ドクターリコの明日もHappy!

形成外科医リコの、美容と医療と育児と趣味のブログ。http://kitamurariko.com/

旅の話39~バックパッカーの旅を終えて帰国~完

2024-03-17 15:33:41 | バックパッカーの旅
 
(「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。タイの通貨1Bバーツは当時3円程度。前回までの話はこちら
 
 
 

帰りも大韓航空のソウル乗り継ぎで帰国。

福岡空港の税関で「女性にしては荷物が少ない(バックパック1個)ですねぇ・・・」と止められるが、別に怪しい物は持っていないのですぐに解放されて…ほっ

3週間の旅を終えて帰ると桜が満開で、あらためて日本は美しい国だと感じました。

 

 

この旅はもう25年前のことですが、今でも旅日記を読み返すととても鮮明に思い出がよみがえります学生時代の貧乏旅行だったけど、とても楽しかった。お金はないけど時間と体力と度胸があった、あの頃にしかできなかった旅…旅したところが田舎ばっかりだったせいか、とてもいい人にばかり出会って、だまされることも危険なこともなく、この旅の思い出はかけがえのない大切な宝物になりました。

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旅の話38~タイスキとドリアン

2024-02-04 21:03:00 | バックパッカーの旅


(「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。タイの通貨1Bバーツは当時3円程度。前回までの話はこちら

 

早めの晩ご飯にしようと、リカさん、タカオさん、私の3人でタイスキ屋さんへ。

ビア・シン(シンハービール)で乾杯





しゃぶしゃぶ鍋のような、真ん中が尖った鍋。具は全部お好みで選ぶようになっていて、種類も豊富

鶏肉、魚、えび、肉団子、春雨、白菜…などなどをもりもり入れて、辛口のみそだれ?で食べる。一人旅だと鍋なんて食べられないから3人で来れてよかった~と、みんなどんどん追加してもりもり食べた

タイ語、英語、日本語が併記されたメニューを見ていると、日本語で「豚のしんぞう」が2つ並んでいる・・・『どうしてかな』と言うリカさんに、私が「あー、こっちは『じんぞう』だと思う」と言うと、『なんでわかったの』と驚かれる

それは「kidney 」と書いてあったから・・・とやっと医学生らしい?ところ?を見せたり。

最後はみんな雑炊まで食べて、おなか一杯で一人300バーツ。

 

またカオサンに戻ってエステ…のつもりだったけど、

カオサンの路地裏のお安いお店(エステ150バーツ、シャンプー80バーツ)だったので、きゅうりパックとかなり適当なエステ、シャワーではなくホースから出る「水」でシャンプーされて終了

まあ、でもなんとなくさっぱりしたからいいか、ということに。

 

エステが終わって20時半。私が空港へ向かうバスは22時。

(リカさんとタカオさんはこれからカオサンに滞在)

私がまだドリアンを食べていない、というと、ぜひ帰る前に食べてとタカオさんが必死にさがしてくれる。3人でドリアンを求めてさまよっていると…虫屋台を見つける

 




せっかくなので食べました

けどもう二度と食べたくない。

 

バスのタイムリミットまであと30分、というところで、タカオさんが

「あ、あそこならあるかも」と、一人で走って行ってみてくれると言う。

リカさんと私が空港バスがとまるゲストハウスで待っていると…タカオさんがドリアンを抱えてダッシュで走ってきた。市場まで行って、一番大きなドリアンを買ってきてくれたらしい。なんていい人なんだろう






初めて食べたドリアンは、すごく濃厚な味。

カスタードクリームのような食感。「臭い」と言われるけど、そこまで臭くなくて、熟れたマンゴーに近いガス臭いようなにおい。美味しい…けれど、濃厚すぎてたくさんは食べられない感じ。

