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マシュー・マックリン対ヨリ・ボーイ・カンパス(2008/03/22)

2008-03-29 10:23:56 | ボクシング
ミドル級10回戦

先週末アイルランドで行われた試合です。
英国のマシュー・マックリン選手(Matthew Macklin)が元世界王者のヨリ・ボーイ・カンパス選手(Luis Ramon Campas)とのテストマッチに10回判定勝ちしています。(98-95)

メキシコの超ベテラン、カンパス選手が先月のフィンランドでの試合に続き欧州でホープの相手を務めています。
マックリン選手は、以前同国人のジェイミー・ムーア選手との大激闘の末に10回KOで敗れた試合が印象深い25歳。この時はノックアウトされた後もしばらくリングに倒れたままで(記憶が曖昧なので違うかも)その後どうなったか心配したものですが、ムーア選手との試合に敗れてからこの日の勝利で4連勝となっています。

マックリン選手はガードが低めなことを除けば非常にオーソドックスなスタイルを持つ選手。よく動く足を駆使しながらシャープなジャブ、右ストレートで試合を組み立てるアウトボクシングの選手。
アウトボクシングとは言うものの、強く踏み込むパンチを多用する攻撃的なもので、またカンパス選手に右ストレートを決められれば右ストレートを返し、ボディを打たれればボディを返すなど、闘志を前面に出す戦いを見せる選手です。
特に試合序盤、マックリン選手のその闘志が出すぎな感じも見られ一進一退の攻防が続いた中、英国人の鋭く強いジャブが非常に有効に見えた試合でした。
カンパス選手も得意の接近戦になかなか持ち込めないものの、強いボディブローや右ストレートを度々見せ、お互いの持ち味を出し合う熱戦でした。

レフェリー1人の採点によって決した試合結果でしたが、採点方式が違えば(試合が行われた場所や複数人によるジャッジなど)違う結果もありえたクロスファイトだったようにも感じました。わたくしめのドシロート採点は95-95。

マックリン選手は21勝(16KO)2敗。カンパス選手は91勝(73KO)12敗。


Macklin outpoints Campas!
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