硫酸タキ車のインレタ、データにいろいろと問題があったので、ワールドの太いタンク体の5750の分のみ先に試作してみることに。国鉄車体標記のフリーフォントもあるけど、流石に「濃硫酸及び発煙硫酸専用」とか、「太郎代駅常備」とか出せないもんなー。
インレタの製作料金は面積で決まるので、どうせならとあれこれ詰め込んだら、データがえらく重くなってしまい処理速度が激遅になってしまうし、svgファイルからpdfに直接落とせないと散々です。更にこれにまだ島の電車その他のも入れようとしているのに…
「電車から見えるなら、当然上に登れば電車が見えるよね?」と山腹の岩肌にへばりつく様に立ち並ぶ神社の社殿群。
下から見ると…結構高低差あるぞ?本当に登るのか?
全部で700段位ある石段をひたすら登ります。機材を抱えて上るのは正直かなりハードです。
あとちょっと、と言う所で、休憩所と露店があったので、ここで一休み。いい加減疲れたし、もう帰ろうかな、と思いましたが。
でも折角なので一番上の本殿まで登り切りました。で、結論から言うと、電車は一応見えますが、天候がクリアじゃなかったので撮っても訳分からん絵になるだけです。社殿は線路のほぼ北側にあるので、当然終日ほぼ逆光、尚更霞の影響を大きく受けるので、余程クリアな晴天じゃないと撮影には不向きです。今回はレンズを200mmまでしか持って来てませんでしたが、線路からの距離がかなりあるので300mm以上欲しいかな?
結局、神社にお参りする(正確には今年3回目!なので「初詣」じゃないですね)為に上ったようなものです。ま、良いか?
島の電車のレタリングやるんだったら、ちょっとだけじゃインレタ制作代が勿体ないので、ついでに他の仕掛品分含め色々と盛り込んじゃえ、と始めては見ましたが、この手のソフトは仕事で旧いイラストレーターをほんのちょっと使ったことがあるだけなので悪戦苦闘中、写真からのトレースは、当然ですが元の画像が鮮明でないと上手く行きませんね。本の写真からだと印刷のドットが目立ってしまい使い物になりません。元ネタが本しか無い場合は、手描きでトレースした原稿をスキャンした方が早そうです。
少し前だったら、この手の物はそんなに精細度を求めないのであれば、MDプリンタでクリアデカールにとお手軽に出来たのですが、現在は白やメタリック色を印刷できるコンシューマー向けプリンタが存在しないので、皆さんインクジェットで何とかしようとしたり、いろいろ苦労されているようですね。
今やっているのは酸類を中心とした化成品系私有タンク車の各種表記、車種選定は一部のウケ狙いで地域的に偏っています。誰か「サン化学」「日東硫曹」「新潟硫酸」の社章、社名標記が鮮明な写真をお持ちではないでしょうか?