雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

道外禁止

2023-12-12 21:50:05 | 国鉄貨車

 JR北海道のH100形に黄帯車ラッピングのが登場した様なので、それに便乗して、と言う訳ではありませんが。Tomixの北海道貨物セットにアソートされた無蓋車が、単に既存のトラ70000だったのが残念なので(間違ってはいないけどね…)、ここは木体の長トラが欲しいよね、と言う事で、甲府モデルのトラ6000ペーパーキットを組んで、黄帯車の(ロ)トラ16000にしてみました。組み立て前に缶スプレーのサーフェーサーを厚塗りし、シンナーで貼り合わせる工法を取りましたが、思ったより接着力が得られず、低粘度タイプの瞬間接着剤を染み込ませたり、試行錯誤しながら何とか形にしました。キットではアオリ戸受けが表現されていなかったので付けてみましたが、帯材をゼリー状瞬着でイモ付けしただけなので、強度的にはちょっと、ですね。やっぱり真鍮の方が楽だなー。慣れの問題もあるとは思いますが。レボリューションの各種標記と、くろま屋の黄帯インレタで賑やかなレタリングを表現し、パステルで強めにウェザリングし、石炭を盛り付けると、下手糞な組み立てで歪んでいるのと相俟って、晩年の草臥れた如何にも老朽車、と言うニュアンスにはなったかな?


結局こっちも

2023-11-23 23:45:57 | 国鉄貨車

 ワフ21000、こちらのばね釣り表現は1段リンクなのか2段リンクなのか微妙な中途半端な表現でしたが、結局こちらも黄帯を巻いてロワフ121000にしてしまいました。さて、これでワフは一段落、と思ったら、またワフ22000のキットが手付かずでもう1輌分出てきちゃいました。今度は黒1色で仕上げようかしら。

こんなのも見つけたのでやっています。M社からプラで出る、様ですが、部品流用のため一部実車と異なります、と云う決まり文句、多分ワキ1の足回り流用、と言う事で短くデフォルメ、でしょうか。さてこのキット、台車が河合のワムフ100からTR24を流用、と指定されていますが、そんなの今更あったっけ...無ければモデルアイコンのTR20でも履かせておこう(実車にもTR20に振り替えた例があり。例えば吹田のワキ701)、と考えつつゴソゴソ探し物していたら、3輌出てきました。


これも20年物

2023-11-11 23:38:04 | 国鉄貨車

 これも多分手を付けて、途中で飽きて放り出してそのまま...と言った案件。手を付けたときはまだ学生だったかも... ワフ22000の方はワールドの多分2代目の製品かな?ほぼ生地完状態だったので、少し修正して、ロストのばね釣り表現が1段リンクなのを好都合とばかりに、黄帯巻いてロワフ122000に仕立てるまでは速攻でした。一番手間取ったのはインレタの貼り付けかな。

ワフ21000の方は軸受けがホワイトメタルなので更に古い初代製品だと思います。屋根は2枚重ねで厚みを表現する方式で、この辺を綺麗に仕上げるのは少々難儀ですし、軸受は幅が狭くて付属の車輪だと車軸が長すぎて組み込むのが難しく、かといってKATOの短軸スポークだと緩くて直ぐ抜けてしまいます。帳尻合わせと転がり性能の向上を兼ねて、アルモデルの軸受メタルを組み込んで...今度は転がりが非常に悪い! 良く見たらKATOの車輪だとフランジが高すぎて床板に接触して擦っていました。新しいワフ22000の方は床板に予めフランジの逃げ穴を作ってあるので大丈夫です。プラ完成品も腰高にして逃げている非常に旧い製品を除けば、床板に逃げの凹みを作ってありますね。なのでこいつも同様に床板に穴をあけて逃げました。

