週間ごきげんカフェから~ (10月26日)
年中出回っているが、新ものは初夏から中秋までで、冬から翌春までは貯蔵もの。
やせた土地でも栽培できる強さがある。
江戸時代の度重なる飢饉や、戦後の食糧難を救い、「たくましさ」と「栄養価の高さ」は歴史が立証済み。
ビタミンCや、カリウムが多く含まれ、食物繊維食品でもあるので、便通にも効果あり。
カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を、体外へ排出する働きがあるので、外食が多い現代人には必要不可欠なミネラル。
100g中、29mgもの「ビタミンC」が含まれていて、ミカンとほぼ同じ量。
「ベータでんぷん」は、人の消化酵素では分解できない成分であることから、そのまま腸へ送られ、大腸や小腸を刺激して、大腸ガンの予防につながっている。
サツマイモのでんぷんは加熱すると「麦芽糖」に変わる。これがさつまいもの甘味成分であり、美味しさの秘密。
サツマイモはゆっくり、じっくり加熱すると糖分が増す。一方、電子レンジだと、ビタミンCの損失が少ない。
皮にも栄養がたっぷり入っているので、調理前によく洗い、皮も食べるようにしたほうが良い。