box観戦記録

100%自分用のリストです

コット対マルガリート直前情報

2008-07-26 12:21:31 | 展望・直前情報
全階級を通じて最もハイレベルとも思える現在のウェルター級。その頂点を決する最終決戦の大一番、WBAウェルター級王者ミゲル・コット選手に前IBF王者(元WBO王者)のアントニオ・マルガリート選手が挑む注目の試合が目前に迫っています。

前日計量は共にリミットいっぱいの147でパス。


Cotto, Margarito both 147!
Cotto vs. Margarito Weigh-In



マルガリート選手に2度敗れているカーミット・シントロン選手は、マルガリート選手のスピードの無さを認めつつ彼の高いディフェンス能力と強靭なアゴを指摘。
マルガリート選手に勝利した現WBO王者のポール・ウイリアムス選手は、どちらが試合をコントロールするかが鍵だ。(Through the Ropes Recap!)

How many low blows will Cotto give Margarito?
コットは何発ローブローをマルガリに打ち込むか?

SecondsOut Team Pick Cotto vs. Margarito
Analysis: Cotto-Margarito
FIGHTHYPE PREDICTIONS: COTTO VS. MARGARITO
海外の展望記事を見るとコット選手有利との見方が多い感じです。




両者激しく打ち合った末にマルガリ選手がガタイを生かした分厚い攻めで無敗のコット選手をボッコボコに打ちのめす、ってのがわたくしの見たい展開なんですが(コット選手が嫌いなわけではありませんw)恐らくコット選手はマルガリ選手とのミックスアップは避けるのではないでしょうか?
意外(?)にうまく効果的なジャブを打つコット選手が慎重に出入りしながらのアウトボックスでマルガリ選手のプレスを空転させ続け、際どい判定でのコット選手の勝利、ってのが一番ありそうな流れに思えます。

ポール・ウイリアムス選手に敗れた試合の反省から、立ち上がりからガンガン飛ばすようになったマルガリ選手のスタートにまずは注目してみたいです。序盤でペースを握る、あるいはダメージを与えることができればマルガリ選手の勝利の確率はグッと跳ね上がる事でしょう。
変わる事の無いであろうマルガリート選手のスタイルに対し、状況に応じて大きくフットワークを使った戦いなど、逃げとも取れる戦法も躊躇する事無く使うコット選手。このあたりのコット選手のズルさしたたかさみたいなものがより前面に出る展開はあまり見たくないのですが、戦術の幅の多さが最終的に結果を左右するのかもしれません。

ウェルター級の頂点を決める好カード。クリーンでフェアな熱戦になる事に期待したいです。

ミゲル・コット対アルフォンソ・ゴメス(2008/04/12)
ミゲル・コット対シェーン・モズリー(2007/11/10)
ミゲル・コット対ザブ・ジュダー(2007/06/09)
ミゲル・コット対オクタイ・ウルカル(2007/03/03)
ミゲル・コット対カルロス・キンタナ(2006/12/02)
カーミット・シントロン対アントニオ・マルガリート(2008/04/12)
アントニオ・マルガリート対ゴールデン・ジョンソン(2007/11/10)
アントニオ・マルガリート対ポール・ウィリアムズ(2007/07/14)
アントニオ・マルガリート対ジョシュア・クロッティ(2006/12/02)

コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジェフ・レイシー対エピファ... | トップ | ミゲル・コット対アントニオ... »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (nora)
2008-07-26 13:19:00
きましたね~。僕としてはマルガリもコットも好きなんで勝つ分にはどっちでもいいんですけど、負けるのはどっちも嫌です。日本語おかしいですかね
返信する
Unknown (Ike Quarty)
2008-07-26 13:43:11
最近ヘビー級を中心に試合延期が多かったので、両選手とも怪我無く計量まで終わってホッとした気分です。
個人的な趣味ではマルガリートに勝って欲しいですが、管理人さんの言うとおり歴戦を経てコットの戦術は広がっているのでコット有利は否めないでしょうね。マルガリートは基本的に打ち合いに勝機を見出すしかありませんが、その打ち合いでもボディブローとディフェンス力の差でコットが勝ってしまうかもしれませんね。
返信する
Unknown (徳川家康)
2008-07-26 14:08:35
強者同士の対決は本当に楽しみでワクワクします。
コットは対ジュダーやモズリー戦でも意外にスピード負けしてなかったですもんね。
両者のスピード差はどの程度なのか・・・しかし、体格(リーチ)が有る上にタフにプレスを掛けてくるマルガリートも脅威ですよね。私もコットのローブローが心配です。ちょっとだけマルガリートを応援したい気持ちかな~。
返信する
Unknown (管理人)
2008-07-26 18:09:38
>noraさん
今後の事を考えると無敗のコット選手に生き残ってもらってメイ選手を引っ張り出す、てな展開に期待したいところではあります。

>Ike Quartyさん
動くコット選手を捕まえ切れずにずるずるとポイントを失い続けた末、終わってみれば大差判定でコット選手の勝利。
てな展開になりそうな不安が膨らんでいますw
ただコット選手のパワーとスピードでマルガリ選手のプレスをかわし跳ね返し続ける事は難しいような気もします。
マルガリ選手に何度か訪れるであろうチャンスを逃さずに生かす事ができるか否かに注目しています。

>徳川家康さん
記事にも貼りましたが、海外ファンの間でもコット選手のローブローに注目が集まっているという事実に笑ってしまいました。
コット選手のピンチでの低打が故意なのか偶然なのかはわかりませんが、故意だと仮定するとそのなりふり構わない姿勢ってのはコット選手の強さのうちに占める重要な要素の一つなのかも、とか感じたりもしてます。
返信する
Unknown (プクー)
2008-07-26 22:06:27
コットは申し分ない実績と強さですがたしかにいつもローブローが自然にミックスされていますね。圧倒的な圧力、体力でマルガリートが勝つかスピードでコットが差をみせつけるかというところだとおもいますが、今回ばかりはマルガリートに肩入れします。
返信する
Unknown (ボウ)
2008-07-27 00:11:52
コットが勝つだろう 彼は現代最高のダーティーファイターだ ピンチになったら強烈なローブローで相手にダメージお与えるだろう ジュダー戦でも2回のすごいローブローで相手の戦力完全に奪いましたからね 今回もピンチになったら必ずやってきますよ
返信する
Unknown (管理人)
2008-07-27 13:52:21
結果でましたが、ここでは一応触れません。

>プクーさん
良い試合でした。
試合を見てしまったのでこれ以上のことは言えませんw

>ボウさん
とりあえずローブローは無かったです。クリーンな良い試合でした。
返信する
Unknown (マカオ)
2008-07-28 11:02:07
>マルガリート選手に2度敗れているカーミット・シントロン選手は、マルガリート選手のスピードの無さを認めつつ彼の高いディフェンス能力と強靭なアゴを指摘。

本当にそのとうりでしたね。
返信する
Unknown (管理人)
2008-07-28 17:32:14
>マカオさん
シントロン選手はこのインタビュー時に「マルガリ選手が勝てば少しは俺の地位の挽回にもなるかも」とかジョーク気味に述べていました。
コット対シントロンてのも面白そうですね。
返信する
Unknown (マカオ)
2008-07-29 10:56:35
お返事ありがとうございます。シントロンあんまり巧くないんですが自分の中ではマクラレン級の彼の殺人パンチがなぜかマルガリだけ通じないんで頑丈さは半端ねぇとおもっていたんですがやっぱ半端なかったです。
返信する

コメントを投稿

展望・直前情報」カテゴリの最新記事