さて仕上げにブレーキシリンダを取り付けて、と思ったら、先に仕上げたワフ122000の方の取り付け位置が左右逆になっているのが発覚してしまいました。元から開いている取付穴に何も考えずに取り付けてしまった様です。しっかり半田付けされているので、直すには塗装を剝がさないといけません。まあ気が向いた時に倒すことにしましょう。


変な貨車ばかり

2023-09-24 10:46:45 | 国鉄貨車

 仕掛かりでで放置されていた貨車が溜まってきたので、他の積みキットも合わせ、絶賛在庫整理中です。

タム9600量産車とかは、タンク体だけ完成させたは良いけど、台枠の部品を紛失してしまい、居間の片隅に10年以上放置されていたもの、最近になって別の探し物をしていたら出てきたので、積んであった試作車と一緒に一気に仕上げてしまいました。

20tLPタサと、25t液安タキが寸法上酷似するのに着目して、一部部品の選択でどちらでも作れるコンバージョンキットがある、と言う事は、Tomixのタキ18600を少し弄れば、タサ5400、5500,5700が比較的簡単に作れそうだな…と思案中。

重厚感溢れる3軸ボギーのアスファルト専用車。実車はこう見えても、後ろに写っているタ300より自重は軽いんですよね…

W社のキットって、手摺の取付穴が何であんなにガバガバなんでしょうか? 小さ過ぎる穴を拡げるのは簡単だけど、その逆はちょっと... ところで、ワキ9000の屋根Rがちょっと浅い気がしませんか? あとこのキット、インレタとかデカールの類は一切入っていないので、これも作成しなくては。


3Dプリント

2023-08-12 11:57:18 | 国鉄貨車

 買い込んだは良いけど、ずっと積んでおいた3Dプリントの貨車たち、取り敢えず組んで塗ってみました。数年前に出始めの頃のと、最近のを比べると、確実に進歩していることを実感します。最初の方のはペーパーモデルや木製ソリッドモデルの感覚だとすると、今のは少し昔のプラキットレベル位にはなっています。最初の頃のは肌をきれいに仕上げようとすると、細かいディテールは削り落とさざるを得ず、手摺や梯子はとにかくポキポキ折れるので、結局程々にしてサフ厚塗りで誤魔化しましたけど、最近のは特別な処理をしなくても、そこそこ見れるレベルになっているし、樹脂の強度も市販完成品のPAやPOMのインジェクションには敵わなくとも、PSやABS程度に近い感じです。ただ、台枠はスケール寸法だとフニャフニャなので、市販完成品程度には太くしてもらった方が…とは思いますが。

日本海縦貫線、と言うか新潟近辺中心のネタですな。インレタも作成しなくては。


記憶

2023-01-27 00:16:14 | 国鉄貨車

 T社の道外禁止黄帯貨車セットがそろそろ出る筈なので、そう言えばコム1のキットがどこかに仕舞い込んであった筈、とゴソゴソ探してみると、あった、と思って出てきたのが、あれ? 「コラ1」だったっけ? しかも新貨車工房のだったっけ? 買ったのもだいぶ前なので、何を買ったのかも記憶が曖昧になっています。でも、「コム1」もあった筈、と記憶を辿りながら更に探してみると、銘わぁくすのコム1が1つ出てきました。と言う事で、まずはコラの方から製作中。

 

並行して、これも製作中ですが、このブランドのキットはパーツ点数は多いのに、説明書に組立図が無いので、構成を理解するのに時間が掛かります。台枠の標記板取付穴の位置がエラーなので注意のこと。

床下の構成はこんなもので良いのかな? 液出し管は説明書ではφ3プラ棒で表現するように指示がありましたけど、手元に在庫が無かったので、真鍮パイプを加工して付けました。でも、晩年の実車写真を見ると、この液出し管は撤去されているっぽいですよね…


こんてにゃあ

2022-12-30 15:17:18 | 国鉄貨車

 そのネーミングやパッケージからも、トイライクな鉄道グッズの類、と思われそうなのですが…

で、パッケージはこんなの。余り鉄道模型っぽくないかな?