ドリアンを食べていると、空港バス(普通のワゴン車)が来て、二人と別れて乗る。

リカさん、タカオさんのおかげで、最後の一日もとっても楽しかった

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旅の話37~バンコク着。カオサンへ~

2024-02-03 23:42:00 | バックパッカーの旅

ずいぶん間があいてしまいました

読んでくださっている方は少ないかと思いますが、残りあと1日分なので、書いてしまいたいと思います。

 

 

(「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。タイの通貨1Bバーツは当時3円程度。前回までの話はこちら

 

 

 

ノーンカイからバンコクへ向かう夜行列車。エアコンなしの2段ベッドで(汗だくになりながら)ほとんど眠れないまま5時頃に起きて身支度…6時過ぎ、ほぼ定刻でバンコク・ファランポーン駅に到着。

仲良くなったラオス人の姉弟に別れを告げて、昨日列車内で会った日本人のリカさん、タカオさんとホームで再会。3人で市バスに乗ってバックパッカーの街、カオサンへ。3人で屋台で朝食(辛くて美味しいタイカレーとフルーツシェイク)を食べながら、今日の予定を相談。

私が、「田舎を旅してきたので、最後にバンコクでマッサージやエステをしたい」。

タカオさんが「みんな一人旅なのに、今日はせっかく3人集まったからタイスキを食べよう」。

ということで、一日の予定が決定

 

まずはカオサン通りの路地裏にあるマッサージ屋へ・・・2時間260バーツ。

マットレスがずらりと並んだ仕切りのない大部屋に通され、渡された短パンに着替える。私だけトイレに行って、部屋に戻るとリカさんとタカオさんはもうおばちゃんたちがマッサージ中で、私を待っていたのは・・・オジサン

オジサンはニコニコしてはやく寝ろ、という仕草をするけれど、体中を触られてプロレスみたいに組み合うタイマッサージなのに、オジサンは嫌

思わず「えーーおっちゃんはイヤー」と叫ぶと、タカオさんが自分のマッサージをしてくれているおばちゃんに代わってあげて、と頼んでくれて、オジサンとおばちゃん交代…ありがとうタカオさん

2時間たっぷりマッサージ。

ここはマッサージしながらおばちゃん同士おしゃべりしながら、コーヒー飲みながら、のやる気のなさそうなマッサージだったけど気持ちよかった

元気になった3人で、バンコクのおしゃれスポットサヤームセンターやマーブンクロンセンターをうろうろ。

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旅の話36~ノーンカイからバンコク行きの特急で~

2023-07-23 10:57:39 | バックパッカーの旅

息子の謎の夏風邪に振り回されて…更新滞っておりました。

コロナもインフルエンザも陰性、とっても元気なのに高熱のみ…が5日続き、解熱後は咳込みが始まり夜中の咳込みはかわいそうで…

やっと落ち着いてきました

 

 

久しぶりの旅の話の続きです。

(「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。タイの通貨1Bバーツは当時3円程度。前回までの話はこちら

 

ノーンカイ駅は改札も何もなく、伊丹さんにもらったバナナと駅の前で買った水を持って列車に乗り込む…暑い

ほぼ定刻に列車は発車したが、この列車、本当に特急なのというくらい遅い。

私が予約した車両にはエアコンがないので窓全開。

4人掛けのボックス席に座っていると、話好きなタイの人たちはかわるがわる私の前に移動してきてお喋りしてくれる。英語を話さないタイ人のおじさんも来て、ニコニコしながらお喋り(まったく会話にならないけど)。

列車内でラオス人のカンちゃん(12歳)とパンくん(10歳)の姉弟と仲良しになった。二人はラオスの「いいおうちの子」らしく、ピアノやバイオリンを習っていて、ラオス語、英語、フランス語を話せるらしく、英語でセーラームーンのことをいろいろ聞かれる。

