中国分がんこなパン屋

食い物について思うこと、趣味の音楽、山のこと。

両神山

2015-06-15 | Weblog
昨年7月20日 金山志賀坂林道土砂流出で引き返した両神山八丁尾根

7,8年前に一度登っているがその時は日向大谷から往復だった

今回は道の駅大滝温泉車中泊で中津川沿いの気持ちよい道を落合橋目指す。 小倉沢ニッチツ鉱山廃屋廃屋や石積造成地

を見ながら進むと郵便局が。この郵便局は地形図にも載っていて、現役のようだ。



かつては鉱山従事者が大勢暮らす町だったと聞く。



郵便局はもとより小中学校、銭湯、医院、映画館まであったらしい。

と、思っていたが映画館ではなく、集会所で毎日曜に映画が上映されていたというのが正しかった。

このニッチツ鉱山については山里の記憶(2013.2.3)にたいへんていねいに紹介されていて、鉱山の話が面白かったのでよく覚えている。

道中いくつもトンネルがあり明るくきれいな新しいものに混じり内壁がデコボコの古いトンネルも結構残っていて

その古いものは川沿いに造られているので美しく景色の一部になっている


落合橋5:00まだ一台もいない ゆっくり腹ごしらえ

作業道の下山口を確認に行くとロープで封鎖してありきつい言葉で入るなとか引き返せとか

一応どんな様子か見ておきたかったので進入して少し上るともう一度警告

この道を下山道とすることは気が進まない

この道を下山道として登山計画書を提出したのだがこれはエスケープルートとし基本通り八丁尾根往復としようかな

しかし鎖場ですれ違いはいやだし一気に1時間半で下るのも魅力で中途半端な気持ちで出発

八丁峠までは樹林帯、峠が近くなるとしきりにカエルのような声が聞こえるが池があるとは思えない

しかも大量にいるようだ。セミかな?

エゾハルゼミだったらしい。

八丁峠から20分で最初の鎖。これから山頂の剣ヶ峰まで鎖が連続することになっている

はじめの内は鎖に頼らなくてもすむ程度なので余裕で写真を撮っていたがだんだんそんな余裕はなくなり

追いつく人に道を譲りひたすら真剣に慎重に登るがみんな割りと簡単に登っている

田中陽希が両手をひろげスイスイと口笛でも吹く感じで渡ったたいへん狭い岩の上はとても立って歩くことはできず、

這うように渡った。戸隠山がそうだったな。

ここまでアップダウンが激しく、ゴムでサポートしているのだが膝がかなり疲れた

東岳にはテーブルがあり道を譲った方たちが休憩中でザイル持参の男性と両神山談義をしている

その男性に作業道のことを尋ねると彼は落合橋から作業道を登ってきたそうで、

細いので注意が必要だが道ははっきりしていて通行に問題はないとのこと。

ここでピストンがぐらつき作業道で下山に傾く、登山地図には黒破線ではあるが道として掲載されてるし。

剣ヶ峰は満員でおにぎりとお茶で早々に出発

梵天尾根と産泰尾根分岐のテーブルも満員 通行止めのロープをくぐり梵天尾根へ

すぐにまたしてもロープをくぐり作業道へ入ると「通行禁止すぐもどれ」とまた警告

もしここで事故起こしたらと思うととてもいやな気分だが八丁尾根を下るより安全と思い強行した

確かに危険箇所はあったが慎重に通過すればそれほどでもなかったと思う

ネットではこの作業道のことはよく知られていて1時間から1時間半で下れるというので2時間みれば十分と思ったのだが

道は明瞭で迷うことはなくその心配は無用だったが一気に下る近道なのでとても急。

膝をかばい安全最優先のヨチヨチ歩きで約3時間かかってしまった

落合橋到着直前で単独の男性二人に追い抜かれ、私の下山後二人組の女性パーティーも下山したもようで

この道はやはり結構使われているようだ。

やっと見えた



落合橋5:37~6:37八丁峠~7:45行蔵峠~7:59西岳~10:04両神山10:25~(作業道)13:15落合橋

次は作業道を使わずまた行ってみたい、もちろん八丁尾根で。

小倉沢でニッチツの写真を撮り 大滝温泉会館で汗を流し  荒川 「にしき」でコーヒー  道の駅みなのでお土産

花園ICから渋滞に突入。三芳パーキングエリアまで1時間20分、そのごは順調で 8時に帰着  

で 行きは一般道 帰りは関越道 331.1km 27.17L 12.19km/L 

12キロ走ったのは初めてでちょっとうれしい。

 

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