昨日まで門司港・センガクさんで開催していました、絵本「小さな町はたから箱」展が無事千秋楽を迎えることができました。遠くからもお客様がおこし頂き感動いたしました。いろんな方と門司港のお話や昔の思い出などを互いにする機会は最高のたから物になりました。みなさん、自分の住んでいた町、住んでいる町に思い入れがあり、せちがらく忙しい時代に危惧を覚えていらっしゃるようです。また、多くの方に絵本を購入いただきありがとうございました。感謝しています。また、20日の土曜日には下関のシンガーソングライターの三好さんがお見えになり、響きのあるお声で唄つていただきました。ギャラリーで三好さんの唄に光栄です。
2007年10月現在、福岡県下で行われている「アートをたずねる月」に門司港・東港町のティールーム・センカクさんのショップも参加されています。アートやアーテイストに関心を持ってもらういうアートの輪を広げるイベントです。私の絵本「小さな町はたから箱(北九州市文化振興基金助成事業)」もこのイベントのひとつになっています。現在開催中、10月21日(日)まで展示と絵本即売もやっています。連日、多くのお客様にご来場いただいています。ありがとうございます。門司港レトロ観光がてら、出光美術館裏のセンガクさんにご来場いただきこのイベントにぜひご参加くださいね。
あさって2007年10月18日(木)から10月21日(日)まで、門司港・港町/出光美術館うら/潮風の遊歩道沿い)で、私が出版した童画絵本「小さな町はたから箱」展を開催されます。センガクさんのお店の展示壁面が絵本のストーリー仕立てになります。それと原画も数点展示です。凄く懐かしい雰囲気にひたれます。子どものころ日が暮れるまで遊んだり、路地裏でかけまわつたり、お祭りや駄菓子屋さんでお菓子やおもちゃを品定めした思い出など、ノスタルジックな世界に、こころが懐かしくホッとする展覧会になります。期間中はセンガクさんで、絵本の即売会もあります。よろしくご覧になっていただければ嬉しいです。センガクさんの営業時間はAM10:30からPM6:00です。問合せ093-321-6700
絵本「小さな町はたから箱」を出版して、口コミで本のことが拡がって、絵本を見ていただいた方のご感想や問合せがかかってくるようになった。遠いところからもかかってくる。日本のあちこちにあった暮しの原形があるとか、以前門司港に住んでいて絵本を見て懐かしく郷愁に誘われたとか、絵本に出てくる女の子の服装に小学校時代を思い出して昔に帰りたくなったとか、いろいろご感想をいただく。僕の絵本を見て遠い昔に帰っていただくのは嬉しい。僕は今の時代はあまりにも新しいことばかりを追いかけて、良いものが破壊されているような気がする。日本や地域の暮しには壊してほしくないものもある。それは誰もが持っているこころの思い出であると思う。僕は進化しないで、こころにある風景を追い続けていこうと思っている。ぶきっちょに時代を生きるのも意外といい。