カンちゃんから『日本人の名前には意味があるんでしょう?セーラームーンの「うさぎ」ってどんな意味?「飛鳥(あすか)」は?「マコト」は?』と聞かれ、「うさぎはRabbit、あすかはFlying bird、マコトはTruth・・・」と説明する。カンちゃんは自分にも日本名をつけて、と言うので「幸子はどう?サチコ、Happy girlだよ」と言うと気に入ってくれたよう

 

しばらくすると鉄道職員のおじさんが回ってきて、二段ベッドの寝台を作ってくれる。と、上段の私は上にあがるしかない

エアコンなしの二段ベッドの上は風が通らず、とにかく暑い

蒸し暑いベッドでごろごろしていると、通路から日本語が聞こえてきたので、思わず「こんばんは」と声をかけると…

話していたのはリカさんとタカオさん。二人はノーンカイ駅で知り合ったらしく、列車の中を探検中とのこと。私も仲間にいれてもらって、リカさんの席(ファーストクラスの広々とした個室もちろんエアコン付き。)でしばらくお喋り。リカさんは日本でBarをやりながらあちこち旅をしている人。タカオさんは大学卒業後、ワーホリ、日本でバイト、今はバックパッカー7か月目とのこと。二人とも旅の達人

二人ともバンコクについたらまずカオサンへ行くということだったので、ノープランだった私もついていくことにする。

 

エアコンなしの列車の上段寝台で滝のように汗をかきつつ眠る…いや、ほとんど眠れなかった。

 



 

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旅の話35~ノーンカイから最後にメコン川を眺める〜

2023-05-14 22:39:00 | バックパッカーの旅

(「バックパッカーの旅」カテゴリーは大学生時代の回想シリーズです。本文中の名前はだいたい仮名です。タイの通貨1Bバーツは当時3円程度。前回までの話はこちら

 

この旅最後の宿の快適な部屋でぐっすり眠り、午前中は荷物のパッキングをしたり、部屋でだらだらと過ごす。夕方にバンコク行きの寝台列車に乗る予定なので、昼頃チェックアウトして荷物をホテルに預けてノーンカイの街へ。

最後にメコンを眺めておこう、と、ラオスとの国境の橋が見えるところへ行った。メコンで釣りをしているおじさん2人に話しかけられる。ホンさんとニーさん。竹竿とミミズで釣りをしているが・・・これで釣れるのかな?お互い全然かみ合わない会話をしながら1時間くらい一緒に釣りをしてみたけどほとんど釣れないおじさんたち、仕事は?と思ったけど、会話が通じていないので聞けない。もう行くね、と言うと、またもどっておいでと言われた(ような気がする)。

暑いので、昨日のかき氷の店に寄って、またかき氷を食べる。

市場をぶらぶらするけど暑くてたまらない。図書館なら涼しいかもと思いつき、図書館に行ってみるものの・・・エアコン無しでがっかり

もう一度、メコンの釣りおじさんたちのところへ戻ってみると、ホンさんの娘さんとそのお友達、女子高校生2人が来ていて、英語で話ができた。

 

ホテル前の屋台で早めの夕食を食べていると、昨日Friendship Bridgeからホテルまで乗ったトゥクトゥクドライバーが来て、駅まで乗せるから予約して、と言う。30バーツと言われたので、「今日、駅より近いバスターミナルから20バーツだったよ」と言うとすぐに20バーツになった。

ホテルに預けていた荷物を受け取り、ついでにホテルの食堂でアイスティーとなにかフルーツありますか?と聞くとマンゴーがある、とのこと。やったーマンゴー食べると注文したが、ぬるいマンゴーだったので、これ冷やしてほしい…と言うと無表情でロボットみたいに冷たいホテルのお姉さんに「フレッシュマンゴーは常温で食べるもの。冷やさない。」とおこられる。

ここで昨日の伊丹さんに会い(私が綺麗で快適なホテルだと話したので今日からこのホテルに移ったとのこと)、一緒にお茶を飲んで伊丹さんが買ってきていたバナナを分けてもらった。

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