人気、ボツリヌストキシン注射(ボトックス、リジェノックス、ニューロノックスなど)によるワキ汗治療も、毎年のリピーター様が5月になって続々といらっしゃってます




アポクリン腺特有のニオイが強い「ワキガ」の方には根本的治療ができるミラドライがオススメですが、夏のワキ汗が多くて不快に感じる、服の汗ジミがイヤという方(女性は皆さんそうですよね)には、注射だけでワキ汗がピタリと止まってひと夏サラサラワキで過ごせるボツリヌストキシン注射がオススメです
真夏でも汗ジミを気にせず、グレーのＴシャツだって着こなせますよ

実は・・・外回りが多いお仕事の男性にも人気の治療です

新型コロナウイルスワクチン2回目を終えて

当院スタッフ全員、新型コロナウイルスワクチン2回目を終了しました。副反応が気になってらっしゃる方も多いと思いますので、経過をご報告しますね。

当院では私を含めて13人接種しました。

1回目接種後は13人全員発熱なく、接種部位の筋肉痛くらいでした。（これで、もしかして2回目も大丈夫なんじゃ？と、ちょっとなめてました・・・）

事前の情報で、2回目の後には発熱の副反応が多い（3割程度）と聞いていたので、念のために全員にカロナール（アセトアミノフェン）という解熱鎮痛剤を配りました。（ワクチン接種後の解熱鎮痛剤服用については賛否があります。私は皆さまに勧めているわけではありません。）

さて2回目はどうだったでしょうか？

比較的『若い年齢』と『女性』に副反応が多いと言われています。2回目接種後も、事務長（中年男性）は副反応無しでした。

残り12人（20代〜40代女性）は、ほぼ全員に何らかの副反応がみられました。12人中4人は発熱、関節痛、頭痛、倦怠感などで翌日休みをとってもらいました。12人中4人は翌朝は大丈夫そう・・・と出勤してくれましたが、接種翌日午前中に発熱や頭痛の症状が出て、早退してもらいました。12人中3人は微熱や倦怠感はあるものの休むほどではないかな、とのこと。残る1人は私ですが、私は当日夜に高齢者集団接種の出務があたっており、翌日も診療のご予約を頂いている関係上倒れるわけにはいかず・・・接種当日、翌朝にロキソニンを飲みました。（接種後の解熱鎮痛剤内服、特にロキソニンなどのNSAIDsという種類の解熱剤内服には否定的な意見もあります。決して内服を勧めているわけではありません。）そのため発熱はほとんどなかったものの、翌朝からアレルギー性鼻炎（時々出る）の症状がひどくて、ワクチンと関係あるのかないのかわかりませんが一日中倦怠感がありました。

つまり、ワクチン2回目接種翌日に、日常生活が可能であったのは当院では13人中4〜5人でした。

私たち医療従事者は、ある程度の副反応には理解と覚悟があったつもりでしたが、それでも2回目は予想以上の割合で予想以上に体のきつさを感じる副反応が多かったようです。

高齢者接種の後に、若い現役世代の方の接種が始まる頃にはもっと詳しい情報が出てくることと思いますが、お若い方は2回目接種翌日にはお休みを取れる準備をされておいた方がいいかと思います。

2回目終了

新型コロナウイルスワクチン、2回目接種が終了しました。

今回も1回目と同じく、みさかえの園あゆみの家様にお世話になりました

今日もとってもスムーズに進み、午前診療を終わらせてクリニックを出てから接種終了してクリニックに戻るまでなんと40分でした

あゆみの家のスタッフさんから、『先生（1回目の）ブログ見ましたよ😁』と言われて恥ずかしかった〜😅ありがとうございます

1回目は筋肉痛くらいでなんともなかったですが・・・2回目はちょっと不安です。

後日、経過をご報告しますね。

エクリン汗嚢腫のボツリヌストキシン治療

先日に引き続き、こちらも以前書いた記事ですが、再アップしておきますね。





エクリン汗嚢腫のボトックス（ボツリヌストキシン）治療については、以前からブログでご紹介しており、毎年夏になると多くのお問い合わせを頂きます。



エクリン汗嚢腫とは・・・・
汗が皮膚の中にたまって嚢腫（ふくろ）になっているもので、夏場の汗をかく時期には大きくなったり数が増えたりし、冬の間には症状が軽快することが特徴です。
汗管腫と間違われることも多いようですが、汗管腫は一年を通して変化がなく、エクリン汗嚢腫は数や大きさが変化します。
「両頬や目の周りにたくさんのブツブツ」
「夏にひどくなる」
「運動後やお風呂上りに目立つ」と、特徴的です。

一般的には皮膚科などに受診しても「悪いものではないから大丈夫」で済まされてしまうことが多いようで確かに悪いものではないのですが、汗をかくたびに顔にぶつぶつがいっぱい出る、というのは、患者さんご本人にとってはかなりのストレスで悩まれている方がたくさん。



こちらの患者さんは…
スポーツをして汗をかくと、目尻～頬にかけてぶつぶつが出るんです、と来院されました。

ボツリヌストキシン治療（ボトックス、リジェノックス、ニューロノックスなど）を受けて頂きました。
必要な部位に適した量のボツリヌストキシンを注射すると、その部位の汗の量が減ります。汗をかかなくなるとエクリン汗嚢腫が改善し、お化粧崩れもしにくくなる、という嬉しい効果もあります


治療後2週間。

ぶつぶつがなくなってすっきりつるつるです

エクリン汗嚢腫の患者さんのお悩みは深く、みなさん「ずっと悩んでいました治療はできないのかと思ってあきらめるしかないのかと…でも夏になると辛くて辛くて。こんなに綺麗になるなんて」と治療後はとっても喜んで下さるので、私も嬉しい治療です