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ダニー・ガルシア対ケンドール・ホルト(2011/10/15)

2011-10-19 20:23:17 | ボクシング

NABOスーパーライト級王座決定戦

23歳のスーパーライト級ホープ、ダニー・ガルシア選手(Danny Garcia)と30歳の元世界王者ケンドール・ホルト選手(Kendall Holt)との間で荒らそ合われた空位の王座決定戦は米国カリフォルニア州で行われ、ガルシア選手が12回2-1判定で勝利して新王者の座に就いた一戦でした。(体格比較)

ホルト選手の素晴らしい右ストレート、左フックのコンビネーションがガルシア選手の顔面をキャッチした初回。ホルト選手のスピードに乗ったシャープな左右の切れ味は見事なものだったのですが、その鋭く強い攻撃に見舞われながらもほとんど怯んだ様子を見せないガルシア選手が返す右フック、左フックが徐々に試合のペースを引き寄せていきます。
3回にはガルシア選手の右でホルト選手の足元を揺らし、6回には強烈な右フック、ボディへの左アッパーで元王者の動きを止める場面を演出。この間もホルト選手のシャープな攻撃がガルシア選手を襲う場面は続いていたのですが、ホルト選手の攻撃を食っても全然動きにその影響を感じさせないガルシア選手に対し、少しづつ確実にダメージを蓄積させていったホルト選手。
11回にはガルシア選手の左フック、右フックを次々に食ってグロッキーに陥る場面もあったホルト選手が最後は完全に差を付けられた末の敗北を喫した、と私には見えた試合でした。

公式のスコアは117-111ガルシアが2人、115-113ホルトが1人というスプリット。シロート採点118-112ガルシア。

CompuBox Stats: Garcia-Holt

Powerpunches


ガルシア選手は22勝(15KO)。ホルト選手は27勝(15KO)5敗。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2011-10-25 15:57:22
何時見てもホルトのパンチはスピード、キレどちらも素晴らしいなぁ
好きな選手なのでまだまだ頑張ってほしい
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Unknown (Unknown)
2011-10-30 19:07:20
ホルトはセンス、キレともに抜群のものを持ってはいるのですが、いかんせんカウンターを狙いすぎるあまり手数が少なくなる嫌いがあるんですよねぇ。
トーレス、ブラッドリー、マブザ、このガルシアといずれも積極的な選手相手には手数の少なさを衝かれてポインと失ってしまったり、そのままKOされてしまったりという敗北パターンが出来つつありますね。
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Unknown (管理人)
2011-11-05 21:12:00
>Unknownさん
ホルトはまだまだ実力ありますし老けこむ年齢じゃないとも思うんですがね。
一発の威力を持つ選手なので今後何かをやらかす可能性はまだあると思ってます。

>Unknownさん
この選手はメンタルがあまりボクシングに向いてないような気が昔からします。
そこが昔は見ていてイライラしたりもしましたが、見続けるうちにそれもこの人の味なのかと思えるようになってきました。
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