アレキサンダー・アレクセーエフ対タルマジ・フリフィス(2008/02/22)

WBOインタコンチネンタル・クルーザー級タイトルマッチ

26歳のロシア人クルーザー級ホープ、アレキサンダー・アレクセーエフ選手(Alexander Alexeev)がタルマジ・グリフィス選手(Talmadge Griffis)に2回終了TKOで圧勝しています。

アマチュアで、世界選手権03年銀、05年金、04年のヨーロッパ選手権金、04年五輪出場などの輝かしいキャリアを誇るアレクセーエフ選手はアマ出身らしい整ったフォームのサウスポー。
ガードが低めで上体が突っ立ち気味に感じましたが、大振りせずに放つパンチは非常に正確で、また強いものに見えました。
立ち上がりから正確な左ストレートで優位に立ち、このパンチでこの回2度のダウンを奪い、続く2回終了間際にも正確な連打を浴びせていたアレクセーエフ選手。
グリフィン選手が3回開始に応じず試合は終了しています。

アマでは常にオドラニエル・ソリス選手の壁に阻まれていたアレクセーエフ選手。
(03年の世界選手権決勝で敗れた相手、五輪1回戦で敗れた相手はいずれもソリス選手＋05年の世界選手権で優勝した時はソリス選手はスーパーヘビー級に転級して不在）
この日の１試合しか見ていませんが、なかなか期待しても良さそうです。

アレクセーエフ選手は14勝(13KO)。グリフィス選手は24勝(16KO)8敗3分。

チャズ・ウィザスプーン対タルマジ・グリフィス(2007/07/27)