 

開封するとこんなの。パッケージの大きさに最適化された、スタッキング可能なランナーというのも斬新です。鉄道模型の板キットと言うと、薄い箱に入っているものが多いですが、輸送中の破損に対する耐性と言う意味では、こっちの方が合理的なのかも知れませんね。

ランナーからパーツを切り離し...

左右の側板を組む。ここで最後まで押し込まないのがコツかな。

 

これに妻板を差し込んでから、側板を最後まで押し込みます。何故かと言うと、先に左右側板を最後まで押し込んでしまうと、微妙な寸法の誤差で、妻板が入らなくなってしまうからです。

最後に天板を付けて完成。C11の方には四隅に角の生えた天板も付属していますが…

 

これは普通の天板と差し替えれば、二段積みにしてもズレない、と言う訳で。この天板は、C10にも使用可能です。

 

爪には他社コンテナと互換性があり、Tomix等のコキ車にも普通に積み付け出来ます。勿論C20やC35等の2種コンテナとの混載もOK。でも、裏の爪が5か所もありますね…

 

それは、2種12ft4個積みのコキ車(Tomix コキ5500や10000とか)に5個積むためのもので、両端の2個を車端側に寄せて積み、真ん中3個を付属のパーツで連結して積めば、この通り5個積めます。マイクロエースのチキ5000、コキ10000登場時にはそのまま5個積めますが、KATOのチキ5000、コキ5500は爪の幅が違うので積載不可です。

ナンバーはステッカーが入っていますが、リブの凹凸の上から貼ってもすぐ剥がれちゃいますよね…そのうちにサードパーティーで対応インレタが出そうですが。

こうやって見ていくと、最初受けた印象とは異なり、真面目に作られた製品で安心して買うことが出来ます。その一方で、先に紹介した4個積みコキ車で5個積み可能にしたり、塗色をわざとバラツキを持たせ褪色の個体差を表現したり、C11の標記を2種類入れたり、先行メーカーにはない工夫があり楽しめる製品ではないでしょうか。今後の展開も楽しみではあります。


今度はこんなの

2021-03-14 00:03:21 | 国鉄貨車

 Tomix45周年記念企画で、タキ3000米タンが出るようで、ようやっとこの系統のタンク車も現代水準でのスケールモデルが出ると期待です。ドラム缶ドームは米タン以外では少数派なので、国鉄所有車を含む3055以前の側梁省略タイプや、タム500やタキ1400等の派生形式への応用では利用価値はあるものの、やはり通常ドーム型のも欲しいですね。

 

米タンと言えば、こんなのもありましたね。「軽油」だと化成品標記は「燃30」じゃないのか?というツッコミは置いといて、他には「ジェット」とか「ブラック」とかも存在していた様ですが、実際に見たことはありません。車番前の▲マークを知っているのも、最早オッサンの域に入っているんでしょう。


これを持ち出したからには

2020-05-09 10:09:04 | 国鉄貨車

 有井のタキ18600の上物とアシェットのタキ25000の足回りを合成したタキ18600初期車、これがあるからには、別府のDB201とハフをやらねばな…と思っているのですが。

組んでしまってから、日本化成所有のタキ18600第一ロットには、運用表示板が付いていることを思い出し、あとLPタンク車には無いけど液安にはある緊急遮断弁カバーを付け忘れていたので、これも追加しました。


折角ずっと家にいるのに

2020-05-06 14:45:50 | 国鉄貨車

ステイホーム中で仕掛品消化モード全開、と意気込んでは見たものの、やはり中途半端なまま長期休暇ももう終わりです。ちょっと気分転換に、数年前にシンナープールで剥がしたきりで放置されていたタキ18600他を塗装して、デカール(昔、即売会で売るレジンキットに添付するために友人に作ってもらった余り)を貼ってみました。20年物なので、白ベースだと少し黄ばんでいるのが判りますね。