Ⅶの3
(3)お父様の願いは如何に? 破格的なお父様による人事 - 亨進様を世界会長に
2008年 4月16日 破格的なお父様による人事 - 亨進様を世界会長に任命
2008年3月23日に顯進様がお父様に手紙を送られてしばらくした4月16日、お父様による破格の人事が発表されました。それは真の父母の日から10日後の訓読会の時でした。お父様が青天の霹靂のように発表された人事とは7男の亨進様を世界平和統一家庭連合の世界会長とするというものでした。
亨進様に期待されたお父様 亨進様の世界会長人事
それから2日後の2008年4月18日、お父様は亨進様を世界平和統一家庭連合の世界会長に任命する就任式を行われました。お父様がなぜこの時期にこのような亨進様に対して破格的な人事をされたのでしょうか?
3月23日の顯進様が真のお父様に送られた手紙を見ると、その当時顯進様が進める超宗教平和運動に様々な妨害や中傷が起こり始めていたことが汲み取れます。真のお父様は2013年1月13日に定められた基元節の勝利を為すためには、どうしても顯進様に任せた超宗教平和運動を通して世界のトップリーダーを連結することが不可欠でした。また、そのためにも世界平和統一家庭連合をはじめとした関連組織の全面的なバックアップが無ければならないこともよくご存じでした。ところが家庭連合の幹部の中には、顯進様の活躍を好ましく思わない勢力が少なからず存在していることも当然ご理解だったでしょう。それはかつてIMF危機の時にこともあろうに教会組織内部の人間たちが当時お父様から任されていた重責を担っていた顯進様の岳父である郭錠煥会長を讒訴して国に訴えるという事件がありました。幸いこの時は、郭会長は資金の私的流用などの事実は一切なく、潔白が証明されましたが、この時に郭会長を貶めようとした幹部たちのことを真のお父様が「全羅道の輩」と叱責されたことがありました。
長らく教会の最高権力をめぐって、顯進様とその岳父の郭会長が真のお父様から重用されることを好ましく思っていない勢力があったことは事実です。実際にその後、教会権力の中枢を握り、顯進様を摂理現場から追放する試みを為していく中心勢力は、真のお父様がIMFの時に「全羅道の輩」と叱責した、主に全羅道出身者を中心とした閥勢力でした。
彼らは207~2008年にかけて華々しく展開されている顯進様の超宗教平和運動が軌道に乗り、顯進様の真のお父様の後継構造が完全に確定して行けば、もはや自分たちが教会の中枢で教権を恣にすることは出来なくなると考えたのは当然のことだと思います。
そういう彼らの邪な思いや行動が随所で露呈してきていたのです。そういう動きがあることを知って、彼らの行動を回避できる人物は7男の亨進様しかないと確信して、亨進様を世界平和統一家庭連合の世界会長の座に座らせたのだと思います。
ですから、この時世界会長に任命された亨進様の使命は極めて重大でした。兄である顯進様の成功を好ましく思わない教会幹部を収めて、真の家庭が一つになり、全ての祝福家庭が一つになって顯進様が進める超宗教平和運動の推進を全面的にバックアップしておくことが願われていたのです。
ところが残念ながら亨進様がその後取って行く行動は、そのようなお父様の願いにこたえるのではなく、顯進様の勝利を好ましく思わない勢力の意図に完全に答える立場で世界会長の職権を乱用して行くことになるのです。
2008年4月18日 亨進様世界会長就任式
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