box観戦記録

100%自分用のリストです

アレキサンダー・アレクセーエフ対ケンドリック・レレフォード(2009/07/04)

2009-07-24 18:32:39 | ボクシング
クルーザー級10回戦

3週間前のチェンバース対ディミトレンコ戦のアンダーカードで行われた試合は、ロシアの元トップアマ、アレキサンダー・アレクセーエフ選手(Alexander Alexeev)が米国からのケンドリック・レレフォード選手(Kendrick Releford)に3回終了TKOで勝利した一戦でした。

非常に完成度の高いパフォーマンスを連発し、プロでも世界王者間違いなしと思われていたアレクセーエフ選手がよもやのストップ負けで初の世界挑戦に失敗したのが今年1月。5月に再起してこの日が再起2戦目のリングでしたが、レレフォード選手が思いの外良い選手でアレクセーエフ選手がクリーンヒットを度々浴びる予想外の展開でした。
サウスポーのアレクセーエフ選手がじりじりとプレスをかけて右のジャブ、左ストレートで攻めていくのですが、ハンドスピードがあって正確なレレフォード選手の右ストレート、左ジャブを綺麗に当てられるロシア人。
米国人の速いパンチに反応できない感じでまともにクリーンに当てられるアレクセーエフ選手の姿が非常に意外でした。ただ綺麗にパンチを当てられながらも全く怯んだ様子を見せずに淡々と攻めるアレクセーエフ選手。
相手の右ストレートに右フックを合い打ちで合わせるなど、レレフォード選手のパンチに全く脅威を感じてない様子を見ると米国人のパンチは見た目異常の効果は無かったのかもしれません。(3回に右フックでアレクセーエフ選手が一瞬よろめく場面はありましたが)
3回終了後にレレフォード選手がギブアップして試合は終わっています。

初回にカットした瞼の傷が悪化してのギブアップだったのでしょうか?ちと唐突な最後に感じました。ペース自体は終始アレクセーエフ選手が握っていた試合でしたが、上述の通り度々良いパンチをヒットさせていただけに解せないレレフォード選手のギブアップ劇でした。

アレクセーエフエ選手は18勝(16KO)1敗。レレフォード選手は20勝(10KO)13敗2分。

試合動画(megavideo)

アレキサンダー・アレキセーエフ対ビクトル・ラミレス(2009/01/17)
アレキサンダー・アレクセーエフ対ロブ・キャロウェイ(2008/09/27)
アレキサンダー・アレキセーエフ対ルイス・アジーレ(2008/05/31)
アレキサンダー・アレクセーエフ対タルマジ・フリフィス(2008/02/22)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (やまも)
2009-07-24 21:15:13
アレクセーエフ選手は少し攻撃のバリエーションが少ないなと思いましたがきれいなボクシングをしますね。右からのワンツーの攻撃は近年引退した名王者レノックスルイスのワンツーとかぶって見えました。あと前々から思っていたのですが、アレクセーエフ選手の顔は若かりし頃のビタリクリチコ選手に少し似ているなと思うました。
返信する
Unknown (管理人)
2009-07-25 19:19:12
>やまもさん
右と左の違いがありますが、体格を生かしたストレートパンチという意味ではルイスと似ている部分もあるかもです。
この日は気のせいか身体が緩めに見えましたし以前ほどのスピード感も感じられませんでした。
まあ毎試合絶好調と言うわけにもいかないんでしょうが。
返信する

コメントを投稿