ミドル級10回戦
元欧州ミドル級王者のフィンランド人、アミン・アシカイネン選手(Amin Asikainen)が元世界王者の超ベテラン、ヨリ・ボーイ・カンパス選手(Luis Ramon Campas)に7回ストップ勝ちしています。
アシカイネン選手の地元フィンランドのヘルシンキで行われた一戦。
いつものようにじわりじわりとプレスを掛けてくるカンパス選手に対しがっちりとガードを固めながらサークリングし距離を保とうとするアシカイネン選手。
ジャブがほとんど見られず、右ストレート、左フックをカンパス選手の入りに合わせ、中に入られるとクリンチという戦いは、立ち上がりこそ有効だったものの徐々にカンパス選手に追い詰められていきました。
カンパス選手の接近戦でのボディを織り交ぜたコンビネーションがアシカイネン選手を捉える場面が回を追うごとに増えてゆき、4回には右ストレートを痛打され動きが止まりかけるなどアシカイネン選手にとっては苦しい流れでした。
しかし、この苦しくなった場面になって出し始めたアシカイネン選手の左ジャブがペースを変えていきました。
苦しい状況なのは変わらずとも、出せばよく当たるこのジャブで徐々にリズムを取り戻していったアシカイネン選手。7回に右ストレートからチャンスを掴み、フラフラとロープまで力なく後退したカンパス選手に連打を集めた場面でのストップでした。
やや早いかなとも思えたストップでしたが、アシカイネン選手の攻撃の前にカンパス選手は反撃の手を出せずにいたので、この判断は妥当なものでしょう。
アシカイネン選手は24勝(16KO)1敗。カンパス選手は91勝(73KO)11敗。
Asikainen stops Campas
Asikainen stops Yory Boy!
ヨリ・ボーイ・カンパス対フェルナンド・ベラ(2007/11/30)
ヨリ・ボーイ・カンパス対ニト・ブラボー(2007/08/31)
エロモセレ・アルバート対ヨリ・ボーイ・カンパス(2007/05/02)
元欧州ミドル級王者のフィンランド人、アミン・アシカイネン選手(Amin Asikainen)が元世界王者の超ベテラン、ヨリ・ボーイ・カンパス選手(Luis Ramon Campas)に7回ストップ勝ちしています。
アシカイネン選手の地元フィンランドのヘルシンキで行われた一戦。
いつものようにじわりじわりとプレスを掛けてくるカンパス選手に対しがっちりとガードを固めながらサークリングし距離を保とうとするアシカイネン選手。
ジャブがほとんど見られず、右ストレート、左フックをカンパス選手の入りに合わせ、中に入られるとクリンチという戦いは、立ち上がりこそ有効だったものの徐々にカンパス選手に追い詰められていきました。
カンパス選手の接近戦でのボディを織り交ぜたコンビネーションがアシカイネン選手を捉える場面が回を追うごとに増えてゆき、4回には右ストレートを痛打され動きが止まりかけるなどアシカイネン選手にとっては苦しい流れでした。
しかし、この苦しくなった場面になって出し始めたアシカイネン選手の左ジャブがペースを変えていきました。
苦しい状況なのは変わらずとも、出せばよく当たるこのジャブで徐々にリズムを取り戻していったアシカイネン選手。7回に右ストレートからチャンスを掴み、フラフラとロープまで力なく後退したカンパス選手に連打を集めた場面でのストップでした。
やや早いかなとも思えたストップでしたが、アシカイネン選手の攻撃の前にカンパス選手は反撃の手を出せずにいたので、この判断は妥当なものでしょう。
アシカイネン選手は24勝(16KO)1敗。カンパス選手は91勝(73KO)11敗。
Asikainen stops Campas
Asikainen stops Yory Boy!
ヨリ・ボーイ・カンパス対フェルナンド・ベラ(2007/11/30)
ヨリ・ボーイ・カンパス対ニト・ブラボー(2007/08/31)
エロモセレ・アルバート対ヨリ・ボーイ・カンパス(2007/05/02)
佐藤とか江口とか鈴木もいつかこういう選手と戦って筋金入れてもらって欲しいです。
ホリフィールド対ホームズ戦のアンダーカードに登場し歓喜したのが、調べてみたら1992年の6月。
もう16年近く前の事なんですねぇw
キャリアのピークはとうに過ぎ去った今も一定のレベルを維持しつつ戦い続けるカンパス選手のようなボクサーこそ真の強者と言えるのではないでしょうか。
今回はフィンランドまで出かけていったカンパス選手を本気で呼べば日本にだって来てくれると思うんですが、そういった気概を持つジムが日本にはありそうに無いのが残念でもあります。
カンパス選手には身体をいたわりつつキャリア100勝目まで頑張ってもらいたいと応援しています。
そこまでハイレベルな選手ではなかったけど頑丈さはホルへカストロ並みですね。
人生全てボクサーな男ですね。
>カンパス
ヘビー級戦の前座ではじめて見たときは、確かにちょっとがっかりした覚えがありますw
カストロ選手も交通事故から再起したり、本当頑丈ですよねえ
二人とも結構パンチもらう選手なのにこの息の長さ。
同じ人間とは思えないですねw
>ホルト
最初に負けた試合(初回KO負け)を見てもわかるように、決して打たれ強くは無いので慎重になるのはわかるんですけどねえ、、
>マルティロシャン
まだ21才の若さに期待大です。
ムニョス選手はスーパーミドル級でも戦っていた選手なのでパワーの差が心配でもあったのですが、全然問題にしませんでしたね。
>ダルチニアン
以前よりもより力んでいるように見えるのは、相手が大きくなった事でパワーの差で押し込めなくなっているからなんでしょうかね?
ドネール選手も本来上の階級の選手でしたし、傍から見ている以上にダルチニアン選手本人がパワーの壁みたいなものを感じているのでは?
とか妄想してしまいます